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一生もののおしゃれルール『最強のトレンチを持つ』にマリソル編集部が私服コーデで挑戦!

大好評発売中の『一生もののおしゃれが身につく10のルール100のコーディネート』。マリソル編集長イシダと副編SGUR、編集K松が、「一生もののおしゃれルール」の筆頭、トレンチコートのコーディネートに挑戦!
1枚の服としての完成度の高さは、唯一無二。流行がどんなに変わろうとも色褪せない、まさにトレンチコートは「一生ものの服」。編集部スタッフ3名のそれぞれの1枚とは…?
編集長イシダの一生もののトレンチコートコーデ

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副編SGURの一生もののトレンチコートコーデ

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編集K松の一生もののトレンチコートコーデ

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【編集長イシダの一生もののトレンチコートコーデ】

トレンチコートは、ベージュ、ネイビー、黒、レザーのカーキ…とワードローブにいろいろありますが、結局一番愛用しているのが『アクアスキュータム』のベージュ。ノーストレスの柔らかな素材感とベーシックなデザインは、いつ袖を通しても、どんなコーディネートにも違和感なく合うところが好きです。

この秋気に入っているのは、メンズライクな合わせ方。モカブラウンのモヘアニットと茶系のチェックパンツ、ライトブラウンのウィングチップ、ベージュポシェットで、仕事の日も、休日も、よく過ごしています。

何に合わせても、どんな気分の時でも、’凛’とした印象になる、そこがトレンチのすごいところだな、と思います。

【副編SGURの一生もののトレンチコートコーデ】

私の「最強のトレンチ」は、10年以上前に買った『t.yamai』のトレンチコート。ゆったりシルエット&ラグラン袖で、インが薄着でも厚着でも気にせずコーディネ-トできます。とにかく端境期に便利なのですが、これに惹かれたのには理由があります。

30代の初め、以前いた編集部でミラノに「おしゃれスナップ」の撮影によく行っていました。その雑誌の対象年齢より少し上だなと思いつつ、思わず声をかけたグレイヘアのマダムがいました。彼女は、ダークグリーンのコーデュロイ素材のラグラン袖トレンチをゆったりとベルトを締めて着こなしていたのです。当時はトレンチコートをいかに、「シュッ」とした感じに着るか腐心していましたが、「こんな着方があるんだ!」とただただ感心。その後、このトレンチコートを見つけた時に記憶に甦ったのは、そのマダムの姿。即決でした。

今回撮影するにあたり、そのエピソードを想い出しまして、今年はカーキのパンツと少し強めの足もと、華やかなスカーフを添えて、ちょっとだけ「ミラノ風」に着こなしてみようと思います。

【編集K松の一生もののトレンチコートコーデ】

昨年買った『ATON』のベージュトレンチコート。生地や形、ディテールはベーシックながら、ユニセックスで着られるほどゆったり、大きめのサイズ感が特徴です。

ベーシックなニットやデニムで、シンプルに着る日がほとんどですが、今回新たに挑戦してみたのが、フェミニンなワンピースとの組み合わせ。 普段シンプル派のくせに、衝動買いしてしまった花柄のシフォンワンピース(村山さんの「一生ものの買い物術」をマネしたいけど、まだまだ修行が足りません…)。買ってはみたものの長らくクローゼットに眠らせていたのですが、トレンチと組み合わせるとあら不思議!甘さがほどよく緩和され、平常心で着られるように。

また、寒さが増すこの時季には、ものすごくあったかい、ボリューミーなシャギーカーディガンもプラス。オーバーサイズの1枚だからこそできるレイヤードで、まだまだトレンチの出番は続きそうです。

  • 村山佳世子(むらやま・かよこ)
  • 文化服装学院スタイリスト科卒業後、アシスタントを経てスタイリストデビュー。25年以上、集英社の雑誌を中心に第一線で活躍。高い審美眼とスタイリング力で、ファッション業界からの支持はもとより、多くのモデルからも絶大な信頼を得ている。Instagram:@stylist_murayama_kayoko
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