お悩み相談、29回目です。
今日の質問です。
初回のデートはだいたいおごってもらえるのですが、2回目3回目の時は出してくれるタイプなのか、それとも割り勘タイプなのか。
こちらとしては、人前では出してもらいたいタイプなのですが、それでも相手の意向も尊重しながら決めたいのです。お金の価値観はとても大切かと思いますが、ケビ子さんの場合はどうされていましたか?
前回はこちら 第10回目「割り勘だとバカにされた気になって冷めてしまう。」
ご相談者の本音はどうだろうか。
「人前では出してもらいたい。店を出たら路地に入ってすぐお金を渡すわ。そんなの何でもないことよ!人前で出してくれるってことがとにかく大事なの!」
それとも
「人前では出してもらいたい。え?一回支払いが完了しているのだから後でお金を渡すとかって何?それを受け取るとかってさらに何?」
どちらだろうか。
2回目3回目は相手の意向を尊重しながら決めたい。とのことだが、ご相談者の本音次第では相手の意向を尊重した結果、ストレスになる場合もあるだろうと思う。
相手の意向が人前では出す派なら問題なし。
相手の意向が人前だろうと何だろうと初回以外は割り勘派だった場合、それを呑めるのだろうか。
はっきり言って嫌じゃないか?
ケビ子の場合はどうしていたか?というご質問なので婚活記にも書いたがここでも再度書こう。
おごるおごらないに悩むこともなく、男性がごちそうしてくれる付き合いをしていたのは30代半ばまで。
その後アラフォーとなって付き合った男の中には最初の頃こそごちそうしてくれたものの、割り勘も増え、気づいたら「ごっそさん、財布忘れた」と店を出て行ってしまうニュータイプの後出し食い逃げ系もいた。
何も言えずに支払い続けた自分も悪かった。
この経験が染みたのか男性に絶対に払ってもらいたい、人前でかっこつけてもらいたい!とは全く思わなくなり、自分の分はせめて支払って!という感覚になれた。ごちそうしてくれるとなったらものすごくありがたい気持ちになれた。
二人分の飲食代を支払うことはなかなか大変だなと経験できたからだ。嗚呼・・・
その後、気持ちのリハビリを経て何人かと婚活デートをしたが、素直にその時思ったことを言った。
「とても楽しかったので私もお支払いしたいです」
「今日は楽しかったからごちそうしてくださいね」
失礼な男の場合は、伝票を掴んでダッシュ会計(ダッシュ勝平風に)で帰った。
だいたいこの3パターン。
共通することは「察してプリーズ」はない、ということ。はっきりとどうしたいか言った。
楽しかったから支払いたい、楽しいからごちそうしてくれ、よくわからない主張だがどちらも本心。思ったことを言った。
ベースとなったのは「アラフォーとなった自分とデートしてくれるだけでありがとう!諸経費は何ならこちらで負担します!」と思うほどデートする機会が減っていたために生じた自己憐憫と先ほどのごっそさん男の経験。
はっきりと主張して関係性が悪化したら逆に試金石になる。時間の無駄が省けるのだ。
実際に結婚した相手は過去におごり問題で面倒な気持ちになったことがあり、女性との食事は後くされないように自分が支払うと決めているという男であった。
そこに愛情は関係ないと断言したとんでもない男である。
「人前では支払いをしてほしい」のであれば、相手の意向を探ると同時に自分の意向も伝えた方が良いと思う。
「男性がスマートに会計してくれるのを見るとすごく嬉しくなります」
「レジで小銭単位の割り勘をするのは苦手で」とか。
同時に相手の男が支払いの場でイニシアチブを取りたいタイプかどうかもカフェ等の少額決済で見極めて会話の糸口とするのが良いだろう。
単純に見栄っ張りでおごってくれる男は、会社の付き合いでも多めに出してしまってお金がないなど日陰が見えにくい場合があるから、要注意ですぞ!
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43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)