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達人に聞く!リモートで働く私の「快適化3大ルール」

いち早くリモートワークに注目、仕事のスタイルを確立して、さっそうと働くアラフォー2 名にフィーチャー。時間を有効に組み立て、必要なスキルに注力する、そのタイムスケジュールと心得を取材

緊急事態宣言をきっかけに急速に在宅勤務が浸透し、対面があたりまえだった働き方を柔軟にスイッチすべき時代が到来。働くアラフォー世代はどう思っている?新しいスマートな働き方のスタイルを検証します!



「リモートは成果がすべて! 効率化の一方で対人スキルにも磨きをかけて」

橋本真里子さん レセプショニストCEO

橋本真里子さん レセプショニストCEO

大手IT企業での豊富な受付業務を経験後、受付の効率化を目ざし、2016年、㈱RECEPTIONISTを設立。iPadでの無人クラウド型受付システムをリリースし、約3000社の企業が採用している。柔軟にリモートを実践

「成果がすべてのシンプルな世界。ITツールにどんどん挑戦し、使いこなすスキルが必要です」。"Slack"Trello"など数種類のアプリを駆使し、パフォーマンスを最大化させている橋本さん。
一方で、対人を大切にしてきた元受付嬢ならではの視点も。「リモート=無機質な働き方、にならないように気を配ります。デスクでメンバーと自然に交わすような痴や不安だって開示してOK。リモートだからと肩肘張らず、なんでも発信し合うことを大切にしています」

みんなのリモートワーク最新白書2_1
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昼間の稼働時間を、6時間に限定。「だらだら長く仕事をするより、集中力が途切れないように時間配分を考えます。スマホをおやすみモードにし、ランチも抜いて一気に仕事」。夕方に家事などをこなし、夜に再び2 〜3 時間の作業時間を確保している。

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社内のやりとりがメインのSlackに、オフのチャンネルを作り、コミュニケーションの場に。「最近読んだ本を議題にしたりオンライン誕生会を開催したり、自由に。チームの"色"を感じられる部署は、成果も出ています」

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「部屋の中ですが……(笑)。プロのモデルさんがバストアップ撮影の時に、足もとが映らなくてもヒール靴を履いて背すじに意識を向けると聞き。まねしてみたらシャキッと効果てきめんでした」。自分なりの"メリハリスイッチ"を上手に活用。




端的なやりとりで、時短。その時間で内容を“深化”させる

岩橋ひかりさん MYコンパス代表取締役/ キャリアコンサルタント

岩橋ひかりさん MYコンパス代表取締役/ キャリアコンサルタント

オンラインキャリア講座を主宰する「MYコンパス」代表。2000人以上の女性のライフキャリア教育を行うエキスパート。著書に『最強のライフキャリア論。~人生まるごと楽しむための思考法~』(時事通信社)

オンライン講座を主宰する岩橋さんは、リモートワークのパイオニア的存在。今年はコロナの影響で、これまで取り入れていなかったクライアントもリモートにシフト。
「初対面のお客さまや、オンラインに不慣れなかたも多いから、誤解を生まないよう、ビジネスメールやチャットでは、要点のみの端的な文章に」。
社内メンバーとのパーソナルな理解のためにはLINEで"密"なコミュニケーションを。「移動がなくなった時間は、提案内容を深める努力をしています」

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毎朝30分の散歩を欠かさず、脳を活性化。「頭が冴えている午前中が勝負時間!」社内メンバーとのZoomランチで親睦&意見交換後、「午後はルーティンの時間。BGMはボサノヴァです」。リズムに合った時間割を組んでいる

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「テキストだけのコミュニケーション機会が増えたので、要点を短くわかりやすく、のライティング力が必要」。時間が限られたオンライン会議には、「事前に起承転結のシナリオ設計を。段取りは相手へのエチケットです」

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「メイクしてピアスをつけると緊張感が出て、お仕事モードになります」。また、仕事机にしているのはダイニングテーブル。昼間は仕事用の椅子を置き、終業後にお気に入りのダイニングチェアに戻すことでスイッチオフ。

【Marisol 8月号2020年掲載】撮影/草間智博(TENT) イラストレーション/小迎裕美子 取材・文/中村麻美

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