☆私が解説します!
目黒西口クリニック院長 南雲久美子先生
東洋医学と西洋医学の両面から診療にあたる。冷え症など女性に多い不調に強い。著書は『冷え症・貧血・低血圧』(主婦の友社)など
キンキンに冷えた飲み物は体を内臓から冷やす
内からの冷えを防ぐためには、やはり冷たいものをとりすぎないことが大きなポイント。
「特に夏は冷たい飲み物を過度にとりがちです。飲み物は年間を通して、14〜15℃くらいの井戸水くらいの冷たさが、体に入っていい最低の温度だとされています。でも現代では、水やお茶、アイスコーヒー、ジュース、ビールなど、すべての飲み物を冷蔵庫で4〜5℃くらいに冷やして飲みます。これは体に入っていい最低温度と10℃も差があります。この温度差が体を内側から冷やしていくのです。ですから夏もなるべく冷たすぎないものを飲むのがおすすめです」
また食べ物にも要注意。
「きゅうりやトマトなどの夏野菜は体を冷やしますし、夏は素麺や、冷奴、アイスなど冷たいものばかりとりがち。これも体が冷えていく原因です。夏野菜などの体を冷やすものは加熱調理をしたり、ねぎやしょうが、にんにくなどの体を温める作用のあるものをトッピングしたりすれば、体を冷やしにくくなります。うまく工夫してとるようにしましょう」
■内からの冷えを防ぐ
-
実は、夏が一番冷えやすい!本当は怖い夏冷え対策【キレイになる活】
マリソル世代は深刻化しやすいから要注意。まずは夏冷えについて詳しく解説!
-
3つのアプローチが基本!40代のための夏の「冷え対策」【キレイになる活】
夏冷えを放っておくと40代でさまざまな不調が出やすくなるので、今のうちから対策を!
-
アラフォーの夏冷えの防ぎ方「外からの冷えを防ぐ」【キレイになる活】
これらをコツコツと取り入れれば、夏を冷え知らずで乗りきれること間違いなし!