2019年11月2日

vol.11 「結婚の話が出ていた彼が海外に転勤になり、結婚を白紙にしたいと言われた」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第11回目「結婚の話が出ていた彼が海外に転勤になり、結婚を白紙にしたいと言われた」ガッデム！

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、11回目です。
では今日の質問です。

質問：交際半年、相性も良く結婚の話も出ていたところに彼の海外転勤が決定しました。思い切って付いて行きたいと言ったら、新しい環境でいっぱいいっぱい。結婚は白紙にしてしばらく仕事に集中したいと言われた。

ダブルパンチ来ましたね。
転勤と結婚白紙。
涙で画面が見えましぇーん！

半年で結婚の話が出ていたなんてそれは相性が良かったんでしょう。
アラフォーでこの展開、焼き芋食べるよりもほくほくするではないか。
それが一転、海外転勤。
行くって言ったらだめって言われた。しかも結婚も白紙とかって。

相談者としては為すすべがない状況にあるわけですね。これはつらい。
そうかといって別れるわけでもないという生殺し状態。

「転勤決まったからさ、一緒に来てくれないか？」と言ってくれるのかと思っていたのに！
白紙って何？

仕事の環境が変わり、人間関係が変わり、住環境が変わり、言葉が変わる。
彼本人にとってもとてもストレスが多い環境だろうと思う。

ケビ子も海外転勤を経験したのだが、当時は右耳の上に直径2センチくらいの円形ハゲが出きた上に体調不良なりまくりで、激やせした。
GAPのチノパンはサイズ４からサイズ0まで瘦せた。そのくらい環境になじめないでいた。
薬が欲しいのに英語圏じゃないから通じない。
困った困ったと当時の恋人に泣きついたらその男は優しく言った。「薬を送るね。いつも心配しているよ」と。
1か月半後、薬が届いた。船便で。
体調不良も良くなり、別れる元気も備わっていたタイミングでね。

「なんで航空便にしないんじゃ！船便で薬送るって正気の沙汰か！」と一通り暴れて短い遠距離恋愛は終わった。
さらに数カ月経ち、サイズ０のチノパンはくしゃみをしたらボタンがはじけた。
完全復活である。

結局海外での辛さは本人にしかわからない。日本にいる辛さも本人しかわからない、だと思うのだ。

「え～海外転勤、かっこいい！」
「まさかの駐妻になっちゃいま～す！」
「子供は帰国子女かも～！」

と、うわべだけのキラキラを想像する人も多い海外転勤。
その実、国によっては「同僚が嘘ばかりつく！」「毎日遅刻するのに認めない！」「いやなのにチークくっつけて挨拶してくる！」「水が出ない！」「パンが買えない！」「日曜スーパーやってない！」「電車が謎に止まった！」などと仕事でも生活でも疲れ果てることもあるのだ。

環境が変わるから結婚は白紙にしたい。
これは彼の一つ優しさかもしれないし、逃げかもしれない。
どちらかは本人にしかわからないのだが、こういう状況の男性を追うのはお互いしんどい。男は追われれば十中八九逃げてしまう。

どういう結果になろうとも自己責任だと腹を括れるのであれば待つのも一つ。
神様がこの人じゃないよって言ってるのかもと思い直して別れるのも一つ。

考えてみると、お互い干渉のない自由な環境になるのだ。
他の人に目を向けながら手元のスマホで「いつまでも待ってるね。お仕事応援してるよ！」とメッセージを送って気を持たせておいたって罪にはなるまい。