薄着になり始めるこの季節。気になりだすのがウエストまわりの余分な脂肪。これではおしゃれも決まらない! そこで、人気ボディワーカーの森拓郎さんに、夏までにくびれを手に入れる術を教えていただいたので公開!
ボディワーカー 森拓郎さん
背骨や肋骨など骨格を整える こともくびれ作りに不可欠
くびれを作るというと、ウエストさえ鍛えればいいと思いがちだけど、 実はウエスト以外からのアプローチも必要なのだとか。
「くびれがなくなる原因には骨格も関係しています。ひとつが背骨で、ふだんの悪い姿勢によって背骨がつぶれていると、肋骨と骨盤との間が狭くなり、腰まわりの脂肪がプヨッと出て、くびれがなくなります。 また、もうひとつが肋骨。最近ス マホの影響などで猫背で首を前に出した姿勢の人が多いですが、すると肋骨が後傾して下部が前にパカッと開いてしまうので、ウエストの幅が太くなるのです。ですからくびれ作りには背骨や肋骨を正しい状態に整えることが不可欠」
また、鍛えるべきはお腹とお尻。
「腹筋が衰えると内臓が下垂してお腹がぽっこりと出て、横から見た時にくびれがなくなるので、お腹を筋トレで鍛えて引き締めるこ とも大切。また、お尻にボリュームがあると、くびれがよりきわだちます。筋トレでお尻をボリュームアップするのもポイントです」
つまり必要なのは、背中、肋骨、 お腹、ヒップの4カ所へのアプローチ。
【「くびれ」のための整えるべきはココ!】
ウエストは肋骨と骨盤の間が離れているとくびれるが、背中を丸めた姿勢が習慣化すると背骨がつぶ れて肋骨と骨盤の間が狭くなり、 お腹の脂肪がプヨッと飛び出たずん胴体型に。まずは背骨を伸ばし、 正しい状態に整えることが重要。
お腹の筋肉が衰えると内臓が下垂してお腹がぽっこりと出てしまい、 横から見た時のウエストのラインがくずれてしまう。お腹のインナーマッスルを鍛える筋トレで引き締めれば、360度どの方向から見てもキレイなくびれが手に入る。
肋骨が正しくまっすぐな状態なら、 肋骨下部が締まりウエストの幅も細くなる。でも猫背で首を前に出した姿勢がクセになると、肋骨が 後ろに倒れて下部がハの字に開くのでウエストが太くなる。肋骨を正しい状態に整えることも必須。
ウエストが細くても、お尻にボリュームがないとくびれ感がきわだたず残念。筋トレでお尻の筋肉を 鍛えてボリュームアップすると、 相対的にウエストがより細く見え、 くびれの美しさがきわだつのでおすすめ。お尻の筋トレもプラスして。
<<日々の姿勢も大切>>
くびれがなくなる大きな原因をつくるのがふだんの姿勢。
「座っていると、どうしても背中を丸 め、骨盤を後ろに倒したダラッとした姿勢になりますが、これだとお腹のインナーマッスルが使われず、内臓が下垂し、肋骨と骨盤との間も狭くなり、 ぽっこりとお腹が出てくびれがなくなる原因に。骨盤をやや前傾させて座るようにすると、お腹のインナーマッスルも鍛えられ、くびれやすくなります」
骨盤を倒して座ると、 お腹のインナーマッスルが使われず、肋骨と骨盤の間も狭くなり、 ぽっこりお腹を招く。
骨盤をやや前傾させて座ると、お腹のインナーマッスルが鍛えられるうえ、肋骨と骨盤の間も離れて、くびれやすくなる。
-
伸ばす&たたくで美腹に。脂肪をやわらかくしてくびれも手にいれよう| 40代ヘルスケア
押す、たたくなどの簡単メソッドで人気の久優子さんが、マリソル読者のために美腹を作る4STEPマッサージを考案してくれました
-
伸ばす、たたく、押す、流すの4つが効く!4STEPマッサージで美腹に| 40代ヘルスケア
押す、たたくなどの簡単メソッドで人気の久優子さんが、マリソル読者のために美腹を作る4 STEPマッサージを考案してくれました
-
まずは3種類の呼吸の方法をやってみよう!「おなかヤセ呼吸」をマスター| 40代ヘルスケア
腹式、胸式、丹田式。息を吐く時や吸う時に動かす部分が異なるから、しっかり覚えて
-
よりおなかヤセ効果が高く、ボディラインもキレイに。呼吸×エクササイズで効果アップ| 40代ヘルスケア
3種類の呼吸を身につけたら、呼吸をしながら行うエクササイズにトライ!
-
今年こそ、本気でおなかヤセ!アラフォーは「呼吸」で無理なくおなかヤセを| 40代ヘルスケア
お正月を過ぎてふと見たら、パンツの上にのっかるおなかのお肉がたっぷり! そんな事態に慌てているアラフォー女性に向けて、おなかヤセの達人に、呼吸やマッサージで美腹をかなえる方法を教えてもらいました!