お悩み相談、28回目です。
今日の質問です。
仕事が楽しい反面、これまでも、おそらくこれからも恋愛、結婚には絶望しています。
それでも結婚していつか子供が欲しいと考えている私の悩みは、隙がないと言われることです。
友達に言わせると、「理想が高いっていうより、隙がなくて近づけないんじゃないか」と言われています。
雑誌やネットでも「隙がない女の対処法」のような記事を読みましたが、対処法の一つとして書かれていた「萌え袖」「上目遣い」は、アラフォーの私がやるには今一つ勇気が要ります。何としても隙を手に入れたいと思っています。
ケビ子さんのご意見をお聞かせください。
戦国時代なら、「隙がない」というのは大きな強みだったのに、時代は令和。
萌え袖で上目遣いの女に引き寄せられる男がマジョリティとなっている。
本当だろうか。
「隙がない問題」は、たいがいの頑張りアラフォー女に訪れる通過儀礼のようなものだと思う。
出社するとメールが100通!ひぃ~と血眼でさばき、合間に資料を作って会議を仕切る。トイレに行く時間もままならず、気付くと17時でやっとランチ、みたいなことも多かろう。
こんな生活のどこに隙があろうかと言うのだ。
隙はまったくない。
ケビ子にも記憶がある。
隙がない問題に直面したときに、愚直に対処法を実行したことがある。
ケビ子の場合は「ゆっくり話す」「明るい色を着る」「否定しない」「笑顔多め」と、対面した時に実践できそうなことをした。
ついやってしまいがちな誰かの発言後に「でもさ、それってさ」、これを封印した。
しかし、そんなことでは「隙がある女」に変身を遂げることは出来ず、結果として男は近寄って来なかった。
ここで提案したいのは、マインドシフトだ。
なんだかかっこいい書き方をしているが、こう考えてみたらどうだろうか。
「隙のある女には隙のある女が好きな男が寄ってくる」 すきというワードが多すぎて漢字変換でまごついた。
要するに、隙のある女になろうと萌え袖で白目をむいたところで付け焼刃に過ぎないわけだから、そのうちボロが出る。愛想が良いに越したことはないが、ご相談者が狙うべき男は血眼でパソコンに向かう姿を見ながら「隙あり!」と背中から斬ってくる男、だ。
例えが物騒で恐縮だが、血眼で頑張っている貴女に憧れる男は少なからずいるだろう。
何でこのようなことを言うのかって?いやね、ケビ子自身も婚活で悩んでいるときに自分の隙のあるなし以上に「あの人が結婚できてなぜ自分はできないのだ」という悩みの方が大きかったから。
「あの人」とは世間一般に隙がない、強いイメージの女性のこと。
田中真紀子さんとか野村沙知代さんとか、(媚びるどころか)バトルしている印象が強いイメージの女性。
「この強く吠える女を世界で一番かわいいと思う男がいる事実」に苦悩したのだ。
当然、プライベートは知らないため、男の前では可愛らしく献身的等、別人28号かもしれないのだが。
いわゆる強い女と言われた諸先輩方を思いうかべてみて「隙がある」とはなかなか言い難い。
従って、こういう難攻不落の強い女がタイプだという男が間違いなくいる、という希望。そして難攻不落に見える女がふと見せる一瞬の弱さが秘める戦闘能力の高さを改めて自分の強みとしてほしい!!!
本日の結論:変な小細工はやめて今のままで行きましょう!
仕事が楽しいってだけでプレシャスだ!
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43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)