お悩み相談、90回目です。
今日の質問です。
ケビ子さんはアラフォー婚活で成果を出されて憧れています。どうか今の私に喝を入れてください。
落ち込んでいる様子のご相談者、大丈夫でしょうか。あまり一人で考えすぎないでおくれよ?
涙が出る。それは悲しい、切ない、やるせない、そうしたおセンチな気持ちが形となったもの、と捉えられがちである。
悲しいから涙が出る。そうかといって、涙が出たから悲しいとは言い切れない。目の保護機能が働いて涙が出る場合もあるし、玉ねぎを切って刺激を受けたから涙が出る場合もある。
何が言いたいか。涙が出るほど悲しい思いをしたのよ、と自分で自分をかわいそうなヒロインにするのはやめて泣いている時間でスクワットを5回でも10回でもやった方が人生にとっては建設的である、ということだ。
これまでの日々があって今日がある。この年まで一人でいるとは想像していませんでした。と毎日思いながら今日を迎えているのだということを強く心に留めてほしい。
この年になるまでミスタードーナツの新作が出るとそわそわするとは思いませんでした。これはケビ子のことだが、この年になるまでこの状態を維持しているとは思わなかった。と、さも自分ではコントロールできなかったかのように言っているのだが、そんなことはない。
厳しいことを言うようだが、今ここにいる自分は自分が選択した結果である。したがって夜になると泣くような状況を自分が作ったのである。
どうか私に喝を入れてください。とのご要望だが、ケビ子はどういうわけだが喝を入れない主義である。人に喝を入れられたら動けるような人生かい?行動するもしないも、泣くも泣かないもすべて自分のことなのだよ。
ベルトコンベヤーで相手が流れてくる、なんて結婚相談所を意地悪く表現しているのだが、冷静に考えてみてほしい。この年齢まで一人でいると思わなかった女が受付を済ませ、お金を払い、所定の登録を済ませれば出会いが提供される。こんなにおいしい手段があるかね?
心配してくれるお母さまやお姉さまがいる。仕事もある。結婚相談所に入るほどの現金もある。素晴らしいじゃないか。あとはご相談者がほんの少し現状を冷静に見つめて自分の人生をどういうものにしていきたいのかを考えて行動すればそれこそが喝となるだろう。
アラフォー婚活で悩む女性の多くが言う。
普通に生活していたら結婚できると思っていましたが、気が付いたら40歳になっていました。
気が付いたら40歳ってそれまで気絶していたのか、とケビ子は言いたい。
ずっと気が付いていたでしょう。30歳になっちゃった。34歳、ゲ!来年からはアラフォーか。39歳、うそでしょ四十路って未知との遭遇なんですけど。
こうした意識的な気絶をシュガーコートすると「気が付いたら40歳」という表現になる。
今日が一番若いのだから、これまでのことを悔やんでも仕方がない。今日からできることを整理して、スピードを意識しながら効率よく婚活をしてみてはどうか。心の底から結婚をしていのであれば、ね。
結婚相談所での活動は自分で伴侶を見つけられない情けない気持ちになるだけと書いているが、あまり自分自身をこじらせないで、こういう手段もあるんだ~令和だもんね~くらいな感じで試してみれば良い。あまりに抵抗感が拭えないようであれば自分で半年ないしは1年と期間を決めて活動をしてみても良いのだよ。
こうあるべき、という強すぎる思いが自分を窮屈にするのだから、お母さまやお姉さま、友人知人、ネットや書籍などからいろんな情報を得て精査し、自分にとって活動しやすい方法を選んでいくことを考えてみよう。少しでも時間短縮できるように、自己分析とこれまでの交際経験を振り返ることも併せて取り組もうぜ!
厳しい事を書いてきた。
アラフォー婚活はつらい日々の連続だ。
同じように悩む人と慰めあうのも良いだろうが、「私だけがつらいわけではないのか!」と妙な安心感と仲間意識はいったん横に置き、涙が出るような日々を少しでも早く抜け出せるように心から応援している。
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43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)