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バズる経済アナリスト・馬渕磨理子さんの知識をインプットするバッグの中身を拝見!【働く女とバッグの中身】

テレビやラジオに出演し、ウェブメディアの記事がバズっている経済アナリスト・馬渕磨理子さん。いくつもの挫折を経験しながらも、知識と経験とコツコツ積み上げて今のポジションにたどり着いたそう。バッグの中の知識と情報収集のためのアイテムをチェック!
経済アナリスト 馬渕磨理子さん

経済アナリスト 馬渕磨理子さん

まぶち・まりこ●京都大学大学院公共政策修士課程修了。トレーダーとして法人の資産運用を担い、FUNDINNOでは、日本初のECF(株式投資型クラウドファンディング)のアナリストとして、政策提言にかかわる

挫折を好転に! 日本一バズる五転び六起きの勝利

 ピンクのシルクブラウスに身を包み、スタジオに現れた馬渕磨理子さんは、今をときめく経済アナリスト。98%が男性という女性には狭き門のこの業界。フジテレビの『FNN Live News α』や、ラジオNIKKEIのコメンテーターとして活躍中。また、プレジデントオンラインの執筆記事は、累計6000万PVを超え、"日本一バズるアナリスト"と話題を集める。その勢いに乗って執筆した初著書『5万円からでも始められる! 黒字転換2倍株で勝つ投資術』にいたっては、ビジネス本として発売後すぐに異例の重版を達成。今も売れ続けている。

「現在は、日本クラウドキャピタル正社員、企業の業務委託、フリーランス活動のトリプルワーク。働き方を分けるのが私に合っています」という馬渕さん。実は挫折をバネに、今のポジションをコツコツと築いた努力家でもある。

 母は小学校の教諭、曽祖父は琵琶湖に橋を架けた近代政治に精通した人物ゆえ、小学校から京都大学を目ざすような家庭環境だったという。ところが京都大学受験に3回不合格。「結果、同志社大学法学部へ、入学を決めました」。大学時代は、"第一回ミス同志社" に選出。卒業後は、おばあさまの希望を受け、京都大学大学院で公共政策を学ぶ。

 大学院を終え、期待膨らむ就職活動で再び悲劇が訪れる。「銀行や官僚を目ざしましたが、リーマンショックの影響もあり、全滅。地元の医療法人にやっともぐり込みました」。が! 安堵したのも、つかの間。「医者と看護師が主力の医療業界で、自分が役立てないと感じ、意気消沈しまして」。 時期は、あたかもアベノミクス。暗い気持ちを脱却すべく、資産運用の勉強を独学でスタートした行動が転機を生む。「最初は、円安と円高って何? という、知識レベル(笑)。『日経新聞』や『日経ヴェリタス』を読んで研究しました」。そこで感じたのが「金融をむずかしく語る人が多いな、と。私は誰でも理解できるような "わかりやすい解説" をしたいと思うようになりました」

 経済アナリストとして8年目を迎え、昨年変化が到来。「コロナ禍で、経済の先行きが見えにくい時代に突入しました。でも私は、"儲ける"という言葉が好きではないです。投資する企業の、その先に見えるすばらしさや応援したいという観点で資産運用を提案しています」

 今後は、コロナ禍で打撃を受けた飲食や旅行や買い物などに向かう、"リベンジ消費"について注目しているそう。「幼いころ、母から『お金は盗まれても知識と経験は盗まれない』と言われて育ちましたが、この仕事をしていて"無形は無敵"だと実感します。挫折を幾度も繰り返しました。レールを敷かれた人生でなく自分自身で得た知識や経験こそ、何物にも代えがたい財産。なので、いつも感謝の気持ちを忘れずに、"品格ある人生のエッセンス" としての資産運用をするように心しています!」

働くモットー 無形は無敵なり! 価値観にとらわれず、知識と経験で切り開く

使ってるバッグはこれ!

馬渕磨理子さんのバッグ
▲馬渕磨理子さんのバッグ
マルタン・マルジェラのドクターズ風バッグは、色鮮やかなブラッドオレンジ。「コンパクトだけどPCとタブレットの2台が入る収納力と、明るいカラーが気に入っています。サイズ違いでホワイトも愛用中」。
縦28×横40×マチ14cm

※バッグのサイズは編集部で計測したものです

馬渕磨理子さんのバッグの中のマストアイテム!

馬渕磨理子さんのバッグの中身

▼ 詳しくチェック!

書籍『人新世の「資本論」』
❶書籍『人新世の「資本論」』。「インプットするため本はいつも読んでいます。これは資本主義の限界について書かれたベストセラー。メッセージ性があり、紙で読みたいと単行本を購入」
右)ノートPC、(左)タ ブレット。
❷(右)ノートPC、(左)タブレット。「原稿やメールは、ノートPCで。雑誌&書籍読みと情報収集はタブレットで」
右)プラダのコ スメポーチ、(左)KOIZUMIのリセット ブラシ。
❸(右)プラダのコスメポーチ、(左)KOIZUMIのリセットブラシ。「髪や耳の後ろに当てて、音波振動と磁気で、肩こりも撃退」
【Marisol 2021年10月号掲載】撮影/草間智博(TENT) 取材・文/中村麻美

▼働く女のバッグの中身



▼アラフォーのお仕事バッグ特集

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