ちゃんと寝ているのに疲れが取れなくてだるかったり、運動をしたわけでもないのに疲れたり。これは「脳」の疲れが原因の可能性大。現代人に多い、こんな頑固な疲れを効果的に解消する、脳にアプローチするストレッチをご紹介!
→【あなたの疲れ“脳疲労”かも?!】自分の体の現状をチェック!
☆教えてくれたのは・・・
パーソナル トレーナー 鈴木孝佳さん
Stretch: 2「筋肉と関節」編
①胸の筋肉と肩の関節を動かす
ソラシックスワイプ
胸の筋肉と肩の関節を動かすエクササイズ。 体をひねる動作は、ボディマップの強化に最も効果的。
左側を下にして横になり、両膝を90度に曲げる。両腕をまっすぐに伸ばし、両手を合わせる。
床をなでるように右手を頭の上まで大きく動かし、頭の真上まできたら手のひらを天井へ向け、胸をひねりながら腕を腰のあたりまで動かす。口から5 秒間ゆっくりと息を吐き、5 秒間息を止める。鼻から5 秒間息を吸う。次に逆再生するように腕をゆっくり大きく動かして戻していく。これを4 回。反対側も同様に。
②太もも裏側を鍛え、背骨の感覚を高める
ヒップリフト
太ももの裏側を鍛えつつ、背骨の感覚を高められるエクササイズ。太もも裏側を鍛えると、正しい姿勢で立てるようになり、血流もよくなる。
あおむけに寝て、両足はこぶし1つ分開き、両膝を曲げる。両手は手のひらを上に向けて体の横に置く。
息を吐きながら、尾骨、おしり、背中と下から順に上に引き上げる。すべて引き上げたら、背中、おしり、尾骨と順に下ろしていく。これを10回。
③腹筋を鍛えて、肋骨や腰の状態を整える
デッドバグ
肋骨が前に突き出たり、腰が反るのをリセットするエクササイズ。腹筋を使うことで肋骨や腰の位置を正しく保てるようになり、手足を動かしても体幹を安定させられるようになる。
あおむけになり腰の下に折りたたんだタオルを置き、両手両足を天井に向けて伸ばして両膝を90度に曲げる。
息を吸いながら右手と左足を同時に対角線上に伸ばし、吐きながら戻す。5 秒間で往復すること。これを10回。反対側も同様に。
タオルを横から引っぱったら抜けてしまうほど腰が浮くのはNG。タオルと腰は密着させて。
【休日メニュー】
しっかりやりたい日は、「呼吸」編から1つ、
「筋肉と関節」編から2つ、
「 バランス感覚」編から2つ、好きなストレッチをやればOK!
時間に余裕がある休日や、しっかりやりたい日は、呼吸編から1つ、筋肉と関節編から2つ、 バランス感覚編から2つ、好きなものを選んで行って。脳疲労が取れて、疲れが解消!
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