お悩み相談、12回目です。
では今日の質問です。
もうそういうのは各家庭の問題でしょ!
ここで質問しても欲しい答えを言ってもらえるとは限らないぜ?
不利か不利じゃないかと言えば大いに不利だと思う。
そういう時代なんですなあ。
それよりも何よりもまず交際してる人がいないのに専業主婦になれなそうだからと交際を見送っているその状況をなんとかした方がいい。
相手もいないのに「専業主婦になりたいから、共稼ぎを希望の方とはちょっと・・・」と考えるのは滑稽である。
今この段階でNO専業主婦、NO LIFEと判断するのは絶対にやめるべきだ。
結婚したいから婚活しているんじゃないのかい?
結婚がしたいのに専業主婦になれないのならこの男はやめよう。
焼肉が食べたいのに冷麺がないからこの店は止めようみたいなことだろう。
まずは焼肉を食べないと始まらないという話である。
最近ではタン塩はもうそこまで要らなくて、2枚も食べればいいかな~、カルビもそうね、脂が、と誰か止めて!
独身の今は仕事をないがしろにせず、少しでも貯蓄を増やすとか、主婦になっても使えそうなスキルを磨くなどのできる努力をすることが良いはずなんじゃ。
しかし我々はアラフォーである。
つまり、親世代は介護が現実的に見えてくる年齢でもあるのだ。
専業主婦でいると、「時間あるから義両親の面倒見てくれるよね?」となる可能性も高い。
「民法877条で老後ケアの義務は実子が負うと定められております!」と主張してもどこまで通用するか、運用上わからないのがこの世の中だろう。
余談だがケビ子は毎年占いに行っている。
個人的に無類の占い好きである。
その占い師はどこを見ているのか、目線が空を泳ぎ、指で空気を切るようなしぐさをして、「フ~フ~」と息を吐き、交信結果(?)を伝えてくれるのだが、こちらも勝手に「見える人だ」と信じ込み、毎年誕生日付近に鑑定してもらっている。
結婚が決まり、この相手で間違いないか、ギボとの関係はどうなるか、など生々しい事を相談した。
「フ~フ~」と交信した結果を教えてもらい、なるほどそうかとメモを取る。
次に仕事どうしようか、続けるべきか、家庭に入るべきか、転職すべきかどうのこうのと聞いてみた。
すると占い師は「フ~フ~」と交信はせず、自分の経験からとこう切り出した。
「女が働くことは、逃げ場があるってことだから仕事はしていた方がいいわよ」と。
まさかの世間話!と、霜降り明星の粗品風に突っ込んでみたが、聞いてみて素直に納得してしまった。
仕事が嫌だから家庭に入りたいも真実。
しかし、働くことで家庭の雑事から逃げられることもまた真実。
今日は夕飯作りたくないな~と言う日も、残業で遅くなると言えばさぼれるじゃないか。
専業主婦となり、いわゆる #丁寧な暮らし を実践するのもよかろうが、餃子を皮から作るような生活の傍ら、年齢なりの家事負担リスクも考慮できているのなら専業主婦になりたい主張もありだとは思う。
それでも現実問題として出来婚じゃない場合は専業主婦願望が拒否される可能性が高い。なぜなら一般的に忙しいイメージがあまりないのが子なし専業主婦の世間一般のイメージだから。だからこそ男には深い理解が必要であるし、理解には時間がかかるだろう。
数年前テレビで見た。
ゲストは誰かを当てるクイズで、ゲストの印象をインタビューして当てるというもの。
「この人と結婚したら心配で心配で家に鍵をかけて誰にも見せたくない、独占したい」と答えている男がいた。
ゲストは黒木瞳であった。
なるほど、男性はこのレベルの美人ともなると外に出すのが心配なのかと思った記憶。
一般的に言うと黒木レベルに到達するのは難しいもんだから、婚活時代はより多くの男がひっかかるよう間口を広める工夫をする人が多いと思う。
「専業主婦希望」このパワーワードを見てしまうと相談者の良いところを見る前に退散する男の方が多いのではないかと老婆心ながら思うのだ。
交際に至ったら「きれいな家、美味しいごはん、リラックスできる部屋、それを可能にする素敵な奥さん」をイメージさせるセリフを適度に投入し、専業主婦っていいな~というイメージをサブリミナル的に植え付けてみて様子を見るしかない。専業主婦の夢がかなうまで結婚してからもずっと。繰り返しずっと。
「3食昼寝付きでのんびりしたい」間違ってもこんなこと言ったら即時終了である。
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43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)