三尋木奈保・エディター
本日の質問はこちら!
Q.
寒い時季のコート姿がなんだか地味になってしまいます。かといって、コーデを盛ろうとするとガチャガチャした印象に……(泣)。三尋木さんがコートスタイルで気をつけていることがあればぜひ知りたいです。
A.
みなさん、こんにちは!
本日はコートスタイルについての質問ですね。
真冬のコート姿が地味になっちゃう、もしくはガチャガチャしていまいち決まらない、というお悩み、わかります。
朝、家の中でニットとボトムの組み合わせはばっちり決まったけど、いざコートをはおってみたら「??」ってこと、ありますよね。
それを回避するために、私は朝、上下の組み合わせを考えるときに、そこにはおるコートも合わせてシミュレーションしてるかもしれません。
室内で過ごす時間よりも、コートを着ている時間が長い日(あちこち買い物に回る日や展示会巡り、ロケ撮影の日など)は特に!
コートを先に決めてから、中に着るものをコーディネートしています。
で、「コート姿がおしゃれに映える」ために大事だと思う私的ルール!
’コートコーデは「コントラスト配色」で’
コートを引き立てるために、中に着るニットとボトムは反対色でまとめる、ということですね。
コートが淡いグレージュなので、中のニットとスカートは黒でそろえています。
「グレージュ×黒」で2色のコントラスト配色になっていますよね。
コート姿をすっきりあか抜けさせたいなら、インの色は上下つなげてみるのがおすすめ。
ここでもし、ニットが黒ではなくてほかの色だったら、上下が分断されてなんだかごちゃついた印象になりがちです。
で、コートを脱いだ時のことを考えると、上下が無地の黒だとまったり重く見えるから、ボトムは黒ベースのプリントものにして、メリハリがつくようにしています。
もうひとつ、同じ発想で別のコーデを。
コートがブラウンなので、インは淡いベージュで上下まとめています。
つまり、
コートが濃い色だったら、中を淡い色に。
コートが淡い色だったら、中を濃い色に。
こう考えると簡単ですよね♡
お手持ちのワードローブで、何パターンも組み合わせができるはず!
この法則でコーデを組み立てると、コートが際立ちつつ、全体の印象がすっきりまとまる気がします。
ここでもコートを脱いだ時のことを考えて、スカートをレース素材に。ニットとスカートが同じトーンのベージュでも間延びして見えません。
とはいえ、毎度毎度、この法則に当てはめてコーデできるわけではないですよね。
ワードローブには限りがあるし、その日の予定や行き先で着こなしを考えるのが日常というもの。
コートと中身がうまく濃淡にならず、全体がワントーンぎみになっちゃった日は、
’服に対して、バッグと靴をコントラスト配色に’
ご覧のように、コートもニットもスカートも、わりとネイビートーンというとき。
バッグと靴を明るめのキャメルで統一。
服×小物で「ネイビー×キャメル」のコントラストになりますよね。
これ、冬に限らず、私は一年中よく使う手かも。
全身がグレーぎみのときは、バッグと靴を白に。
全身がベージュぎみのときは、バッグと靴を黒に。
今日のお話をひとことでまとめると、「コントラスト大作戦!」ですかね(笑)
派手な色を使わなくても大丈夫。
お手持ちのベーシックカラー同士でも、「濃い」「淡い」で合わせを考えてみると、新しい着こなしが広がると思います♡
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*次回は2月20日公開予定です
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