2018年秋冬ファッションの話題ワード「一生もののおしゃれ」記事ランキング

2018年12月8日
スタイリスト 村山佳世子さん初のスタイルブック『一生もののおしゃれが身につく10のルール100のコーディネート』の発売を記念して、9月から「一生もののおしゃれ」をテーマにお届けしてきた記事をランキング!人気だった記事をチェックして「一生もののおしゃれルール」をマスターして。

【プチプラ名品】Hanes ヘインズのTシャツ
スタイリストとしてたくさんの服と触れ合ってきて思うのは、服を大切にしたいということ。それは高いものでも安いものでも同じです。たとえば、白のTシャツ。一生同じものを着ることはもちろんありませんが、着古してもまた新しいものを買い替えるくらい愛せるものを選びたい。白Tの代名詞ともいえるヘインズの1枚は、〝プレミアムジャパンフィット“が最近のお気に入り。2枚パックの約2倍のお値段はしますが、ガンガン洗っても、ヘタリが少ない気がします。

【プチプラ名品】CONVERSE コンバースのキャンバススニーカー

いわゆる〝プチプラ“とは呼べないかもしれませんが、コンバースのキャンバススニーカーは私のワードローブには絶対必要な存在です。オールスターはハイカットとローカットを常備。白のジャックパーセルも、永遠に大好きなアイテムです。

【ファッション名品】バーバリーのメンズトレンチコート

バーバリーのトレンチは、私が改めて紹介するまでもなく、もう何十年も前から誰もが名品と呼ぶ服です。あえて取り上げたいのは、メンズのトレンチ。女性がオーバーサイズのトレンチをざっくり着ることで生まれるこのこなれ感こそ、大人の女性と名品との関係性を物語っているような気がするのです。自分の個性と、本物がもつ強さを、なじませて着るーー。これこそ、名品の真髄。アラフォー世代だからこそそれがかなうのです。

【ファッション名品】ミキモトの9.25mmピアス

コーディネートを組んでいて女らしさが足りないなと思った時、一番に頼りにするのが、実はパールのピアスです。本物のパールにしか出せない女らしさを求め、ミキモトを訪ねました。サイズ違いのピアスがずらりと並ぶ中で、目に留まったのは大きめの9.25mm。日常にカジュアルにつけられて、そしてピアス一粒で完成する女らしさが欲しいなら、これがベストです。

編集長イシダ

編集長イシダ

マリソル編集長イシダのおすすめポイントをご紹介

「10」のルール、「100」のコーディネート――このタイトルが表すとおり、この本はとても明快で研ぎ澄まされています。と同時に、見ているだけで何となく自分のセンスが良くなったような気分に包まれる不思議な本でもあります。

そんな二面性は著者の村山さん(私はムラコと呼んでいますが)そのもの。non-no、MORE、BAILA、Marisol、eclat、そのすべての雑誌で一緒に仕事をしてきたのですが、物腰や話し方、雰囲気はほんわか柔らかいのに、作るコーディネートは大変理論的。小物ひとつとっても、何故つけたのか、このコーディネートにどうして必要なのか、という答えがすぐに返ってくるのです。

25年、どの時代も雑誌のテーマに合わせて読者のためにコーディネートを作り続けてきたムラコが、初めて単行本のために抽出した10のルールと100の実例。〝おしゃれ〟にとても興味がある人も、今はおしゃれにそこまでお金や時間をかけられないという人も、この本に出会って良かった! と思う部分が必ずあると思います。

ちなみに私が特に好きなコーディネートは、005番と029番と……終わりがなさそうなのでここでは2つにしておきます。

編集K松

編集K松

編集K松のおすすめポイントをご紹介

村山さんとお仕事をしている時、よく出てくる言葉があります。

「どうってことないんだけど、なんか素敵」

「さりげないんだけど、ちょっと女らしい」

それこそが、雑誌Marisolが目指しているおしゃれ! 街中で浮かないのに、ちょっとした印象を残す人。主張しすぎないけど、自分らしさのある装いを楽しんでいる人。

じゃあ、それを1冊の本にしたらどうだろう? 「どうってことなさ」や「さりげなさ」を可視化するのは本当にむずかしいこと。

でも村山さんは、担当エディターの磯部安伽さんと二人三脚で、そこに向き合いました。そして生まれた10のルールは、とっても明快。「最強のトレンチを持つ」「実はデニムは古くていい」「ベージュのVニットが最強の女っぷり」などなど。誰もが持っているアイテムで、すぐにマネできるコーディネートもたっぷりです。

トレンドを追ったスタイル本のような派手さはありません。でも、「なんだか素敵だな」のヒントがぎゅーっと詰まったまさに「一生もの」の1冊。年齢や身長や体型を問わず、服が好き、おしゃれが好き。そんなすべての女性に読んでいただきたいです!

【大人の名品の楽しみ方】この抜け感がくせになる「メゾン マルジェラのTabiシューズ」

もうずいぶん前から、マルジェラは大好きなブランド。エッジのきいたモードなデザインも素敵ですが、シンプル好きの私はもっぱらベーシックなお洋服を選んできました。ですから、つま先が割れた、文字通り「足袋」のようなTabiシリーズが出てきた時、「わ~すごい!」と思いながらも、すぐに飛びつくことはありませんでした。

でもそこに、このバレエシューズタイプとの出会い。迷わず白を買いました。いつものバレエシューズと同じ感覚で、いろんなコーディネートに合わせられます。でもそこに必ず、ちょっとした「遊び」が生まれる。この唯一無二の抜け感、Tabiシューズは「新しい名品」と言えそうです。

【大人の名品の楽しみ方】シンプル好きにこそおすすめ「ボルサリーノのフェルトハット」

夏のハットは、強い日差しを防ぐための必需品。でも秋冬のハットはおしゃれのためにかぶるもの、シンプル派の私にとって、実は冒険アイテムです。

そこで見つけたのが、こちらのハット。ボルサリーノのフェルトハットは、言わずと知れた名品中の名品ですが、リボンテープがないとよりシンプルな印象で、個人的にはハードルが下がる感じがします。ロングコートに合わせるとちょっと大げさになってしまうので、ちょうど今くらいの時季に、ロングカーディガンとパンツみたいな着こなしに、さりげなく合わせるのが素敵です。

【大人の隠れ名品】「もとまちユニオン」の小さなエコバッグ

エコバッグは好きで、海外のスーパーで気に入ったものを見つけるとついつい買ってしまいます。その中で最近特にお気に入りなのが、老舗スーパー「もとまちユニオン」のミニサイズの布バッグ。数年前、仲良しのライターさんがプレゼントしてくれました。

デザインのおしゃれさと、そしてこの小ささ(高さ23cm×幅18cm×マチ10cm)が、なんともかわいい。お休みの日には、長財布と手帳とリップを入れて、これ一つ持ってお出かけすることも。10月に出版したスタイルブックでも、ちょこちょこ、このバッグを登場させています。実はいろんな着こなしに合って、ちょっとしたはずしになってくれるんです。

【大人の隠れ名品】「日本野鳥の会」の折りたためる長靴
雨の日の靴選びって、困りますよね。私はもともとメンズライクな革靴が好きで、お手入れもまめにやる方。靴を大事にしたいから、雨の日には革靴は絶対に履きません。小雨の時はスニーカーを履くことがほとんどですが、どしゃ降りの日に履けるレインブーツを探していました。

そんな時に、年下の子が教えてくれたのがこの長靴。「日本野鳥の会」のオリジナルで、すごく人気がある商品なのだとか。いろんなカラーがありますが、私はグレーを選びました。ブーツ感覚で履けるファッション性の高さに加えて、ゴム靴なのに軽くて柔らかく、1日中履いてても足が疲れないのがうれしい!くるくると折りたたむことができ、収納用の袋までついているので持ち運びも便利です。

【編集長イシダの一生ものの白コーデ】

村山さんが本の中で語る通り、冬の白の素敵さは格別だと思います。今年トライしたいと思っているのは、この本で見た「オールホワイト」のコーディネート。同じ白でも素材を変えて組み合わせれば、確かに自分でもこなせそうです。

<やってみたのは、今年購入した『AK+1』の起毛ウールのタイトスカートと『フォンデル』のカジュアルなリブニットの組み合わせ。これに『ebure』のショートコートを合わせたいなと計画しています。

今の自分に合うと思うのは、甘い白よりちょっとカッコよさを感じさせる白。タイトスカートはまさにそれを実現するアイテムで、この冬のヘビロテになりそうです。ピリリ感を加えるカーキのパンプスと、ほんの少しだけフェミニンさを足してくれる『トッズ』のピンクのバッグを小物で足しました。

【副編SGURの一生ものの白コーデ】

お金が潤沢にない学生時代は「秋冬はベージュと白、春夏はネイビーと白」と決めて服を買っていたくらい、白は冬でも自分の中で馴染み深い色なのですが、最近は小さい面積で効かせることが増えてきました。

今年チャレンジしたいのは、Vニットの下にタートルネックの白カットソーを仕込んだちょっと男の子みたいなパンツスタイル。トップスとパンツを決めたはいいものの、「靴やバッグなどでも白を効かせたい、そうするとちょっとパラパラしてみえる?」とすぐに行き詰まってしまいました。

そこでもう一度「村山本」を熟読して、コーディネート写真とにらめっこ。「あ、全体の色数を抑えれば洗練されて見えるんだ…」「色数を絞るときはいろんな素材のほうがいいんだな」「最後はパールネックレスで甘さを足せばいいのか」と、数々のヒントをもらってようやく出来たのがこのコーディネート。 「シンプルだけど奥行きのある」「甘すぎずマニッシュすぎない」アラフォースタイルになった、でしょうか!

【編集長イシダの一生もののトレンチコートコーデ】

トレンチコートは、ベージュ、ネイビー、黒、レザーのカーキ…とワードローブにいろいろありますが、結局一番愛用しているのが『アクアスキュータム』のベージュ。ノーストレスの柔らかな素材感とベーシックなデザインは、いつ袖を通しても、どんなコーディネートにも違和感なく合うところが好きです。

この秋気に入っているのは、メンズライクな合わせ方。モカブラウンのモヘアニットと茶系のチェックパンツ、ライトブラウンのウィングチップ、ベージュポシェットで、仕事の日も、休日も、よく過ごしています。

何に合わせても、どんな気分の時でも、’凛’とした印象になる、そこがトレンチのすごいところだな、と思います。

【編集K松の一生もののトレンチコートコーデ】

昨年買った『ATON』のベージュトレンチコート。生地や形、ディテールはベーシックながら、ユニセックスで着られるほどゆったり、大きめのサイズ感が特徴です。

ベーシックなニットやデニムで、シンプルに着る日がほとんどですが、今回新たに挑戦してみたのが、フェミニンなワンピースとの組み合わせ。 普段シンプル派のくせに、衝動買いしてしまった花柄のシフォンワンピース(村山さんの「一生ものの買い物術」をマネしたいけど、まだまだ修行が足りません…)。買ってはみたものの長らくクローゼットに眠らせていたのですが、トレンチと組み合わせるとあら不思議!甘さがほどよく緩和され、平常心で着られるように。

また、寒さが増すこの時季には、ものすごくあったかい、ボリューミーなシャギーカーディガンもプラス。オーバーサイズの1枚だからこそできるレイヤードで、まだまだトレンチの出番は続きそうです。

※2018年9月7日~2018年11月30日集計

▼飼い主(おかあさん?)はスタイリスト村山佳世子さん。まりもちゃんのデイリーライフもチェック
  • 村山佳世子(むらやま・かよこ)
  • 文化服装学院スタイリスト科卒業後、アシスタントを経てスタイリストデビュー。25年以上、集英社の雑誌を中心に第一線で活躍。高い審美眼とスタイリング力で、ファッション業界からの支持はもとより、多くのモデルからも絶大な信頼を得ている。Instagram:@stylist_murayama_kayoko

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