アラフォーにはやっぱり可愛げが命。ヘア&メイクアップアーティスト・森ユキオさんが考える「大人の可愛げメイク」の作り方を伝授。
ヘア&メイクアップアーティスト 森ユキオ
▼森ユキオさんが考えるアラフォーの”可愛げ顔”とは?
欲しいのは“しゃれ感”と“親近感”。大人の“可愛げ顔”を作る5つのポイント
アラフォーにはやっぱり可愛げが命。ヘア&メイクアップアーティスト・森ユキオさんが考える「大人の可愛げメイク」の法則とは?
STEP 5:
ポイントメイクは眉から。一本一本、毛を描く
アイブロウパウダーは使わず、超極細のアイブロウペンシルのみで描きます。色は濃いめのブラウンを選び、自眉から浮かせないのがポイント。明るく仕上げたい時は眉マスカラで。
1.毛と毛のすき間に「生やす」
眉の毛流れをスクリューブラシで整え、すき間ができているところなど、描き足したいところをチェック。毛を生やすような感覚で、一本一本描いていく。
2.スクリューブラシでとかして仕上げ
アーチを描かず、やや太めのストレート眉に仕上げるのが森ユキオ流。アイブロウペンシルで描き終わったら、スクリューブラシで毛流れに沿ってとかし、自眉となじませる。
上)「眉一本一本を再生するように描ける0.9㎜の極細芯。細芯なのになめらかに描け、地肌を上すべりしません」。04のディープブラウンは、日本人になじみやすい万能カラー。セザンヌ 超細芯アイブロウ 04¥500/セザンヌ化粧品
下)一本一本描くのに適した極細芯(0.97㎜)の名品。汗・水にも強く、自眉のような自然な仕上がりが長時間キープ。スージースリムエキスパートSP 03¥1,200/KISSME P.N.Y(伊勢半)
STEP 6:
チークは「血の色」を薄~くレイヤー
ジェルでベースを作り、パウダーで均一に仕上げます。薄~くレイヤーづけすると、血色そのものに。「鼻寄り」の位置から幅広にぼかすと可愛げUP!
1.ジェルチークは3点に置いてからぼかす
目頭と黒目の中間の真下(鼻根と鼻頭の中間の高さ)、頰骨の高いところ、黒目と目じりの中間の真下(小鼻の脇の高さ)の3 点に置き、逆三角形にぼかすと「鼻寄り」の位置に。
「一見、こんな濃い色を?と思うかもしれないのですが、薄くなじむジェルチーク。内側からにじみ出るような血色感が。左のように 3 点置きして、少量をぼかすのがポイント」。エピック ミニ ダッシュ 07¥3,000/THREE
右)染まるようになじむリキッド。アディクション チークポリッシュ L 021¥2,800/アディクション
左)透ける発色のクリーム。ヴィセ アヴァン マルチスティックカラー 012¥1,800(編集部調べ)/コーセー
2.パウダーチークで赤みが足りないところを足す
ジェルをのばした頰を鏡でチェック。もともとの肌色が透けて、赤みに色ムラができているはず。細いブラシを使って、パウダーで赤みの足りないところに点で足していく。
右)「こちらもまさに『血の色』だけれど、透明感のある発色だから、怖がらずにつけてみて。付属のブラシは幅広なので最後の仕上げ用に。点で足す時は、お手持ちの細身のブラシを使って」。プレスト チークカラー N 12¥5,300/レ・メルヴェイユーズラデュレ
左)赤に抵抗がある人は、こんな血色コーラルを。NARS ブラッシュ 4077¥3,700/NARS JAPAN
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