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気鋭の書家アーティストのバッグは、ブルーで統一された物語のあるアイテムが美しい!【働く女のバッグの中身】

流麗な書と絵画のような美しいタッチが話題となった初作品集『線の美』を昨年発売した、書家・岡西祐奈さん。水墨画を取り入れ、書と絵をともに表現する作風が注目を集めています。そんな岡西祐奈さんのバッグの中身を拝見!
書家 岡西祐奈さん

書家 岡西祐奈さん

おかにし・ゆうな● 6歳より書を始め、高校在学中に師範免許を取得。墨象や絵画も手がける。 中国天津美術館所蔵の作品や、 東大寺大仏殿でのライブパフォーマンスも話題に。自身のSNSでは世界中の希望の言葉を書にする「希望の書」を発表中

新しい書をパフォーマンス する気鋭のアーティスト

 岡西佑奈さんは今、注目の書家。昨年発売された初作品集『線の美』は、 流麗な書と絵画のような美しいタッチ。 さらに書に向かう凛とした岡西さんの姿も相まって、話題を集めている。

 『雪肌精』の限定品パッケージなど、 企業からのオファーも引く手あまただ。「書道は6歳から。人見知りだった私を両親が心配して、教室に通い始めたのがきっかけですが、書家だった大叔父のDNAもあるかも知れません」

6年前に水墨画を本格的に取り入れ るようになったのが運命の転機に。技巧が違う書と絵をともに表現することで作風が広がったという。

 「書と異なり、二度描きがOKな絵を描くことで、墨象にも深みが出ました」 岡西さんを語るうえで欠かせないのが“サメ”。「シャーク・ダイビングが趣味です。流れるようなサメの動きは、書に通じる美しさを感じます」

 コーチのバッグ(上)はもとより、ボトル(①)やノート(⑧)や筆(⑰)にも“サメ”にこだわる筋金入り。ヴァレクストラ(⑱⑲⑳)やコスメポーチ(⑭)も、 海の色、ブルーで統一している。

 また、香りが大好きな一面も。アロマのディプロマを取得し、オリジナル香水(⑩)を作るほどのこだわりよう。 「香道もたしなんでいて。書に向かう前には、浄化する意味で塗香(⑫)を身にまとい、精神統一を図ります」
 
  持ち物のひとつひとつにストーリーがある岡西さん。PCケースと見間違うポートフォリオを入れているケース(⑥)は、エアロコンセプトの特注品。 「どんなケースから書類を出すかを大切に考えていて。良寛の『花と蝶』から“蝶来る時、花開く”という大好きな言葉を彫っていただきました」

 今年35歳を迎え書家として13年。 20代後半は、夢と現実とのギャップに苦しんでいた時期もあったという。

 「30代になってからは、私の作品のテ ーマ『今、ここ』を念頭に、作品と向き合っています。目の前のお仕事を全力でこなしていった先には、“蝶来る時、花開く”ことを信じているので!」

"サメ"と"青"へのこだわりに満ちた、ストーリーを語る愛用品たち

岡西祐奈さんのバッグ
▲岡西祐奈さんのバッグ
コーチのサメトートは「たっぷり入るのが◎。色違いの黒も愛用中」。
縦23.5×横33×マチ11cm

※バッグのサイズは編集部で計測したものです

岡西祐奈さんのバッグの中身はこれ!

岡西祐奈さんのバッグの中身

▼ 詳しくチェック!

気鋭の書家アーティストのバッグは、ブルーで統一された物語のあるアイテムが美しい!【働く女のバッグの中身】_1_4
① ブリタの浄水機能つきマグボトルとサメ柄ボトルポーチ
② エコバッグ。「地球環境への配慮を大切にしています」

気鋭の書家アーティストのバッグは、ブルーで統一された物語のあるアイテムが美しい!【働く女のバッグの中身】_1_5
③ 山本山の狭山茶。「お会いしたかたへの手みやげに」

気鋭の書家アーティストのバッグは、ブルーで統一された物語のあるアイテムが美しい!【働く女のバッグの中身】_1_6
④ 自筆デザインの京扇子。「あおぐとひらめきますように、と思いをこめて(笑)」
⑤⑥ エアロコンセプトの名刺ケースと書類ケース

気鋭の書家アーティストのバッグは、ブルーで統一された物語のあるアイテムが美しい!【働く女のバッグの中身】_1_7
⑦ お懐紙。「物を包んだり、思いついたことを書きとめたりも」

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⑧ ノート類。「アイデアノートとして」

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⑨ MiMCのファンデーション
⑩ オリジナル香水。「ラベンダーやサンダルウッドなど7種をブレンドしたリラックス&浄化の香り」

気鋭の書家アーティストのバッグは、ブルーで統一された物語のあるアイテムが美しい!【働く女のバッグの中身】_1_10

⑪ ヘアゴム
⑫ 塗香「題字を書いた麻布・香雅堂のもの」

⑬ サプリメントケース

⑭ 京都・京極井和井のコスメポーチ

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⑮ ペンケース
⑯ ラミーの万年筆

⑰ 奈良・あかしやの竹の筆。「柄にサメの模様を」

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⑱⑲⑳ ヴァレクストラの小銭入れ、カードケース、札入れ。「風水で紙幣の木と小銭の金の相性がよくないと聞き、分けています」 

㉑ キー。「魔除けに鈴をつけて」

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㉒ スマホ

㉓ iPod。「洋楽・邦楽となんでも聴きますが、70~80年代ロックが好き!」

㉔ 白檀の香りのお香

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㉕ ベビーワセリン。「水仕事なので、手の乾燥対策に」

㉖ コレスの色つきリップクリーム

㉗ 白薔薇などお花のエキスの香油

【Marisol 2020年9月号掲載】撮影/草間智博(TENT) 取材・文/中村麻美

▼働く女のバッグの中身



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