2021年6月19日

vol.95「42歳、子どもを授かれば結婚すると言われた」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第95回目「42歳、子どもを授かれば結婚すると言われた」無条件で結婚して！

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、95回目です。
今日の質問です。

私は42歳、付き合って5年目の11歳年下の彼がいます。
彼が今後のことをどう考えているかが分からず、意を決して聞いたところ、「子どもがいない人生は考えられない」と言われました。
彼は、結婚するとリスクが大きいので、結婚はせずに妊活をし、授かれば結婚するがそうでなければその時に考える(おそらく別れる)と言いました。
私はずっと子どもがほしかったのですが、彼に言い出せず、この年齢までズルズルきてしまって、それは自分の責任ではあるものの、妊活して授からなければ別れると宣言されて、少なからずショックを受けてしまい、このままの気持ちで彼と向き合うことができるのかなという不安があります。
さりとて、今別れてもすぐに次の誰かに巡り会えるとも限らないので、子どもを授かるという目標のために、このまま彼と一大プロジェクトに乗り出すべきなのか、自分がどうしたいのか、答えを出せずにいます。(彼とは同じ職場なので、今別れてすぐに彼が次の人と結婚して子どもができたりしたら、その情報を知ることになり、自分が精神的に持ち堪えられるか、というのもあります…)
弱い自分にケビ子さんのパワーのある言葉をいただきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

42歳、子どもをめぐって揺れ動くご相談者です。
42歳のご相談者と11歳下の彼ということだから31歳の彼と交際5年目か。
交際5年目、というとかなりの年数だが今後のことが不透明なことと、それを「意を決して聞いた」と書いているあたり、二人の関係性が伺えます。

状況を整理してみよう。
交際当時37歳のご相談者と26歳の彼。
現在は42歳のご相談者と31歳の彼。
どのような経緯で交際が始まったのかはご相談文からはわからないが、26歳の男性がそもそも結婚を意識して交際を始めたのかどうか。そもそもアラフォー女性と交際するんだから、当然結婚を意識してくれているはず、というのはご相談者の思いとしてあっただろうと思うが、そこを確認できていたのかどうか。

率直にご相談文を読んだ感想を書く。
ご相談者も彼も今後のことについて、子どもをだしにして逃げているように感じた。
彼しかいないから、彼の子どもが欲しいから結婚したい、という言葉がついぞ出てこない。
翻って彼の方も同様に子どもがいない人生は考えられない、授かれば結婚するがそうでなければ考える。

いやね、良いんです。結婚の目的は人それぞれなので、今更お互いこの人しかいないというくらい心から愛しているから結婚します、というのは現実的ではないのかもしれない。
お互いがそういうことを言っている、ということを認識しているかい？少なくともケビ子は薄張りガラスのハートの持ち主なので、子どもが授かれなかったら考えると言われた瞬間に泣きながら撤退を決める。
ご相談者のお気持ちとして、無条件で結婚をしてくれると思っていたところ、想像と違ってショックを受けている、ということも少なからずあるのだろう。

彼の子どもが欲しいのか。子どもができるなら誰の子でもいいのか。
今からでも遅くないから自分の考えをじっくり整理してみたらどうだろうか。
加えて具体的に動いている様子がないのだが、アラフォーで彼氏ができたのであれば婦人科の受診はした方が良いと思うぞ。ケビ子は自分の安心のために婦人科を受診して妊娠に問題ないかを予め確認した。これが大きな安心材料となり、婚活もこの手の話題が出たときに診察上は問題がないと言えたので、心持が違ったように思う。

「子どもができなければ、妊活して授からなければ、別れたら次があるかわからないから」と何もしてないのにたらればを並べて不安がっている。
目の前に懸案事項があるのだから、具体的に動けるところは動こうぜ！

子どもが出来なかったらどうしようと女性は一人で責任を背負いたがるのだが、男性側に問題があることも当然あるし、二人の相性の問題もあるだろうから、尚更二人のこととしてお互いが主体的に話をする関係性であることが望ましいのではないか。

42歳で子どもを産み育てることを視野に入れるのであれば、彼と別れるにせよ再構築するにせよ時間がない、ということは明確だ。そのためにもまずはご自分がなぜ彼に言いたいことを言い出せないのか、なぜこんなに彼に気を使うのか、自分がどうしたいかの答えをなぜ出せないのか、自分自身とよく話し合ってみて欲しい。
この一年は正念場だと思って、多少の辛い思いはあって当然だ、くらいの気持ちで自分の人生を自分で創るという気持ちを持ってみないかい？

まずは、ご相談者の意識改革、そしてメディカルチェック。
具体的に動いてこの一年をどう進むにしてもターニングポイントにしようじゃないか！