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vol.123 「自立と婚活」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第123回「自立と婚活」一切の甘えは許さん!(そんなワケない)
ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、ワンツースリーの123回目です。
今日の質問です。


初めまして。自立について、悩み相談です。 43歳で実家暮らしです。昔、某占い師さんに占ってもらって、実家暮らしだと家族との縁が深く、結婚できないと言われました。 自分が自立できていないので、このまま結婚してもうまくいくのかと、思います(ごはん洗濯、家事類すべて母。母も働いてます)。 しかしながら、給与的に(手取り20万ない上に、ローンがある)ひとり暮らしは厳しい現状です。 実家暮らしでも金銭的、精神的に自立できますか? そういう理由で、男性についても、実家暮らしの人は除外してしまうところがあります。 アラフォー婚活には女性も自立していることが不可欠とおっしゃっているので、このような状態でどこをどう打破すればいいか、ご教示いただけると幸いです。 よろしくお願いします。
43歳、実家暮らしの方から自立についてのご相談です。
状況を整理します。


・実家暮らし、ただし家事は母親が担当。
・ご相談者の給与手取りが20万円以下、ローンあり。
・実家暮らしでも金銭的精神的に自立できるか。


占い師から「実家暮らしだと家族との縁が深く結婚できない」と言われたとのことだが、占いとは関係なく家庭事情を話したらこのようなことを言われるだろうから一般論として受け流してもいいだろう。


ケビ子はアラフォー婚活の基本は自立だと考えているのだが、ここでいう自立を定義しておこう。働いて自分の欲しいものは自分で買い、パートナーに金銭的に依存しないこと。このように考えている。
欲しいブランドバッグや化粧品、洋服があったら自分で買おう。家や旅行などふたりで使う出費はふたりで相談して決めればいいのであって、そこまで自主的に手を挙げて「自分が支払います」というレベルのことを言うこともないし、だれも求めてはいないだろう。
あくまでも自分が必要なもの、欲しいものは自分で面倒みようぜ、という定義の自立である。


一般的に自立とは「誰に何かを言われるでもなく自分がやりたいこと、やるべきことを見つけて実行すること」という意味合いになる。実家から出てひとり暮らしをする=自立とは必ずしも言い切れない。ひとり暮らし=なんでも自分でやっている、という意味で自立しているということなのだ。
居住環境は各家庭に事情があるだろうし、例えば都心に実家があるのにひとり暮らしでわざわざ会社から遠い所に住むのも非効率だ。柔軟に考えてみよう。


ご相談者は金銭的事情からひとり暮らしは厳しいが現状を打破したいと考えている。
現在の生活を見渡して、できそうなことは何かないだろうか。
母親に甘え切っている炊事洗濯等の家事を分担することは難しいのだろうか。43歳の現在、お母さんがやってくれるからと甘えていると、いざ運命の相手が見つかって結婚が視野に入って来た時に想像以上に家まわりのことを把握していない現実にぶつかるだろう。電気のプラン、ガスの契約、そのようなことから大掃除をする時の最適な洗剤選びまで。「やってこなかったからわからない」がちょっと言いにくいのがアラフォー世代なのだから、今のうちに母の味を覚える感覚で料理や掃除、税金や家のインフラなど教わりながら少しずつ家のこと、家事を覚えてみてはどうだろうか。


今の状態で結婚を考えると、現在母親が担当してくれていることをどこかで相手に求めてしまう可能性が高い。相手への要求が多くなればなるほど、そこから外れた場合がっかりすると容易に想像できる。勝手に期待して勝手に裏切られた気持ちになって勝手にがっかりするのだ。自分が知っていれば何ら問題ないこともたくさんあるので、現在の生活を送りながらひとつずつできることを増やしてみてほしい。

繰り返しとなるが、自立=ひとり暮らしではない。
そう考える人もいるのかもしれないが、少なくともアラフォー婚活は自立が絶対と言い続けているケビ子でもひとり暮らしが絶対だかんね! とは発信していない。言葉にとらわれすぎず、地に足をつけて愚直にやれることを増やしていく。
なんとなく生活している状態から主体性を持って生活する。まずはこの意識だけでも持って日々の選択を重ねていくのだよ。
アラフォー世代の母親はケビ子の周囲だけでも自分を後回しにして家族のために手間ひまかけてくれるスーパーウーマンが多い。そうは言ってももうゆっくりしてほしい年代だろうから、お母さまを労わってね。


金銭的、精神的に自立できるか、に答えると金銭的には今の収入をうまくやりくりするほかにつみたてNISAや貯蓄の見直しなど将来の備えをより意識してみたらどうだろうか。
精神的には母親に頼ってばかりではなく主体的に家族運営にかかわってみてほしい。
すぐにできることから始めて、慣れてきたらやってみたいことにも挑戦する。そうしてご自身なりに自立していく。


自分にできることが増えると、パートナー選びも精査されていき「あ、いいな」で選べるようになってくるものだ。
美輪明宏さんの名言に「財産、知性、知名度……不完全な女ほど男に対する要求が多い。殿方は美しければ結構。そう言えるのが一流の女」とあり、一流ってすごいなと思いつつも自立マインドとしては頷ける。


自分にできること、惜しみなく挑戦してみましょうか!




vol.123 「自立と婚活」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】_1_1
本日の結論:言葉にとらわれず、できることから始めてみようぜ!
カモチ ケビ子
43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。
Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!

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