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“ほぐされた”印象の血色顔に。ピンクパールのハイライター

滞ってがちがちのはずのハラチノさんのお顔に“ほぐされた”感をだしてくれたのはこのアイテムのおかげでした

シャネル

ル ブラン ロージー ドロップス

 もう何年、いや何十年? も前に話題になった"マーフィーの法則" ではないですけど、前もって何がしかの予定を入れておくと、直前になって、よりにもよってそこに、のっぴきならない仕事やらの別案件が入ってしまって、泣く泣くその予定を変更せざるをえ ないことってありませんか。私の場合、その"法則"的なものが本当に、何かの呪いかと思うくらいのかなりの確率で適用される2大シチュエーションが、「歯医者さんの予約を入れている時」と「マッサージ・鍼灸の予約を入れている時」です。

どちらも大切な体のメンテナンス案件なので、それが先延ばしになる、と思うと、 キャンセルにおける先方への申しわけなさも相まって、毎度ホントにがっくり……。とはいえ、小さな声で告白させていただくと、 歯医者さんの場合、例えば、直近でもう歯がものすごく痛い! みたいな緊急事態でもないかぎりは、少しだけ治療が先になったとしても、まあ仕方ないか、とあきらめもつく、というのが本心のところで。

問題はもうひとつの「マッサージ・鍼灸」。だって、 そもそもの姿勢があまりよくないのに加え、パソコンと首っぴき になることが多いという職業由来要因、さらには、ヒマさえあれば携帯の"オチモノ"ゲームに没頭しがちというダメ生活由来要因も相まって、私の首・肩・背中は常にガッチガチ。なんで、"ほぐし"の予約を入れたら最後、その日を一日一日指折り数えるくらい楽しみに待っているのです。それはもう、好きで好きで仕方がない付き合い始めの恋人との逢瀬の日を、心臓をドゥグンドゥグンさせながら待っているくらいの勢いと言っても過言ではない レベル! そんな愛しい"ほぐし"の時間が直前になっておじゃん になるなんて……。あきらめきれない、でもあきらめなきゃいけない、というやるせなさで、さらに首・肩・背中の血行が悪くなり、結果、お顔もどんよりとくすんでしまう、というのがお決まりのパターンです。やめてほしいわ、ホント。

が、ひと月ほど前、 またしても件の"法則"にのっとり、ほぐしの機会を失った私。その翌日、仕事帰りに、ガチガチの体の血行を少しでも上げていこう(←ものは言いよう……)と、泡の1杯を求めて、よく行く近所のカフェに立ち寄った時のこと。いつもグラスに並々と注いでくれる、気のいいお兄さんが私の顔を見るなり言ったのです。「あら、何か顔、ピカピカさせちゃって、今日もマッサージ帰りですか? まったく、うらやましいご身分ですね!」と。は? 何、言 っちゃってんの? こちとらそのマッサージにフラれて、げんな りしているとこだYO! と答えつつ、そういえば、以前、運よく "法則"から逃れ、2時間たっぷりほぐされた帰り道、お茶を飲みにこのカフェに寄った際、このお兄さんから「顔色が違う!!」と 言われたことを思い出し。でも、もちろんその日の私の体はガチガチマックス。なのに、"ほぐされた感"がある、血行バッチリなピカピカの顔色だったとすれば、答えはひとつ。こちらのハイライターの仕業! ファンデーションの上にちょっとのせるだけで、 ウソみたいに肌のくすみ感がパッと飛ぶのがありがたく、ここ最近は持ち歩いて、顔にお疲れ警報が出るたびにササッとつけていたのが吉と出たようです。

世界的な感染症の広がりによる、不安と緊張感で、体も心もガチガチになりがちな折、せめて肌だけでもほんのりピンクのツヤで染めて、少しでも"ほぐし"ながら過ごしたいな、と思ってます。
コスメデコルテ アイグロウジェム
配合されたほんのりピンク色の細かなパールが、健康的でみずみずしい印象のツヤ肌を作る、リキッドハイライター。ファンデーションの上に薄く重ねるだけで、肌の透明度が一気にぱっと上がるちょっとした"マジック感"がうれしい。複数のエモリエント成分を配合し、水分の含有率も高いから、長時間つけていても乾燥知らず、な肌でいられる確かな保湿力もお見事。30㎖¥6,000

ビューティエディター ハラチノ
キレイを育むうぬ惚れの一番の糧は断然、人からのアプローズ=ほめ言葉。マリソルのビューティエディターハラチノが、そんな言葉を採取解説!




【Marisol 6・7月号2020年掲載】撮影/国府 泰 

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