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見落としがちなまぶたの裏のクレンジング&温めるケア【ほっておけないリモート目疲れ】

放置NG!コロナ禍でリモートワークが中心になり、モニターを見続ける時間が増えたことで、目の疲れに悩まされている人が急増中!つらい目の疲れ、どうしたら改善する? そのコツを眼科医の井上佐智子先生がアドバイス!
羽根木の森アイクリニック院長 井上佐智子先生

羽根木の森アイクリニック院長 井上佐智子先生

いのうえ・さちこ●日本眼科学会専門医。慶應義塾大学病院非常勤助教。近視や遠視、白内障、緑内障などの眼科診療全般を行うとともに、エイジング外来も設け、美容皮膚治療や食事・生活習慣指導なども行う

リモート目疲れを解消するアイデア⑥

まぶたの汚れに着目して、「落とすケア」をする

ドライアイの隠れた原因が、まぶたの内側の汚れ。「まぶたの内側には落としきれないアイメイクなどがたまり、想像以上に汚れています。放っておくとマイボーム腺が詰まってドライアイを招くうえ、汚れにダニなどが繁殖すると目の病気のもとにも。これを防ぐため、まぶたの内側を専用の"アイシャンプー"で洗うのを習慣にしましょう。1日1回は洗うのが理想的」

リモート目疲れ5_1

マイボーム腺の開口部に詰まりやすいアイメイクの油性成分などを、涙の組成に近い成分で洗い流すクレンジング料。眼科や通販などで購入可能。アイシャンプーリフレッシュ  95㎖¥2,970/MediProduct

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リモート目疲れを解消するアイデア⑦

目もとを温めるケアを行う

疲れ目にもドライアイにもいいのが目の温め。「目を温めると血流がよくなり目の疲れが取れやすくなります。また、まぶたの縁のマイボーム腺にはアイメイクなどの汚れが詰まりやすく、詰まると油分が正しく分泌されずドライアイを招きますが、温めると汚れが排出され、油の分泌がスムーズになりドライアイも改善。ホットタオルや専用ケアグッズなどで温めて」

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ホットタオルをのせる

ホットタオルで温めるのは手軽な方法のひとつ。お湯でぬらしたタオルをしっかり絞って目に当てる。温度は45℃以上はNG。40〜42℃の心地よいと感じる適度な温かさを保って。

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タオルが冷めるまで目に当てていると、目のまわりの血流が悪くなり、マイボーム腺に詰まった汚れや油が排出されにくくなるのでNG。冷める前にはずすこと。

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温めグッズを活用しよう!

(右)目もとを温かい蒸気で包み込むアイマスク。約40℃が約20分持続。不織布の繊維が改良され"やわふわタッチ"に。めぐりズム 蒸気でホットアイマスク 無香料 5枚入¥523(編集部調べ)/花王 
(左)たっぷりのスチームで、目もとの隅々までうるおい補給。約38℃、約40℃、約42℃と3 段階の温度が選べる。目もとエステ EH-SW68 オープン価格/パナソニック

【Marisol 4月号2021年掲載】イラストレーション/本田佳世 取材・文/和田美穂 

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