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「二十五、二十一」「ラケット少年団」のライジングスター、チェ・ヒョヌクさん初来日インタビュー【韓国エンタメ】

「二十五、二十一」「ラケット少年団」「復讐代行人〜模範タクシー〜」「智異山<チリサン>(原題)」と話題作での演技で頭角を表して来たライジングスター、チェ・ヒョヌクさん。2019年にウェブドラマ「リアル:タイム:ラブ」でデビューした2002年生まれの注目株の俳優です。公式初来日を果たしたファンミーティングの前日に、お話をうかがうことができました。ファンミーティングも盛況で、青春真っ只中、前向きで誠実な初々しさの塊のヒョヌクさんに魅了されるファンの熱気に包まれました。
韓国俳優
●「二十五、二十一」では同級生を演じた俳優の中で最年少でしたが、高校生にいちばん近かったこともあり皆に頼りにされたそうですね。いちばんお気に入りのシーンはどこですか?(同級生ヒド役・主演のキム・テリさんは31歳でした!)

ーヒドがアジトに閉じ込められた時にスンワンと僕とイジンさんがヒドを助けに行くシーンです。スンワンと僕がオバケの話をしながら降りていき、僕が転んだりしながら走っていくシーンで、僕が面白く撮れていて何度も繰り返し観ました。自分の姿にとても満足しましたし、とても面白いシーンだったのではないかと思います。

●「二十五、二十一」の制作発表会で話題に上がった、ユリム役のボナさんに伝授したという、汗をかいてもきれいに見える方法が気になります。

ーなぜかそういう話になったのですが、メイクに関連した部分なので、皆さんの没入度が低くなるかもしれません。ちょっとしたノウハウで……面白いエピソードでした。実のところを言えば、きれいに汗を流す方法は結局僕もよくわからないんですよ(笑)

●「ラケット少年団」はスポーツものということで、ジャンルは違いますが、小学校4年生から高校1年生まで野球を長く練習していた経験が生きましたか?

ー野球とバドミントンとは投球するモーションが似ているため、少し容易に早く習得できるポイントになったかと思います。僕にとっては野球がとても助けになりました。

●「復讐代行人〜模範タクシー〜」では悪役を演じ、”成長する機会”とSNSでコメントされてましたが、いちばん印象的だったことは?

ー「復讐代行人〜模範タクシー〜」が初の地上波デビューだったので、ある意味僕にとっては第一歩でもあり、それまではウェブドラマに出演していたため同級生やお兄さんやお姉さんたちと撮影していましたが、この作品では先輩方と撮影するシーンが多かったのでとてもたくさんの事を学びました。イ・ジェフン先輩が一緒に演技をしながら、沢山話をしてくださり、良い話もしてくださったのでとても記憶に残っています。

●演技の面白いところはどんなところにありますか?

ー撮影の時に台本がありますよね。たまに本当にキャラクターに没入すると、その状況に合ったアドリブや台本にない無意識に出るセリフを言った時に、撮影が終わってから、そういう部分が楽しく新しく感じられたり、自分の限界を少しずつ引き上げながら演技する姿自体が僕にとっては魅力的で楽しく感じます。

●憧れの俳優はいますか?

ーその時々で変わっていきます。最近ではユ・アイン先輩を尊敬しています。ユ・アイン先輩の自由な演技が僕にとっては大きく心に響きました。

●嬉しい褒め言葉は?

ー褒め言葉は全部嬉しいですが(笑) 目の話をよく聞きます。目が深い、演技的に目で表現できるものが多いと聞いた時、俳優としてとても嬉しいです。

●ご自身が推す、最大の魅力、長所は?

ー人によって異なりますが、僕が考えるには習得力です。僕は習得が早い方です。そのため、キャッチするのも早いですし、そういう部分が魅力であり長所ではないかと思います。

●苦手なことはありますか?

ー苦手なことはないですが、若いのですべてにおいて「挑戦精神」があるため、最近は学びたいことが多く、苦手なこともやってみるスタイルです。
韓国俳優
●ファッションに興味があるようですが、どんなスタイルが好きですか?

ー特に何かひとつに決まってはいません。ファッションはとても好きですが、まだ僕の体型やスタイルを見ながら探している段階です。今も探していて、最近では楽な服装が好きです。

●気になるデザイナーはいますか?

ーそれもまだ。誰か1人というわけではなく、はっきり決まっているというよりは、好きなデザイナーがその都度変わるので。

●演じてみたい役はありますか?

ー僕の性格とは反対のキャラクターと出会いたいです。それだけでなく、毎回新たなアプローチをしたいです。人々に見える部分もそうですし、限界という部分でもそうです。そのため、毎回違う役を演じることにワクワクします。

●特に演じてみたい作品のジャンルは?

ー最近ひとつ願いがかないました。やりたかったジャンルにアクションがあったのですが、最近撮影を終えた作品でアクションをしました。楽しく撮影できました。

●ドラマのタイトルは何ですか?

ー11月公開予定で、10月に釜山国際映画祭で公開されるWavveオリジナルドラマの「弱いヒーロー」というOTT(配信)ドラマです。

●好きな映画やドラマはありますか?

ーたくさんあります。最近Netflixオリジナル映画『ドント・ルック・アップ』という映画を観ました。いちばん好きな映画になりそうな映画でした。ブラックコメディなのですが、僕としてはただのコメディよりはブラックコメディの方が少し難しい部分があると思うのですが、とても素敵な先輩俳優方がその作品に出ていて、演技もとても楽しく観ましたし、映画の素材も現実にありそうな内容でとても没頭して観ました。

●プレイリスト上位のよく聴くアーティストは?

ー好きなアーティストは、最近ハマったThe Weekndという歌手や、KpopではNewJeansというグループの歌にハマっています。

●New Jeansは10月に日本に来ますね。

ー本当ですか?僕も行きたいです(笑)

●「二十五、二十一」でOSTにも参加して多才ぶりを発揮していますが、歌やダンスは勉強されたのですか?

ーそういった撮影をする度にとても練習しますが、素質はないようです(笑) いつもカラオケで友人と一緒に楽しく歌うのが好きで、ダンスも好きではありますがもっと練習を・・・。

●モチベーションの上げ方は?

ー主に食べることで疲れをとっています。時間があれば、少しでもどこかへ行くことで癒されたり、気を引き締めて頑張れる動機になります。

●癒しや、気分転換になるのはどんなことですか?

ー旅行や、旅行先でしかできない何か、サーフィンなど、そういったことを学びたい欲求が大きくて。
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●旅行が好きとのこと、最近どこに行きましたか?韓国でのオススメの旅先は?

ー最近では、済州島や釜山に行きました。旅行では済州島や釜山にたくさん行きましたが、釜山に最近行った時に初めてチャガルチ市場に行きました。そこが忘れられないです。ソウルに帰ってきても、その時に食べたうなぎや雰囲気が思い浮かびます、そのためチャガルチ市場が強烈に記憶に残っています。ぜひオススメしたいです。

●釜山と済州島いいですよね。私も携帯の待ち受けがチャガルチ市場なんです。

ー最近1週間前? 2週間前? にチャガルチ市場に初めて行ったんですけど、ズラーっとお店があるじゃないですか。おばあさんたちに入ってってと声をかけられ、そこでうなぎを食べました。市場のそいういった雰囲気がとても好きです。

●ソウルのオススメスポットは?

ー漢江です。そこで自転車に乗ったり、家が近いのでランニングしたり運動したら川が見えるのでとてもいいです。

●ヒョヌクさんは出身はどちらですか?

ー仁川です。

●日本の印象は?

ー高校1年か2年の時に一度福岡に旅行で来ました。その時の記憶があやふやではありますが・・・・今でも信じられません、僕が日本に来ていることが。それだけ日本に来てみたかったですし、雨が降っていてちょっと残念ですが・・・。

●日本で買いたいもの、食べたいもの、行きたいところは?

ー美味しいものもたくさん食べて、明日のファンミーティングもとても期待していて、ファンミーティング終わった次の日に時間がありそうなのでショッピングも。僕は日本のファッションや食べ物が好きで、今日もお昼に蕎麦を食べました。蕎麦もとてもおいしく、美味しいものに期待しています。

●好きな香りはありますか?

ー中性的な香りが好きです。例えると雲? せっけんの香り? 柔軟剤のような・・・。

●マリソルの読者にメッセージをお願いします。

ーこのようにインタビューでご挨拶できてとても光栄です。まだ僕を知らない方々も多いと思います。俳優のチェ・ヒョヌクと申します。僕もファッションに関心があるひとりとして、インタビューをしていただくことになり光栄でした。見守ってください。
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そして、チェ・ヒョヌクさんの人生初となるファンミーティング「CHOI HYUN WOOK Japan Fanmeeting 2022〜First Story〜」が、9月19日にところざわサクラタウンで開催されました。緊張度120パーセント、初々しさも120パーセントの二十歳のヒョヌクさんの魅力溢れるイベントは大盛況!オーバーサイズファッションの着こなしも素敵で、演じて来たキャラクターの中で、ポジティブで幸せで茶目っ気があるところが「二十五、二十一」で演じたジウンと似ているなど、様々なトークを繰り広げるうち、緊張も少し溶けたようでした。途中、客席に降りてファンの質問に答えたり、OST「二十五、二十一」も披露。たくさんのファンと直接会えたことにひとしきり感動していて、「ひとりひとり抱きしめたい」とイベントに集まったファンへの感謝を述べ、お見送りまで! 飾らない、そして心からのファンサービスも忘れない二十歳のライジングスターは、ファンの心を鷲掴みにしていました。©CHOI HYUN WOOK Japan Official Fanclub
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桂まり●かつらまり 韓流予報士(?)。温泉保養士。「SPUR」や「eclat」などで、トラベル、フード記事などを担当するライター。趣味は各国で料理教室に行くこと。「泣いて笑って癒される韓流ドラマのお勧めを不定期で紹介します!」インスタグラム@marikatsura

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