鏡を見て、写真を見てふと感じる"アゴの四角化"現象。アラフォーは顔型に関係なく、アゴの形が変化するお年ごろ。実はこれこそ明らかなエイジングサイン。アゴがいかつくなる前に、早急に手を打つべし
エステティシャン 村木宏衣さん
こんな人はこわばり顎!
ストレスがたまりやすい人、食いしばりや口をすぼめるクセがある人は、無意識に力が入ることで筋肉が硬直。すると、エラが張った四角アゴをはじめ、唇の下に梅干しの種のようなシワができたり、老廃物が滞ることで二重アゴになることも。「クセに気づいて治すのはもちろんですが、硬くなった筋肉をゆるめないことには、さまざまなエイジング悩みから解放されません。口角を引き上げる『大・小頰骨筋』や嚙む時に動く『咬筋』『側頭筋』の弾力を取り戻すことで、リフトアップを図ります」(村木さん)
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こわばりアゴ解消!“凝り固まった筋肉を、 徹底リリース!”
筋肉をとらえてほぐし、本来の弾力を取り戻す
3)口角を下に引っぱる筋肉をリリース!
1.人さし指の第二関節で口角下をほぐす
カギ形に曲げた指の側面を口角下に当てる。親指はアゴの下に引っかけ、アゴをはさむようにホールドしたら、グリグリと5回円を描くようにほぐす。
こぶしを握り、人さし指でカギ形を作り、第二関節の側面を肌に沿わせる。
2.口角下制筋に沿って筋肉をとらえてほぐす
人さし指の位置を下にズラし、アゴ先まで3カ所に分けてほぐしたら、反対側も同様に。人さし指の腹で骨をほぐす意識で筋肉をしっかりとらえて。
4)口もと全体の筋肉をリリース!
1.口まわりの筋肉を上下にほぐして歪みを整える
「口輪筋」の位置をイメージしながら、両手の指2 本をそろえて鼻の真下の中央に第一関節を当てる。鼻の下を伸ばして筋肉をとらえながら指を小さく10回上下させる。
人さし指と中指をそろえ、第一関節の面全体で筋肉をとらえる。
2.鼻の真下から口角へ4カ所左右同時に行う
鼻真下から左右の口角に向かい、筋肉に対して垂直になるよう少しずつ指の位置をズラしながら繰り返す。口角部分は、「口輪筋」のカーブに合わせて角度を変えるのがポイント。
5)食いしばりで固まった筋肉をリリース!
1.口に親指を入れて筋肉をはさみ込む
頰の内側に反対側の手の親指を差し入れ、人さし指と中指をそろえて頰の外側に当てる。口を軽く開け閉めして筋肉が動く部分を確認して指先ではさむ。
親指は頰の内側から、人さし指と中指はそろえて頰の外側に当てる。
2.口を開け閉めして筋肉のコリをほぐす
口を開け閉めした時に動く筋肉からスタート。筋肉を指先ではさんだまま「あぐ・あぐ」と言いながら、開け閉めを5 セット。指の位置を頰骨のほうにズラしながら同様に。反対側も。
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アラフォーになって「なんだか私のアゴ、四角くくなってない?」
顔下半身の筋肉の硬さ&ゆるみが四角アゴの元凶だった!!