とはいえ、日本の半分近い面積をもつ山東省。7か所というのは、ほんの一部にすぎません。でも限られた時間と移動範囲内で、地元の旅行会社が厳選したスポットばかりなので、一挙ご紹介したいと思います!
今回のブログでは、7か所を個人的な好みでランク付けしてみました。“どの立場から物申してます?案件”で僭越極まりないですが、山東省観光の記録として生温かい目で見ていただけるとうれしいです。ではさっそくスタート!
【第7位】諸葛亮故里記念館
吉川英治も、映画『レッドクリフ』も、数多のYouTube解説動画も試してみたのですが、国や登場人物の名前がややこしすぎるし、誰にも共感できないしで、挫折してばかり。でも今後も中国旅行をするなら、絶対『三国志』を好きになったほうが楽しいと思うので、どなたかオススメのコンテンツがあったらぜひ教えてください。
【第6位】臨淄中国古車博物館(殉馬坑)
古代中国では高貴な人物が死ぬと、死後の世界でも生前と変わらない生活ができるよう、妻たちや従者、奴隷を殉死させる風習がありました(同様の風習は世界各地にありますが、中国が特に大規模だったようです)。そして、あの世でも戦い続けられるようにと、馬と馬車を生きたまま埋葬したのが、この「殉馬坑」。
馬の全身骨格36体と馬車13台が化石となってそっくりそのまま出土し、「中国十大考古発見」とされています。
ちなみにお墓の主人も近くに葬られているはずですが、見つかっていません。斉の第26代君主・景公の墓だという説もあり、実証されれば世紀の大発見になるそうです。
-
殷時代(BC16世紀頃―BC1046)の戦車。前進しながら尖った部分で敵を刺す!
-
唐王朝(618ー907)の皇帝用の車はちょっと中二病みがある。
【第5位】王義之故居
【王義之故居】と、ここでゲットした我ながらナイスなお土産については、別途ブログを書いたのでぜひご一読ください。
【第4位】銀雀山漢墓竹簡博物館
まず第4位は『孫子兵法』と関連の深い竹簡博物館。現在の建物は2021年開館ということで、まだピカピカです。
ちなみに出土した竹簡は孫武と孫臏の直筆ではなく、後世の人々が書き写したもの。お墓の年代はBC200年くらい(前漢時代)で、孫子と孫臏が生きたのはそれぞれBC500年頃とBC350年頃なので、このお墓に埋葬された人にとっても『兵法』は古典だったのでしょう。中国史のスケールに気が遠くなりました。
【第3位】斉文化博物館
【第2位】沂南漢墓博物館
【第1位】青州博物館
しかしどこの国でも同じですが、旅行を本当に楽しむためには、基礎的な歴史の素養が要りますね。漢字が覚えられない!なんて避けていないで、次回中国に行くまでに、少しは勉強しておかなきゃ、と思いました。
さて、ネタが豊富すぎて、自分でも思ったより大量UPとなった山東省旅行ブログですが、次回がいよいよ最終回。山東省随一の都会・青島を観光して、スーパーでお土産を爆買いします!

カタログ最新号
特集を見る