こうした意見をまとめて自分なりのアラフォー婚活ファッションの答えを導いた。
ビジュアルイメージとして「女性らしい」「清潔」「親しみやすい」+アラフォー的「しっかりした」「きちんとした」「派手すぎない」
=「知的でかわいげ」
これにヒアリングしたアイテムを落とし込む
春夏:白いトップス+パステルボトムでセクシーと清潔の間を行ったり来たりする。
秋冬:素材の良いニットコーデで触りたいを手に入れたいに錯覚してもらう。ファッションは主張しすぎず、ヘアメイクは手をかけたナチュラルメイク(ピンクのグロス)とネイルケアだな。
実際、着たコーデ。奴さん編。
出会いから交際当初は見事に白トップス+パステルのボトムが多い。白+ピンクはいっときはまった風水的にも恋愛運に良いし、自分なりにがんばったと思う。(そのくらい今までとは違うコーデとなった)
ヘアメイクは当時は髪が短かったのでアレンジはあまりできなかったが、メイクはちゃんとしたし、いわゆる婚活リップで有名になったものやピンクのグロスも当然使った。ネイルは必ずしたけども派手なアートではなくベージュピンクを愛用し、アクセサリーは存在をリマインドするためにも毎回同じ指輪を一つだけした。じいちゃんの形見のヒスイのリングだ。出張が多い奴さんには効いたようで「出張先で君の指輪と同じ色のブレスレットを見つけたよ」とチャンルーのブレスレットを買ってきてくれた。こうして出張先にもケビ子は存在することに成功したのだ。じいちゃんサンクス!
これらのことが功を奏したかどうかわからないが、ひとまず結婚という実績は出せたので成功したということにする。また当時、インスタにもリアルタイムでデートとは書かずにコーデの写真を載せてみたがフォロワーの男性から「いいですね」とコメントをもらいおったまげたことがある。
アラフォー婚活ファッションの正解に向けての定義づけ、制服として合理化する考え、イメージとアイテム選びの根拠を自分なりに導けたことが大きな成果となった。なぜなら服装に迷いがなくなることにより、他のことに時間を割けるからだ。運よく男と会うことになって「何を着たらいいんだろう」と悩むのは意外と大きな問題となり、時間も労力もお金も使ってしまうことがこれまでのケビ子であったからだ。
最後にファッションが良くも悪くも参考になる映画・ドラマを紹介する。
「恋愛適齢期」
若い女としか付き合わない小説家の男(ジャック・ニコルソン)がふとしたきっかけで50歳くらいのエリカ(ダイアン・キートン)と恋愛するんだが、初の営みの際、エリカが着ている厚手のタートルネックを「こんなの着やがって」とはさみでちょん切るシーン。首をあっためてる場合じゃない!
「マレーナ」
モニカベルッチが男を次々と夢中にさせるファッションと存在感がものすごく参考になった。おしゃれした女はしゃべりすぎたらいけないのだ。
「スーツ」
メーガン妃のファッションはキャリアとイケてるオフィスカジュアルのミックススタイルでとても参考になる!しかもモテキャラ。
「逃げるは恥だが役に立つ」
ゆりちゃんのファッション。会社帰りのデートはそのまま参考になりそう。
以上、アラフォーの婚活ファッション!何もやらなければゼロである!
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)