お悩み相談、17回目です。
では今日の質問です。
しかし3回デートしてもキスはおろか手も繋がず、こちらのテンションも上がらず仕舞い、むしろ会っているときも息が詰まってきて結果別れることになりました。
理性では良いと思っても子宮がうずかないとでもいうのでしょうか。
ご意見お聞かせください。
結論から言うと、ご相談者のバトルフィールドは見合いではないのではないか?
一言で「婚活」と言うと出会い→交際→成婚という一連のプロセスを意味するのであろうが、ここは人間対人間の話。
人によって得意な戦場、戦術があるのだと思う。
そこを無視しては効率が悪い。
自分のこれまでを振り返って短期決戦型か、長期決戦型か、そのくらいの分析をして出るべき戦場を絞り込んでいく方が良いだろう。
アラフォー女と言えど、見た目に自信があり、かつ誰とでも仲良くなれるようなオープンな性格の女(短期決戦向き)が趣味の集まりで相手を探そう(長期決戦向きの戦場)という動機で入会しようものなら「荒らし」となるだろうし、見た目に自信もなく、おとなしい女(長期決戦向き)がコンパ(短期決戦向きの戦場)で手柄を取ろうとしてもなかなか本領が発揮できない。
婚活の相談はたくさん受けてきたが、子宮がうずかない、なんてことを書いてきた方は初めてだ。
よほど恋愛体質なのか、これまでの恋愛を謳歌してきたタイプなのだろうか。
そういうタイプが輝けるフィールドがどこなのか、見合いなのか考えたら良いだろう。
日常では結婚に結びつく出会いが期待できないから、お見合いをした。
①結婚して安定と安心が欲しい。生活していたらそのうち好きになれる。
②恋愛の延長上に結婚がある。好きな人となら苦労しても上手くやれる。
当初①のマインドで見合いをしたところ、いつの間にか②が諦められないことに気が付いてしまい、別れた、そういう状況に見える。
「3回目で恋人っぽいことがない!キスも手も繋がない!まじ気分上がらんし!子宮がうずかん!」
落ち着いて欲しい。
だいたいが、3回目でそういうことに進める人は自由恋愛で結婚しているのだ。
それができないから見合いに来ているのではないか。
聖子ちゃんの名曲「赤いスイートピー」だって、知り合って半年経っても手も握らない男に付いて行きたいと歌っているではないか。
それは気が弱いけど素敵な人だからだ、と理由まで明確だ。
質問に戻ろう。
見合いの場合、好きは諦めた方が良い?一般論としては諦めなくても良いのだと思うが、ご相談者の好き=肉欲寄りの好きだと思われるので、そこは半分以上諦めてちょうだい!
しかし、この件で、自分は条件よりも女として求められるかが大事なのかもって気付けたのでは?
まさに怪我の功名!
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43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)