教えてくれたのは
Dr.KAKUKO スポーツクリニック院長 中村格子先生
①運動不足や体力の低下を防ぐコツを中村先生が解説!
家でできる運動で体力と筋力の維持を
コロナ禍により、今までと生活スタイルががらりと変わり、現在もリモートワーク中心の人も多数。そこで多くの人が気にしているのが運動不足や体力の低下。それを防ぐコツを中村先生にうかがった。
「リモートワークで家にずっといると、生活リズムが不規則になりがちです。体内時計が乱れると、自律神経のバランスも乱れて、心身の不調を招きやすいので、朝・昼・夜、メリハリのある生活をすることがまずは一番大切です。朝はなるべく決まった時間に起きて朝日を浴びましょう。朝日を浴びると、それを合図に幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌され、それが夜になると眠気をもたらすメラトニンに変わり、良質の睡眠がもたらされます。体調を整えるにはなにより質のよい睡眠が大事です。また、家にいる時も、最低限のメイクをしたり、服をきちんと着替えたりと身だしなみに気をつけるほうが、生活リズムが整い、ますし、老化も防げます」
そしてもうひとつの重要なポイントが、体を動かすこと。
「筋肉量は加齢に伴って1年で1%減っていくと言われていますが、1日歩かずにいるだけでも1%減ると言われています。筋力が落ちると、体力も落ちて疲れやすくなりますし、免疫力も低下してしまいます。また、血流も悪くなるので、肩こりや腰痛なども起きやすくなります。ですから外に出られない時も、家で簡単にできるストレッチやエクササイズを取り入れましょう。体を動かしてない人には、全身をまんべんなく伸ばすストレッチで、血行を促進するのがおすすめ。また、筋力低下を防ぐには、特に衰えやすい足腰や体幹を鍛えられるエクササイズを取り入れましょう。肩こりや腰痛などの不調がある人は、それを改善するストレッチを行って」
格子先生おすすめのメソッドを紹介するので、さっそく毎日の習慣に。
「コロナ禍は、また次の波がやってくるかもしれず、今までと同じような生活に戻ることはしばらくむずかしいと思います。ただ、最後に笑うのは、この状況にしなやかに順応していける人だと思います。大変な時期ではありますが、今できることをコツコツと続けて、頑張って乗り越えましょう」
<<体力UPに必要な3 STEPで健康な体に!>>
②Lesson 1:全身を整える
<<めぐりをよくするストレッチ>>
Lesson 2:全身を強くする
<<上半身を鍛える>>
片膝を立てて、腕を大きく動かし、体がグラつかないようにバランスをとることで、体幹が鍛えられるエクササイズ。肩こり予防効果も。
2.次に、両腕を下ろしていき、真横に来たら手のひらを下に向けて、下まで下ろす。この時も、グラつかないようバランスをとる。1、2を5 回。左右の足を入れ替えて同様に。
<<下半身を鍛える>>
④Lesson 3:悩み別にプラス!
<<肩こりにⅠ>>
<<首こりにⅡ>>
<<腰痛に>>
<<安眠に>>
▼あわせて読みたい
-
「人生も、ヘルシーも、創意工夫です」藤原美智子さんに聞く、ヘルシーになるためのQ&A
忙しい毎日に流され、ヘルシー生活への切り替えがついつい後回しになってしまう私たち。マリソル読者からの質問に、藤原さんが答えてくれました。藤原さんいわく、です
-
心が落ち込んだら…。鬱々とした気分も7ステップの足つぼで解消!| 40代ヘルスケア
コロナ禍によって、気持ちが沈む、うつ気味、不眠などの心の不調やストレスを感じている人は、このツボ押しで解消!
-
健やかさこそがアラフォーの美の素!神崎恵「心と体の換気法」
窓を開けて風を通すような、肌、体、心の心地よさがキレイへの近道!これからは「換気美容」が美のスタンダードです!