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ヴァレンタインの時期に大人のためのスイーツ。柚子とレモンのクリーム【平野由希子のおつまみレシピ #88】

今回は甘口ワインに合うレシピをご紹介


【今月のメニュー】
甘口ワイン ×柚子とレモンのクリーム

「今回は甘いものと甘いワインの組み合わせです。柑橘の香りと酸味がさわやかなクリームを焼き菓子などにつけながら、アルザス地方で遅摘みのぶどうを使って造られる甘口ワインを。甘いワインは苦手と決めつけないで、ぜひ試してみてください。デザートと合わせるのが定番ですが、こっくりとしたレバーペーストや白味噌仕立ての和食など、食事にも合わせられます。開封してから 2 ~ 3カ月保存できるので、ナイトキャップなどにもおすすめです」


【レシピ】
柚子とレモンのクリーム

甘口ワイン ×柚子とレモンのクリーム1

【材料[材料・作りやすい分量]

卵… 2 個
砂糖…80g 柚子果汁とレモン汁を合わせて…50㎖
バター(食塩不使用)…40g
柚子の皮のすりおろし… 1 個分
フィナンシェ、マドレーヌ、スティックパイなど…各適量


【作り方】

❶ボウルに卵、砂糖を入れて混ぜ、柚子果汁とレモン汁を加えてよく混ぜる。

❷ホウロウ、またはステンレスの鍋に①を入れて弱火にかけ、絶えずかき混ぜる。とろみがついたら火を止めて、バター、柚子の皮を加えて混ぜる。粗熱を取って、冷やす。

❸フィナンシェ、マドレーヌ、スティックパイなどにつけていただく。
※焼き菓子はリベイクするのもおすすめ。


【今月のお酒】

甘口ワイン
甘口ワイン ×柚子とレモンのクリーム2

(右)トリンバック ピノ・グリ ヴァンダンジュ・タルディヴ 2009
(左)ドメーヌ・オステルタッグ フロンホルツ ゲヴュルツトラミネール ヴァンダンジュ タルディヴ

(右)1626年に創業し、13代にわたって歴史と伝統を育んできたアルザスの名門。ミシュラン星つきレストランのソムリエからの信頼も厚い。良年に優れた畑からのみ収穫される遅摘みのピノ・グリで造られる。30年前後の熟成が見込める深みのあるたたずまい。甘美な味わいとフレッシュな酸味がきれいに調和。750㎖¥7,000/エノテカ  

(左)アルザスで最も個性的な造り手のひとりといわれたアンドレ・オステルタッグ。そのワイン造りは2019年、息子のアーチュールに引き継がれた。1996年よりビオディナミ農法を導入。天候に恵まれた年だけの遅摘みのゲヴュルツトラミネールで造られる。20〜50年の長期熟成が可能。華やかな芳香、熟した果実の香り、凝縮感のある味わい、長い余韻。750㎖¥8,800/JALUX
  • 平野由希子
  • 料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ、フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。ワインバー「8 huit.」オーナー。フレンチをベースにしたおしゃれな料理とワインのペアリングを学ぶ、少人数制の料理教室「cuisine et vin」を主宰。詳細はホームページで。(https://www.yukikohirano.com/) 近著に「ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖」(KADOKAWA)。
【Marisol 2月号掲載2021年】撮影/邑口京一郎 スタイリスト/駒井京子 取材・文/海出正子 

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