マスク時代のアイメイクの主役は断然ラインとマスカラ。品よく目ヂカラ断然アップのテクがこちら!
☆私が教えます!
ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん
2種のラインとマスカラでさりげなく深めるのがコツ
「その人の顔立ちよりもメイク感が前に出るのはやはりNGですね。もとの素材を効果的に引き出すことがアラフォーのアイメイクには大切」と中山さん。そのポイントとなるのがアイラインとマスカラだ。アイラインはインラインにペンシルかリキッド、まつ毛ぎわにシャドウラインというように2タイプを使い分け、黒マスカラでカールアップ、が上品目ヂカラの基本。「シャドウライン、インライン、マスカラの3種の微妙な濃淡がフレームラインに自然なグラデとメリハリを演出するので、さりげないのに深みが生まれて、目もとがすごく印象的になるんですよ」
【アイライン編】
これが大人のアイライナー、全工程!
さりげないのに深みのあるアラフォーの上品な目ヂカラはこのステップで。
Step1.
ラインを描く前にビューラーでまつ毛アップ
ラインはまつ毛の根元ギリギリに描くのが大切。ラインを描く前にまつ毛をビューラーで上げておくと、よりラインが描きやすくなる。
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まつ毛の根元からなだらかにカールしている上げ具合がアラフォーには上品。なお、アイホールのアイシャドウはカールの前に
Step2.
茶のジェルorリキッドでまつ毛とまつ毛の間を埋める
まずは、くっきりと強めに描ける茶のジェルペンシルかリキッドで、まつ毛とまつ毛の間をつなぐように目頭〜目じりまで埋めていく。
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まつ毛の間を埋めるラインは、片方の手でまぶたを引き上げつつ、あごを上げて、まつ毛の根元をしっかり見えるようにして描くのがコツ。
Step3.
まつ毛の根元の下側、粘膜の部分も目幅分埋める
目を開けた時に、まつ毛の根元の下の粘膜部分が見える場合は、そこも2で使ったジェルペンシルで目頭から目じりまで目幅分埋める。
置き型の鏡を使う場合は、目線より下げた位置に鏡を置くと、まつ毛の根元が見えやすくなる。この場合も、もう片方の手でまぶたを上側に引き上げて。
Step4.
まつ毛ぎわに濃いブラウンのシャドウラインを目幅に引く
アイシャドウパレットのブラウンを細筆で、目頭から目じりまでまつ毛ぎわにラインを描く。太さは1 ㎜目安。ラインはぼかさないこと。そのほうがかえって自然に溶け込む。
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シャドウラインはまつ毛ぎわギリギリに細く描くことがポイント。それにはラインを描きやすい専用ブラシを用意するのがおすすめ。また、描く前にシャドウは手の甲で量を調節。
Step5.
角度をつけずに3㎜長めに目じりラインを描く
目じりは下まぶたラインと水平の角度で3 ㎜長めに出す。鏡を正面に見て、目を開けたまま描くと長さや角度を調節しやすい。くっきりインラインと透け感のあるシャドウラインで目のきわに自然な濃淡が。
目じりラインは下まぶたのフレームラインとほぼ並行に描くのが自然で効果的。
下の右のように目幅の手前から跳ね上げると悪目立ちするうえ、目が小さく見える要因にも。また、ラインを下げるとまぶたがより下がって見えるので要注意。
Step6.
下まぶたはまつ毛とまつ毛の間をシャドウラインでつなぐ
下まぶたはラインなしでもOK。でも華やかさを足したい時は、同じシャドウラインでまつ毛の間を埋め、囲み目に。まつ毛が濃く見え、ほどよい甘さが。
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まつ毛とまつ毛を茶のシャドウラインで埋める囲み目のほうが、今風で上品。左のように下まぶたの一部のみにラインを入れると、古くさい印象になり、ラインがかえって悪目立ち。
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