カレンダーの最終ページは
1年という時間が確実に過ぎたことを示しています。
ああ無情。ジャン・はるジャンです。
カメラロールの大掃除がてら
ジャンルごとのベストを選ぼうかなあと思い立ちました。
かなり雑多になりそうな予感がしますが、
お付き合いいただけると嬉しいです。
では、さっそく行きます。
今まで「中華料理」だと思っていたものが、
広い中国のほんの一部の料理でしかなかったことを
舌で実感しました。
生活圏から離れた池袋や御徒町に通い、
「湖南・湖北料理」「新疆ウイグル料理」
「東北料理」「貴州料理」などなどを食べまくりました。
中でも一番印象に残っているお店は、
池袋の重慶料理「鉢鉢香(ボーボーシャン)」。
日本に暮らす中国の人たちが列を成す人気店です。
写真のフライドチキンもこのお店。
新年会をここでやることに決めているので、
また改めてご報告します。
合わせて全480話という
わけのわからない長さのトルコ大河ドラマ、
『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハーレム』
そして『新・オスマン帝国外伝~影の女帝キョセム』。
2011年から2017年にかけて放送されたドラマなので
全然今年のものではないのですが、
今年4月に観始めて、つい昨日完走するまで
私の心はずっとオスマン帝国と共にありました。
勧めてくれた友達には一生頭上がらないくらい感謝。
何がおもしろくて、全480話を観ちゃったんだろう
と自分でも思うのですが、
皇帝一族のドロドロ後継者争いっていう史実の面白さと
演技のうまさ、衣裳の美しさかなあ。
登場人物のほぼ全員、つねに裏で画策してるヤな奴らで
一人として共感できないんだけど、
とてつもなく魅力的なのよねえ。
さすが、全世界で8億人が視聴した大ヒット作であります。
このドラマを思いながら、
舞台である帝都イスタンブールを歩いたのは
2022年の至福のひとときでした。
というわけで、次は
見える景色が全部新しい、
ってだけで、楽しかったなあ。
惜しむらくは、
『オスマン帝国外伝』がまだ70話くらいのときに
イスタンブールに行ってしまったので、
せっかくトプカプ宮殿を歩いていても
ピンとこなかったり、
関連スポットを見逃したりしたのですが、
観終わった今行けば、もっと楽しめるはずなので、
近いうちにまた行きたいとおもっちょります。
代わりに今年、通いまくったのが
東京は代々木上原の住宅地に聳えるこちら。
オスマン様式の壮麗なモスクに心を洗われたあとは、
併設のハラール食品ショップで
トルコをはじめとするイスラムの国の
食材を買い漁るのが、定番コースになりました。
特に美味しくてよく買ったのは、
トルコ名物サワーチェリージュースと
ターキッシュ・ディライト、オリーブ、チーズ。
安くて美味しいよ!毎週月・水は5%オフだよ!
今年買ったもので、何が一番かなあと考えたところ
確実に生活の質を上げてくれたのは、これでした。
恥ずかしながらド・アナログ人間なので、
デジタル環境に投資って今まであまり考えたことがなく、
充電ケーブルとかも、正規品が壊れたら
100均で買ったりしてたのですが、
いやーーーーはじめてANKERの充電器と
充電ケーブルを買って使ったら、
猛スピードで充電されるようになって、びっくり。
喫茶店とか新幹線で、短時間で充電したい時でも
ぐんぐん電気を吸い上げてくれるので、ストレス激減。
世の中に、こんなに便利なもんがあったんか……!
アナログ人間、いまさらの大感激!
「ドーミーイン」を経営する共立メンテナンスの
和風旅館チェーン「御宿 野乃」でした。
現時点で、国内に11ヶ所あるみたい。
私は長野・松本で泊まりました。
靴は旅館と同様、帰るまで玄関の靴箱に預け、
畳敷きされた館内は全域裸足OKという気楽さ。
(靴下くれます)
天然温泉の大浴場と、地元のグルメを取り入れた朝食、
いつでも飲めるドリンクバーに
湯上がり乳酸菌飲料&アイス等々、
宿泊客の利便性と快適性を追求しまくった工夫が
随所にされていて、素晴らしかったです。
今後は「野乃」ありきで国内旅行の計画を立てたいほど。
わざわざ日本まで来てくれてグラッチェ、
という気持ちを込めて。
丸出しおじさんも、無事にナポリに帰ったかな。
門司港にある「関門海峡ミュージアム」。
まったく期待をせずに、
30分くらいで関門海峡の基本情報が得られればいっか、
と思って行ったら、内容が充実しすぎてて
気が付けば2時間半が経っていた場所。
また改めてブログで紹介したいと思いますが、
ぜーんぜん人がいなくて、もったいない博物館だった!
「地元だけど一度も行ったことないっす」って言った
トロッコ電車の案内バイトの大学生相手に、
「納税してるなら行かないと損だよ!」
と、おばちゃん力説しちゃったくらい、良かった。
個人的には超ビッグニュース。
いくらでも無料がコンテンツが手に入る時代、
せっかく買ってくれた人に満足してもらえるよう
めちゃくちゃ頑張って作りました。
そして来年はこの本に関連して、
新プロジェクトが発進しそう!
お楽しみに……
って、私が一番楽しみにしてるのら。
しみじみ美味しかったなあ……と思い出すのは
表参道「カフェ・ラントマン」が夏限定でやっていた
ビアテラスで飲んだビール。
夏の終わりの頃で、涼しい風に吹かれつつ
ウィーン料理をつまみつつ飲んだビールが
なんだかやたら至福の味だったのでした。
(そして飲み放題が安かった←重要)
ビアテラスはたぶん来年もやると思うので、
少なくとも2回は行こうと今から決めてます。
薄々お気づきかもしれませんが、
私はわりと臭い食べ物が好きで、
今年は臭豆腐、くさや、タニシ麺などを食べてみました。
ってこれ何の話?
その中でも、心に残るくさうまグルメが、
池袋のガチ中華フードコート「沸騰小吃城」の
臭豆腐でした。
正直「沸騰小吃城」自体は、
もうちょっと頑張れるよね?!と思ってるんだけど
この臭豆腐だけは強く推せる。
カラリと揚げた臭豆腐自体は全然臭くないんだけど
正体が謎の、魚を発酵させたようなタレがかかっていて、
このタレがまー、鼻の奥を突き刺す強烈な臭気。
でも口に入れると旨味の塊なんです。
グルタミン酸を直に味わう、という意味では
熟成寿司や熟成肉と近いものがある気がする。
あまりに気に入ったので、中国のどこの料理なのか、
タレの正体は何なのかを調べようとしたのですが、
いくら検索しても同じ料理法の臭豆腐が出てこなくて、
不明なまま、年を越すことになりました。
来年こそは「沸騰小吃城」の日本語可の店員さんに
この臭豆腐の正体について、聞いてみようと思います。
ってこれ何の話?(二回目)
今年も徒然なるブログをお読みくださり
誠にありがとうございました!
なかなかファッション誌ブロガーらしいことが書けないのですが
来年もお付き合いくださると嬉しいです。
皆様の2023年が楽しいことでいっぱいになりますように!
よいお年をお迎えください。