\ 私が教えます! /
村木宏衣さん
その2「疲れて小粒化した目をレスキュー」
前はもう少し目が大きかった気がするのに、最近、目が小さくなってきた気がする……。こんな悩みをもつアラフォー女性が少なくないようだが、これって何が原因?
「まぶたを引き上げて目を開くのは眼瞼挙筋という筋肉なのですが、ほとんどの人が、この筋肉を使わずに、眉を引き上げる皺眉筋を使って目を開けようとする人が多いので、眼瞼挙筋が衰えている人が多数。
また、目を開く筋肉は、前頭筋や後頭筋、側頭筋などの頭の筋肉とつながっていて、これらの筋肉も使って目を開けています。でも、最近、パソコンやスマホを見る機会が多かったり、ストレスから歯をくいしばっていたり、マスクひもによる刺激など、さまざまな理由で頭の筋肉がこり固まっている人が多く、そのためおでこがたるみ、まぶたが重くなってしまっている人も多いようです。こういった理由で、目が小さくなってしまうのです。ですから、パッチリと大きい目を取り戻すには、頭の筋肉をよくほぐすことがポイントです」(村木さん)
以下が、村木さんがおすすめしてくれた、頭の筋肉にアプローチして小粒化した目を大きくするメソッド。1日1回でもいいので、取り入れてみて。
1.まゆ筋ほぐし
1.両手で握りこぶしを作り、平らな面を額に当て、皮膚を1cm程引き上げる。そのまま筋肉に垂直に圧をかけ、外方向に小さく円を描きながら、もみほぐす。骨をほぐすイメージで、1カ所5回ずつ行って。位置をずらしながら額全体を同様に行う。
2.次に、机に両肘をつき、人差し指を曲げて、第2関節を眉間に当てる。頭の重みを利用しながら、首を、縦に「うんうん」、横に「いやいや」と、小さく動かしてほぐす。これを15秒。眉間、眉の中央、眉尻と位置をずらして同様に行う。
2.側頭筋ほぐし
1.両手の親指で側頭部の筋肉を押しながら、イタ気持ちいいと感じる場所を探して両手の親指を当てる。親指以外の指は頭の後ろに当てる。
2.顔は正面を向け、親指を斜め後ろに向かって引き上げるようにし、小さく「いやいや」と頭を左右に10秒間振る。親指以外の4本の指は頭の後ろに添え、親指を支点に斜め後ろに向かって回転するように動かし、親指で側頭筋を刺激するのがポイント。
イタ気持ちよく感じる場所を探して、親指の位置を5カ所程変えて同様に行って。
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