お悩み相談、14回目です。
では今日の質問です。
まず、人に対してスペックって言うのやめないか?
人が人をスペックスペック言い出したあたりからおかしくなっているんですよ、この結婚問題は。
スペック:仕様。また、仕様書。規模・構造・性能などをまとめた表。三省堂大辞林から引用。
または戸田恵梨香のドラマ。
家族から兄弟姉妹の相手と比べられるのはもうしょうがないことだと思う。
良くても比べ、悪くても比べる。
それが家族。
暇つぶしかもしれないし、心配なのかもしれないし、口が悪いだけかもしれない。
そう思おう。もう話題の一つくらいなもんで。
ケビ子は姉が二人、弟が1一人。
ハンバーグの微妙な大きさを比べて喧嘩したり、ジュースが数ミリ多いだの少ないだのと比べて泣いたなんてことは日常茶飯事であった。
相談者さんの親にしてみれば姉妹同じ大きさのハンバーグを食べさせたい気持ちから、そうした心ないようにも取れる発言が出るのかもしれない。
しかし、実際問題お姉ちゃんのハンバーグが大きい!私の小さい!ギャーと泣いたら私のだけ中からチーズが出てきた!ということがあるかもしれないのだ。
どうなるかは目に見えるハンバーグの大きさではわからないという例えなんだが、伝わっているだろうか。
さて、「まだ結婚できない男」というドラマを観ている。
前編となる13年前の「結婚できない男」を楽しく視聴し、今回の「まだ」も楽しみにしていた。
13年前の時は国仲涼子ちゃん演じる若い女に共感し、「初デートでクーポンとかないわ~」と思いながら観ていたが、今回はもう主役の阿部寛に共感しまくっている。
私も順調に年を取ったのだ。
その阿部寛演じる桑野。ちょっと偏屈で変わり者というキャラ。
第5話で桑野が婚活中の女性を紹介され、その女性が結婚へのあこがれを口走ると桑野が著名人の名言でいかに結婚が重要ではないかと論破したところ女が泣いて帰った。
その後、彼女を紹介した人から「良い人と結婚したいという彼女の夢をつぶす気か」と詰め寄られた時のセリフ。
「どんな夢だってつぶそうとする人間はいるもんだ、それを論破できなくて何が夢ですか」
今回は桑野に助けてもらいましょう。
家族に何を言われても「この男と結婚して幸せになるんだ」という夢をかなえる意思があるのか。
それが今の彼なら、もう相談者さんが強くなるしかないのだよね。
何を言われても笑い飛ばして論破するくらいの。
我々はアラフォーである。
経験もあれば強さも覚悟もある。
自分が好きな男くらい守れるのだ。
比べられるかもしれないが家族から反対されてるわけでもないわけだし、この人だと決めた男だったらそれでOKじゃないか?
人からの意見でもやもやしてしまう性格だとしたら、自分に自信が持てるまではなるべくこの話題は出さないこともできるのだ。
アラフォー婚活のお悩みを募集しています。
ケビ子のインスタストーリーでの不定期質問募集、またはDMにお寄せください。
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)