お悩み相談、24回目です。
今日の質問です。
そして泣きながら同様の悩みを相談されたことも一度や二度ではない。
つまり、少なからず誰かの生活と自分を比べて落ち込むというのは、社会生活をリアルで、またSNSを通して送る以上、当たり前に起こることなのだろうということ。
ご相談者はまず婚活がうまくいってない現状があるとのことで、自分を理解してくれるパートナーとの出会いや関係構築の難しさを実感しているさなかで
#彼氏の誕生日
#サプライズプレゼント
#愛妻弁当
みたいなハッシュタグ付きの写真を見るのは非常に苦しいだろうと思う。
一方で
#転職を繰り返す彼氏を持つ人と繋がりたい
#浮気男につい振り回される自分が好き
#グループ内で浮気してたがこれってビバリーヒルズ青春白書
このようなハッシュタグを作成して、わざわざ自虐の自虐を明るく告白するSNSもなかなかないもので、求められてもいないのに殊更に自分を大きく見せたい、見せる場がSNSなのだろうと思うのだ。
ケビ子は婚活がうまくいかない当時、苦肉の策で仕事が忙しいアピールとご褒美に買ったバッグの写真をアップしたりした。
そしてそれを見た育休中の友人が「バリバリと働けて羨ましい」と言った。
新生児の写真をアップした友人に「おめでとう!かわいいね!」とコメントしたら「ワンオペで辛い」と返事が来た。
ブランドバッグの写真をたくさんアップしている友人に会ったときに「素敵なバッグばかり買えて羨ましい」と言ったら「その分食事はほぼカップラーメンだよ」と言っていた。
謙遜かもしれないが、なるほど、SNSというのは見栄の結晶なのだな、余計なことを言わないだけなんだなと実感して安心してしまったくらいだ。
だからどうだね、ご相談者もこのエピソードを読んで安心できたのではないかね?
というのは簡単すぎるだろうか。
気持ちが軽くなるアドバイスが欲しいということだが、人と比べて落ち込む原因は価値基準がよそ見をしているからだと思うのだ。
私が楽しいこと、私が気持ちよいこと、私が幸せに感じること、それが何なのかがわかっているのであれば、他人の幸せ自慢も「あらそれは良かったね」と思えるのではないのだろうか。
「どこそこのブランドも良いけど、一番大事なのはそのバッグを持つ自分というブランドだよ」
ぎゃふんである。
これ以降、ブランドバッグはこっそり買うことにしたのだが(それでも買う)、言い得て妙で、自分の価値基準がしっかりとあれば何を持っていようと何をしようと(他人に迷惑がかからない範囲で)自信が持てて結局ハッピーなんだということだ。
本日の結論:人と比べるのではなく自分が楽しいこと、幸せに感じることを大事にしてほしい。
婚活も同じだと思うよー!
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43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)