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鶏のポワレ・いちごバルサミコ酢ソース【平野由希子のおつまみレシピ #90】

今回は春らしいロゼに合うレシピをご紹介


【今月のメニュー】

ロゼワイン×鶏のポワレ いちごバルサミコ酢ソース

春になると飲みたくなるのはロゼワイン。
「ロゼと一口にいっても色合いも品種もさまざまなので、いろんな食べ物に合わせてみるといいですね。今回は南仏とイタリアのロゼを。肉料理にはもちろん合うし、イチゴやラズベリーなど赤いフルーツと相性がいいですね。そこで鶏肉をカリッと焼いて、イチゴと甘酸っぱいバルサミコ酢のソースで。ふたをしないで弱火でじっくり火を通すと、皮がパリパリになって、身はふっくらジューシーに。ソースも簡単に作れて、春らしい華やかな一皿になります」


【レシピ】
鶏のポワレ いちごバルサミコ酢ソース

ロゼワイン×鶏のポワレ いちごバルサミコ酢ソース

【材料[材料・2人分]

鶏もも肉… 2 枚(500g)
イチゴ…(小粒)8 〜10粒 (大粒)4 〜5 粒
バルサミコ酢…大さじ4
バター…大さじ1
塩、粗びき黒こしょう、トレヴィス…各適量 オリーブオイル…少々


【作り方】

❶鶏肉は水気をふいて塩小さじ1 をふり、15分ほどおく。イチゴは小粒なら半分、大粒は4 つ割りにする。

❷フライパンにオリーブオイルと①の鶏肉の皮目を下にして入れ、中火にかける。温度が上がってきたら弱火にし、皮がカリッとするまで12〜15分焼く。途中、出てくる脂を時々ふく。8 割ほど火が通ったら裏返し、30秒ほど焼いて取り出し、休ませながら余熱で火を入れる。

❸フライパンの余分な脂をキッチンペーパーで吸い取り(鍋底に残っているうま味はふき取らない)、水大さじ2を加えて鍋底のうま味を溶かして煮詰め、イチゴ、バルサミコ酢を加えて半量になるまで煮詰める。②の肉から出た肉汁も加え、火を止めてバターを加えて混ぜる。

❹器に鶏肉を盛り、③のソースをかけ、塩少々、粗びき黒こしょうをふり、トレヴィスを添える。


【今月のお酒】

ロゼワイン
ロゼワイン×鶏のポワレ いちごバルサミコ酢ソース2

(右)ドメーヌ・ド・グレサック アレザン・ロゼ 2017
(左)ラ・カラブレッタ ロザート2019

(右)フランス南部ラングドック地方で、40年前から有機栽培されていたぶどう畑をスイス人オーナーが入手。2013年からは注目の若手醸造家、フランス人のダヴィドが栽培、醸造ともに行う。品種はグルナッシュ、サンソー。ざくろやオレンジのようなニュアンス。果実味ジューシーで、うま味もたっぷりありながら、しっかりした酸も。750㎖¥4,180/BMO 

(左)生産者マッシミリアーノの父、マッシモが赤ワインを飲めない奥さんのために造り始めたロゼワイン。畑はシチリア、エトナ山の麓、標高700〜800mの南向き斜面。品種はネレッロ・マスカレーゼ100%。厚みと均整の取れた果実と酸のバランスがよく、エトナのネレッロらしい黒いトロピカルなミネラルが心地よい。750㎖¥2,860/ヴィナイオータ
  • 平野由希子
  • 料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ、フランス農事功労章シュヴァリエを叙勲。ワインバー「8 huit.」オーナー。フレンチをベースにしたおしゃれな料理とワインのペアリングを学ぶ、少人数制の料理教室「cuisine et vin」を主宰。詳細はホームページで。(https://www.yukikohirano.com/) 近著に「ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖」(KADOKAWA)。
【Marisol 4月号掲載2021年】撮影/邑口京一郎 スタイリスト/駒井京子 取材・文/海出正子

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