- 村山佳世子(むらやま・かよこ)
- 文化服装学院スタイリスト科卒業後、アシスタントを経てスタイリストデビュー。25年以上、集英社の雑誌を中心に第一線で活躍。高い審美眼とスタイリング力で、ファッション業界からの支持はもとより、多くのモデルからも絶大な信頼を得ている。Instagram:@stylist_murayama_kayoko
『単行本の仕事を進める中で、今の自分にとって必要なものとそうでないものがはっきりして、 実は2018年は相当、断捨離を進めた年でした。今回ご紹介するのは、そこをくぐり抜けたものたち。今季買ったものはひとつもなく、一番古いものでは四半世紀以上使っているものまで!(笑)使いやすいことと、ずっと使えること。そしてちょっと気持ちが豊かになること。それが、私にとっての「一生もの」の基準。だから特別な日だけじゃなく、気負わずふだんから身につけているものばかりです。』スタイリスト 村山佳世子
A.
J.M.WESTONのマニッシュ靴
「おしゃれな男性が履いているのを見て以来ずっと憧れで、7年ほど前初めて買いました。革が堅牢なので長時間履くには正直不向きですが、これはラクするために履く靴ではなく、気合を入れて履く靴。きちんとお手入れして育てていくつもりです」(村山さん)
B.
HERMÈSのシルクカシミアスカーフ
「20歳のころから何枚買ってきたでしょう? でも時代の変化や自分の年齢によって選び方は変わってきていて。今の私の気分は、より気軽に巻けるシルクカシミアのプチスカーフ。これはシマウマ柄にひと目惚れ。意外とおもしろい柄が好きだったりします(笑)」
C.
CELINEのムートンジャケット
「4 年ほど前に買った、シンプルなライダース型のムートン。ミニマムなデザインとコンパクトなシルエットで、流行を問わず活躍してくれています。アウターはネイビーを買っておけば間違いない、というのが自分の中にあって。そこも一生もののポイントです」
D.
CELINEのゴールドバングル
「基本、アクセサリーはかなりのミニマム派です。『セリーヌ』の"マンシェット"は、ボリューム感とシンプルさのバランスが絶妙。ゴールドだけどギラギラしてなくて、着こなしやシーンを選びません。手もとにつけるとなんだか落ち着く、相棒のような存在です」
E.
VINTAGE パールネックレス
「成人のお祝いに、叔母から贈られたパールのネックレス。もう四半世紀以上の付き合いですから、これこそ本当の一生ものです。専門学校時代には、このネックレスに『A.P.C.』のニット、古着のリーバイスをはいてました。今とあんまり変わらないですね(笑)」
F.
HERMÈSの黒のプリュム
「一生ものを語る時、『エルメス』のバッグははずせません。バーキンやケリーももちろん素敵ですが、ふだん使いという点で、プリュムが真っ先に浮かびました。究極的にミニマムなデザインとこの上なく上質な素材。おばあちゃんになっても持ちたいと思います」
※紹介しているものはすべて私物です
\売り切れる前にチェック/
-
スタイリスト村山佳世子の40歳からの「おしゃれに効く10のルール」
大人を素敵に見せる秘訣、教えます!
-
一生もののおしゃれルール『冬こそ白!』にマリソル編集部が私服コーデで挑戦!
大好評発売中の『一生もののおしゃれが身につく10のルール100のコーディネート』。マリソル編集長イシダと副編SGUR、編集K松が、一生もののおしゃれルール・冬の白を取り入れたコーディネートに挑戦!
-
スタイリスト村山佳世子が提案。一生もののおしゃれが身につくファッション名品まとめ
一生愛せるファッション名品やプチプラ名品、名品の楽しみ方まで、集英社No.1スタイリストの村山佳世子さんが一生もののおしゃれが身につくファッション名品を提案。
-
スタイリスト村山佳世子がこっそり愛用する「大人の隠れ名品」教えます
高いものやベーシックなものだけが名品にあらず!集英社No.1スタイリストの村山佳世子さんに、お気に入りの「隠れた名品たち」を教えてもらいました。
-
スタイリスト村山佳世子の「何度でも買い続ける名品」5品
たったひとつを愛し続ける高価な名品がある一方で、使っては同じものを買い足していく、永遠の名品も存在する
-
スタイリスト村山佳世子の「一生愛せる名品図鑑」
10年・20年と愛せる一生ものアイテムから提案。シンプルだけど絶対的な存在感がある、確かな名品。