「アラフォーケビ子の婚活記」以降、迷えるアラフォー女子からお悩み相談が舞い込むようになった。
「今、泣きながら書いています」という方から、「誰か良い人を紹介して下さい」まで、幅広いご相談をいただくので、ケビ子の経験からでも言えることで良ければ、とお悩み相談をスタートすることとなった。
さっそく第1回目のお悩みをみていこう。
さて、今年もお盆がやってくる。
結婚相談所等の申し込みは盆休み、正月休みが終わった後がとても多いのだと何かの記事で読んだ。
おそらくそれは、今回のご相談者と同様に「早く結婚しなさい」だの「一人で帰って来たの?」だの、家族や親戚に言われた方々が駆け込むのだろうと思われる。
わかる。わかりすぎるほどわかる。
ケビ子も長期休暇に実家に手ぶら(朗報なし)で帰るのが心の底から嫌であった。親が欲しいお土産(朗報)がないので、その分手土産をサーターアンダギーまたはカロリーメイトにしてなるべく口の水分を奪ってしゃべらせないようにしようか、などと考えたものである。
この相談ではポイントが2点。
一つ目は人から何かを言われて落ち込む=あるべき姿から遠い、つまり婚活がうまくいっていない。
二つ目は人から余計なことを言われたくない、この状況を回避したい。
ああ、書いていてもつらい。字面がつらい。
書いてて落ち込む。
自分で分かっていることを人から言われることほど落ち込むことはない。
最近太ったなと思っているところに、「あれ?んん?ちょっと・・・肥えた?」と言われた時は、目を閉じて天を仰いだものだ。肥えた、という言い方もまた五臓六腑に染みた。
一つ目のポイントである婚活がうまくいっていないについては、お盆には間に合わないのだが、二つ目のポイントについては心の持ちようがあると考えている。
家族や親戚がこうしたことを言いたくなるのは、日ごろのホウレンソウ不足からであろうと思われる。
栄養不足だとね、いろいろと不具合起きるよね。
そのホウレンソウではない。
言い古された言い方だが、ホウレンソウ=報連相。
そもそも日頃から家族と密に連絡を取り合い、「昨夜は丸ごとニンニク入りの餃子を食べたから、今日は一日匂いが気になったんだよね」レベルの情報提供をしていれば、何もお盆だからといって「結婚どうなった?」と矢継ぎ早に聞いてくることはないはずだ。
めったに連絡を取らずに突然お盆に帰省すれば、それは家族や親戚も心配と言う名の好奇心で「どうなった」とあいさつ代わりに聞くしかないだろうことは想像できる。
多くの場合、母親やおばさんというスピーカーを媒介して情報は漏れていくものだから、こまめに連絡を取っておくというのが自衛策の一つ。
または、実家の挨拶は「おかえり」の代わりに「結婚どうなった?」と言うのだと思うようにする。
ああ、おかえりって言ってるな、と脳内変換すると多少は楽になる。
「結婚どうなった?」「ただいま」これで良い。
一方で帰省というのは一つチャンス でもある。
同窓会だ。
タイミングが合えば参加して情報収集しても良いだろう。
同級生も自分と同じような環境から帰省している可能性も高く、「焼けぼっくりに火」もあるだろうし、紹介につながることもある。
ケビ子の場合は幼少期に一重だったのが大人になって二重になったのを、同窓会で整形疑惑とされて終わった。
どうにもこうにも精神的に無理だという時もあったが、そういう時は開運スポットを一人旅して実家には帰らなかった。
とにかく無理はしないことだ。
そうでなくてもストレスでいっぱいなのが、アラフォーがんばり女子なのだから。
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43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)