早寝と昼寝だったらどっちがいい? 正しい脳疲労解消術【入浴・睡眠編】

2019年1月13日
【キレイになる活】疲労回復のための重要な時間が睡眠と入浴。寝方や入浴法のちょっとした違いで疲れのとれ方が変わるので要注意
毎日ちゃんと寝ているはずなのに、最近、疲れがとれなくなってきた……と感じているマリソル世代の女性は多いはず。でも“年齢的にしょうがない”とあきらめるべからず。ちょっとしたコツさえ知っておけば、疲れは効率よく解消が可能。疲れないための簡単メソッドを実践して元気な心と体を取り戻して!

☆私が答えます!

医学博士 梶本修身先生

医学博士 梶本修身先生

大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授。東京疲労・睡眠クリニック院長。『すべての疲労は脳が原因』(集英社新書)ほか著書多数

■正しい脳疲労解消術【入浴・睡眠編】

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疲労回復には睡眠は最低6時間は必要なので毎日7時間のほうが◎
「睡眠中は浅い"レム睡眠"と、深い"ノンレム睡眠"が90分ほど周期で繰り返されますが、疲労回復にはノンレム睡眠が3〜4回あるとよいので最低でも6時間は寝ましょう。休日に朝寝坊をして寝だめをすると生体リズムがくずれて疲労回復につながらないのでNG。金曜の夜に早く寝て休日も平日と同じ時間に起きるのがおすすめ」

昼寝をすると脳を休められて その後の仕事の効率もアップ
「人間は生体リズムによって昼すぎに 眠くなるので、昼寝をするほうが脳を休ませられ、その後の仕事の効率も上がるのでおすすめです。ただし限度は30分。それ以上寝ると起きづらくなるうえ夜の睡眠に影響が出るのでNG。 寝られる環境がなければ、軽く目を閉じるだけでも疲労回復につながります」

いびきをかきにくく、消化も助けられる右向き寝を
「疲労回復によいのは右向き寝です。あおむけ寝はいびきをかきやすく、疲れがとれにくいのですが横向き寝ならいびきが抑えられます。右側を下にすることで胃の消化も助けられ自律神経の負担が減り、疲れがとれます」

寝る前の白湯で疲れがとれやすくなり寝つきもスムーズに
「睡眠中は脱水症状を起こしやすい状態。脱水症状を起こすと自律神経の負担が増え、寝ても疲れがとれにくくなるので、寝る前にコップ1 杯の水分をとりましょう。おすすめは白湯。胃腸が温まると副交感神経が優位になり、寝つきもスムーズに」

夜に強い光を浴びると眠りにくくなるので暗めの照明に
「人には暗くなったら眠くなるという本能が備わり、明るいと眠りを誘うホルモン"メラトニン"が合成されず眠くなりにくくなるので疲れもとれません。夕方以降は強い光を浴びないようにし、暗めの照明にしましょう」

夜の就寝1~1.5時間前の入浴が寝つきやすくなりおすすめ
「入浴は自律神経に負担をかけるので、朝のまだ自律神経が目覚めていない時に入浴するのはおすすめしません。一方、夜の寝る1 〜1.5時間ほど前にぬるめのお湯で半身浴をすると副交感神経が優位になり、体温が下がるころにちょうど眠気が訪れて寝つきやすくなります。入浴は夜がおすすめです」

ぬるめの10分の半身浴は安眠につながり疲れがとれる
「熱いお湯につかると刺激が強くて交感神経が優位になり自律神経が疲労します。でも38〜40℃のお湯にみぞおちまでつかる半身浴なら副交感神経が優位になり、よい睡眠につながります。長湯をすると自律神経に負担がかかるので10分を目安に汗が出始めたら上がりましょう」

寒い日は暖房をつけて快適な室温の中で寝るほうが疲れない
「寒すぎる部屋で寝ると体温調節のために自律神経がフル稼働し、疲れを招いてしまいます。快適な室温は25〜26℃で、この室温を維持するのが自律神経に負担をかけないコツ。寒い日は暖房をつけて寝ましょう」

【Marisol 12月号2018年掲載】 取材・文/和田美穂

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