☆お話をうかがったのは…
助産師・鍼灸師・看護師 たつのゆりこ先生
STEP2 代謝を上げる
アーユルヴェーダの治療法をもとにしたオイル入浴となで洗いで血流促進
「温かくしたお風呂場でデリケートゾーンにオイルを塗って、そのまま湯船へ。5 分ほどつかりながら、膣のまわりを優しくマッサージ。直接でもいいですが、薄手のタオルをその部分に当てた上から行うほうがマッサージ感もあり、気持ちよく行えます」(たつの先生)。
血流の滞りにより、不純物がたまっていると一時的におりものが増えることもあるが、「お手入れを続けて代謝が上がればそれも解消され、デリケートゾーンも肌もうるおってふっくら。ハリが生まれてツヤも出て、肌色も明るくなります」
外陰部を優しくもむと、より効果的
なで洗いをする際、できれば陰部を優しくもんで。ただし、絶対に強くこすらないこと。ちなみに「オイルを塗って入浴しているのにお湯が汚れない人はストレスが強く代謝が悪い証拠」とたつの先生。代謝が上がるにつれて、濁った泡が浮くほど汚れるようになるとか
■オイルケアをする時の注意点
★ 妊娠している人は助産師や医師などの
専門家と相談のうえ、行うこと
★ 妊娠を希望している場合、
排卵日前後にはオイルの使用を避けること
★ 月経が始まってからの3 日間、体調が
思わしくない時や、食後すぐに行うことは避けること
★ デリケートゾーンを傷つけないために、
爪は切り、清潔な手で行うこと
★ オイルにアレルギー反応が出ないかどうか、
腕の内側につけてみてパッチテストを行ってからケアすること
★ 石油由来のグリセリンや
ベビーオイルは絶対に使用しないこと
■Items
★STEP3「保湿する」は12/5UP予定です
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