古代中国哲学では”陰”と”陽”の相反する二つの”気”から全ての物(地球、人間、植物など)が作られていると考えられています。この”陰”と”陽”から出来ている物をさらに特性ごとに”木・火・土・金・水”と五種に分けたのが”五行”。この五行に季節や色、人間の内臓等を当てはめていきます。
”五行”は繋がっていて、一つに不調があるとその他の五行にも不調が起こります。不調を起こさないよう陰陽五行をバランス良く保ち、より良い環境を作っていこう!という一つの考え方です。
艶肌を作るにはとにもかくも皮膚の乾燥を改善することですよね!
艶肌に導いてくれる薬膳食材(ご近所で買える物を中心に)と、簡単3ステップで作れる薬膳をご紹介♪
”肺”は呼吸の他、身体の水分代謝をコントロールする臓であると考えられているからです。
皮膚の乾燥=肺の乾燥。”陰”の気を補い、体内の水分(津液)を作り、肺を潤す薬膳食材を積極的に摂り、”艶肌”を育てていきましょう。
【滋陰】”陰”を補い全身を潤す効能
エリンギ、にんじん、ヨーグルト、鶏卵など。
【生津】津液(体内水分)を作る効能
はまぐり、アスパラ、とうがん、豆乳、桃など。
【潤肺】肺を潤す効能
白きくらげ、松の実、クコの実、蜂蜜、くわいなど。
☆白きくらげ、アスパラは”滋陰”の効能も兼ねる、特に優秀な食材です☆
今回はこれらの食材から、春に旬を迎える”はまぐり”を主役にした”艶肌雑炊”をご紹介。
はまぐり5粒(250g程)/白きくらげ約5g/エリンギ50g/松の実10g/ごはん150g
クコの実小さじ1/塩2つまみ程/ごま油大さじ1
※お好みで菜の花等、旬のお野菜を添えると彩りと季節感UP。
前準備
☆白きくらげはぬるま湯に20分程つけて戻し、水洗い。固い芯は取り除き、食べやすい大きさに。※中国干物食材を使用する際には、よ~く洗ってお使いくださいね。
☆はまぐりは砂抜きをし、ぬめりを水で洗い落としてください。
☆今回のごはんは、赤米:白米を1:3の割合で炊きました。
①鍋に”はまぐり”と水500㏄を入れ、火にかけます。(中火)
②”はまぐり”の口が開いたら一度取り出します。白きくらげ、松の実、エリンギ、ごはんを加えてさらに中火のままとろみが出るまで煮込みます。
③殻をはずした”はまぐり”を戻し、一煮立ちさせます。塩、ごま油で味を調え、旬のお野菜を添えて出来上がりですっ!
※添えた菜の花は吹き出物の改善にも◎
最後まで読んでいただき有難うございました。
春、艶肌笑顔で女っぷりの上がった皆さんに素敵な楽しい出会いが訪れますように。
明日は”美女組no139 kiko”さんによる艶肌”チネイザンセラピー”です。
kikoさ~ん、よろしくお願い致します!^o^
natsuko