お悩み相談、48回目です。
今日の質問です。
「そろそろ会いませんか」と提案も彼からしてくれて、久しぶりにドキドキしました。昼間に会ってランチをしようと約束して会いました。待ち合わせで実物を遠くから見た印象は写真よりも素敵でした。しかし、食事のマナーが悪くて、というか犬食いです。お皿を手前に引いて顔をお皿に近づけて食べていました。顔を上げないで食べている様子に引いてしまいました。
食事以外は容姿も価値観も条件面も合いそうだと思っていました。これまで2回会って、彼からは3回目も会いたいと言ってくれました。
相手の方も40歳。こちらがうまく言えば直るのか、直らないのか、どうしたら良いかアドバイスお願いします。
犬食い!そんな人おるかいな!と思ったのだが、そういえばと思い出したのはケビ子の愚弟が高校生の時に同級生が遊びに来て一緒に夕飯を食べたことがあるが、同級生の一人が同じように犬食いしていた。お茶碗とお皿を手前に寄せて顔を食器に近づけて顔を上げずに食べていた。まさに犬食い。
聞いてみたらその後普通に結婚したそうだ。20代で。犬食いはその後どうなったかはわからんのだが。
ご相談者はその彼とメッセージのやりとりが楽しく容姿も素敵、価値観も条件面も合いそうで何とかしたいと思っている様子。
食事に関することは、これまで生きてきた育ちや経験の集大成とも思うので、ここの価値観が合わないと他が合っていても厳しいと思うのだが。
「こちらがうまく言えば直るのか、直らないのか」ということなので出来ることを考えてみよう。
犬食い・・・ウィキペディアにはこう書いてある。
犬食い(いぬぐい)とは、日本の食文化の上で「犬のように食事する」形態を指し、食事の時に器を手に持たず、テーブル上にある食器に盛られた料理に、極端な前屈姿勢で顔(口)を突っ込まんばかりに近づけてガツガツと食べること。日本式の食事マナー(日本の食事作法)に反するとみなされ、周囲から見苦しい印象を持たれやすい。
だそうだ。
犬食い構成要素
① 極端な前傾姿勢、姿勢が悪い。
② 器を手に持たず顔を突っ込まんばかりに近づける。
③ ガツガツと食べる
これら3点についてご相談者が彼に働きかけられないかを考えてみたい。
40歳まで犬食いできた、というのは家族も友人も注意してこなかったことが推察される。
つまり自分が犬食いをしていると気が付いていない。
または家族や友人に「貴様は犬食いだ、直しなさい!」と言われてきたものの反発して直さずにきてしまったパターン。
注意されて怒る人だったらと思うと躊躇する。
どういう経緯で今まで来たのかはわからないが40歳で犬食いが直るのか、絶望にも似た気持ちになりながら書いていることは理解してほしい。
「犬食い」として改善を促すよりは「姿勢が悪い」「器を持たない」「ガツガツ食べる」に分解した形で攻めていった方がまだ理解が得られそうに思う。
イスの高さを調整してみる、遠まわしに言う、動画に撮って一緒に観て気付いてもらう、など出来そうなことから試みる。何度も言うようになるとご相談者のストレスも相当なものになるだろうと思うので、食事が楽しめないから直してほしいと強く一度お願いして、改善やその努力が見えなければ考え直そう。
あれこれと書いてきたが、やはりこれは直る前提で向き合うのではなく、直ったらものすごい事だという前提で向き合った方が良いだろう。
40歳、やっと合いそうな人に会えたのかもしれないが、大事な食事の相性について逆に真剣に考えるタイミングとして捉えながらデートをしよう。
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43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)