お悩み相談、98回目です。
今日の質問です。
32歳の頃婚活疲れと仕事疲れから職場の後輩と不倫関係になってしまい、まだ別れられずにいます。
潮時かな…と思いつつ、まだ好きです。とても厄介です。
そんな中、友人の紹介で1年ちょっと前に知り合った彼。
背が低いところが好みとは異なったのですが、誠実な内面に惹かれつつあります。何より優しさと知性を感じる話し方が好きです。
不倫の彼に感じるような、生理的に大好き!キュンキュンする!ということはありませんが、わりと自然体でいられて楽だし安心します。でも、進展しないのです…。
元々お互いの休みが合いにくいのと、コロナ禍直前に知り合ったこともあり、なかなか会えず、zoomで話したりはしてきましたが、既に1年以上、敬語の関係も崩れず、友達以上恋人未満?が続いています。友人曰く、他にいい関係の人がいそうな感じではないと言います。
連絡もくれるし、誘ってくれるので、わたしに好感を抱いてくれているのは分かっています。かと言ってわたしから付き合おうと言えるほど、不倫の彼との関係をどうするか覚悟できていません。わたしのそういうところが彼にも伝わってしまっているのかもしれません。そしてもう知り合ってから1年以上と長くなりすぎて、タイミングを逸してしまった気がします。
大人の恋の始め方がわかりません。アラフォーの方は皆さんどうやって付き合い始めていらっしゃるのでしょうか…。
大人の恋は大人以外の恋と始め方が違うのかい?ご相談文を拝見し、諸々不都合があるけれど割り切った考えや振る舞いをすることを「大人」と書いているのであればそれはなんともずるい言い方である。
最初に言います。何度も言います。
ケビ子はアラフォーで本気で結婚をしたいと考えているのであれば不倫は大反対。
時間だけが過ぎてしまい、我に返ったときには婚活のしにくさを実感する年齢となってしまう。
もしかしたら不倫相手が私を選んでくれるかもしれない、いつかその日が来るかもしれないと思いながら不倫を継続しているのであれば、全て幻想だから今すぐにやめなさいとご相談者の代わりにケビ子が目覚めのビンタをセルフでお見舞いする所存だ。ううう痛い。。赤くなった。。
32歳から36歳の良い時期を不倫に捧げた相談者。不倫の彼に「生理的に大好き!キュンキュンする」というのは顔がタイプでセックスの相性が良いという言い換えだね。
一方で友人の紹介で知り合った優しさと知性を感じる話し方、誠実な内面、でも背が低くて好みじゃない彼とは1年敬語の関係のまま煮え切らない。
文字面だけでも良さそうな彼、その気がないなら彼の幸せのためにもはっきりと「不倫の彼のようにあなたにはキュンキュンしませんので、もう連絡しないでください」と伝えてあげた方が親切ではないのかい?
「アラフォーの皆さんはどうやって付き合い始めていらっしゃるのでしょうか」というご質問にお答えするならば覚悟を決めて交際を始める人もいれば、消去法で交際を始める人もいる。複数と同時に交際して後で決める人もいる。場当たり的に関係を持つ人もいる。それぞれの優先順位で決めている。
不倫の関係をどうするか覚悟できていないとのことだが、不倫している限り結婚を視野にいれた交際をしないということだろうか。そういうことであればご相談者はまだ人が良いのだな。不倫しながら婚活をして、良い人が見つかったら不倫相手とグッバイという人もいる。一方でそれができないくらい不倫相手にのめりこんでいるとも言える。
自分がどういう人生を送りたいのか、少し長期スパンで考えてみてほしい。
40代、50代、60代、老後の自分はどういう生活を送っていたいのか。
今のまま不倫相手がたまに会ってセックスしてくれるだけの生活で良いのか。
不倫相手が仮に奥さんと別れてご相談者と結ばれても慰謝料を払いながらの結婚となり、欲しかったブランドの婚約指輪がもらえない可能性もある。
はたまたセックスの悦びを堪能している間に不倫相手は家族の思い出をたくさん作っているかもしれないのだが、それでも良いのかね。
長期スパンで自分の人生に思いを馳せたら優先順位を整理してみよう。
今のご相談者は刹那の楽しさにおぼれている。自分の絶対的な味方を得て、精神的に安らぎ、心から安定した生活を送るという観点がおろそかになっているのではないか。
「結婚=安らぎ・安定」ではないかもしれないが、少なくとも結婚を希望しながらなぜ結婚できないのかと悩む日々からは自由になれる。
婚活疲れと仕事疲れは不倫しても良い理由には全くならない。
36歳、女盛りの入口だとケビ子は思っている。仕事を覚えて自信が付き、何度かの恋をして人に優しくできる。そういう自分をもっと労わって大事にしてほしい。
厳しいことを書いてきたが、大人の恋の始め方、というのはご相談者次第。
本気で自分が幸せになるんだ!誰よりも幸せになるんだ!と強く心に決めること。
それが出来たらぶれない自分が最善の判断・決断を促す。
それこそが「大人になった私の恋の始め方」だと定義してみようではないか。
アラフォー婚活のお悩みを募集しています。
ケビ子のインスタストーリーでの不定期質問募集、またはDMにお寄せください。
※いただいた質問内容は、掲載時に内容に障りない範囲で短縮、編集させていただく可能性がございます。掲載スペースに制限があるため、ご了承いただけますと幸いです。
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)