そんな梶ヶ谷さんの選んだ就職先は、米軍基地。17年間正社員として勤務し、職場にやりがいを感じていたので趣味 の“お片づけ”がライフワークになると、当時は思っていなかったそう。
時がたち、2人目の出産を機に退社。偶然出会った『整理収納アドバイザー』 資格に運命を感じ取得→独立。地道にブログ発信を続けた結果「子育て中でも、家がすっきりしているおもしろい人がいる!」と、テレビから収納名人として出演依頼を受け、一躍時の人に。
その後、書籍を通算 11 冊出版し、初著書『子どもがいてもできるシンプルな暮らし』は、重版8回(!)という不動の人気タイトルとなる。
今や活動は多岐にわたり、愛用バッグ(上)は、自らのプロデュース商品。最近では、収納特化のトートバッグ『C arry Storage Tote』 を制作。「探す手間なくひと目で中身がわかるバッグを工場から探してイチから作ってみたら、初日で完売し、再販が決まりました」
使い勝手抜群のお財布(❼)やコスメポーチ(❽)も、プロデュース品。
一方、無印良品(❶➓⓮⓯⓱)は、シンプルで機能美を追求したデザインに惹かれ、アイテムを増員中。
お子さんから贈られたお守りセット(⓫)とノート(⓬)は、宝物という。「中身が日に日に増えていくので、 “すっきり暮らす”というモットーとかけ離れていますが(笑)。ほっと和む必需品です」
今年は、トヨタホーム東京とタッグを組み『カジトヨ収納プロジェクト』で、一軒丸ごと家をプロデュース!「モデルルームみたいに静然と住めないという悩みに寄り添い、整理収納の視点から、間取りや動線までまかせていただけて!家族の幸せがつまった空間をご提案する夢が叶いました」