タオの老子達が行なっていた伝統気功療法ですが、現代ではスポーツ選手やハリウッドスターも取り入れて世界的にも注目され始めました。
実は、チネイザンもパート1にてnatsukoさんがあげてくださった漢方で使われる陰陽五行説をベースに考えます。内臓も五行に分かれていて、それぞれの内臓に感情を宿し、体のあちらこちらに付随して作用しています。
内臓はお体の中心になるところですので、内臓をゆっくり丁寧に整えていくことにより内臓の滞りを解消し、内臓機能を高めていくだけではなく、やる気、気力のアップなど心のバランス調整も期待できます。ヨガやお腹へのタッチによって内臓に溜まったコリやコブをほぐし、老化や疲労で下がってしまった内臓を元の位置にもどし、本来の機能を取り戻すことで血流やリンパの流れが促され、毒素の排出を促し、内臓の機能の向上・免疫力向上、背中、腰痛の軽減・便通の改善・だるさの軽減・生理痛・冷え性の緩和などが期待できます。
内臓と感情には密接な関係があり、内臓に直接働きかけることにより、感情のバランスを整えていくとができることができるのです。
実は腸マッサージも元々はチネイザンから生み出されたとも言われています。
早速、ヨガでの深い呼吸、そして肺や大腸のマッサージによって艶肌を目指しましょう。
おうちでできる簡単な方法をおご紹介しますね。
先ずは呼吸。私たちは吐く息でオギャーと生まれてきていますね。吐き息をベースにして呼吸をします。何と背中を丸めた状態と胸を開いた状態では10倍もの呼吸の量が違うと言われています。
早速、胸を広げて呼吸をしましょう。
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呼吸は深くゆっくりと行います。内臓のマッサージともいわれる複式呼吸でお腹を動かします。吐く息でお臍を背骨の方へ引き寄せて、吸う息でお腹を大きく膨らませます。
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次に胸式呼吸。肋骨の動きがわかりやすいように手のひらを肋骨に添えて吐く息で軽く手で肋骨を中央に引き寄せて吸う息で胸を大きく膨らませます。
まずはヨガのねじりのポーズから…
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手のひらをお腹の中央に乗せて波を打つように左右にゆらゆら。内臓を揺らします。
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次に大腸にそって、右下から指の腹を添えてくるくる回りしては矢印の方向へ動かしていきます。最後は左下からS状結腸があるので少しお腹の方に上がって膀胱方向へ下ろします。
腸から分泌されるホルモン【セロトニン】
セロトニンは、リラックス効果&からだを温める効果のあるホルモン。
そのセロトニンの約90%が腸でつくられると言われていると言われています。
マイナス10歳の内臓からの健康美、そして幸せホルモンをたくさん出して艶肌を目指しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。引き続き、明日は美女組No124 Amiさんによる呼吸を深めるための上半身のほぐしケア、そしていよいよ外側からのアプローチの春の乾燥を潤すスキンケアです。
Amiさーん、よろしくお願いします。