お悩み相談、128回目です。
今日の質問です。
婚活歴:4年くらい
理想のタイプ:自立(経済的にも精神的にも行動面でも)した穏やかな人
はじめまして。気持ちを整理したくて相談させていただきます。たいした恋愛経験なく、来年40歳です。恋愛・結婚に興味なかった私が、35歳以降漠然とした不安に駆られ、友人に頼んで男性を紹介してもらいました。コロナ禍前に出会い、いい感じで両片思いじゃないかと思ってやんわり気持ちを伝えたら「友達のままでいよう」と言われ脈なしでした。その後アプリや婚活パーティも少し試しましたが成果はありません。むしろ彼のことが好きというかいろいろちょうどいい(同い年、未婚、公務員、外見、性格)と思ってしまい、吹っ切れず、今も2カ月ペースで会っています。彼は受け身なので、基本私から連絡して誘い、ふたりで飲んだり遊んだりします。実際は友達と割り切れず、会うたび期待する自分がまだいて、かといってハッキリさせる勇気もでず状態。前に進めない感じがしているので脱したいです。同時に、今の私は自分に自信がありません。仕事で人と比べて自分を卑下したり、どうせ私友達少ないし、つまんない性格だよなーとか。人生に諦めモードです。婚活の前に、自分のメンタルを整えたほうがいいのでしょうか。不安な気持ちで婚活するのはきっとなんか違いますよね。40歳を迎える準備をしたいので、心の持ちようについてアドバイスください。長くなりましたが、よろしくお願いします!
自立したお相手を理想としながら、一度告白したが「友達のままでいよう」と言われた男性と基本的にはタマコさんからお誘いして2カ月ペース(2カ月に一度ということだろうか)で会っているとのこと。友達と割り切れず会うたびに期待する、はっきりさせる勇気も出ず。
ん、ん、ん~。
私の読解力のせいだろうか。男性ははっきりと「友達のままで」と回答しているうえに男性からお誘いはなく基本受け身である。これは彼なりの意思表示と思えるのだが違うのだろうか。
私の周囲の男衆を見渡してもいいなと思う女性がいて受け身でいられる人は見当たらない。よくも悪くも好意を持った女性に対して想像以上にアグレッシブなのが男性だと思うのだ(例外は当然あるだろうが)。
なかには女性が明らかに嫌がっているのに好きな女性を誘い続ける男もいるし、会うたびにプレゼントを渡して気を引こうとする男もいる。頼んでもいないのにおはようからおやすみまで暮らしを見守るふりをした俺通信を送ってくる男もいる。
よくも悪くも好意を持った女には受け身でなんかいられないのが恋する男だと思うのだがどうだろうか。
35歳以降漠然とした不安に駆られて男性を紹介してもらった。年齢的なこと、将来のこと、不安定な世の中、災害など自分でコントロールできない状況等で家族が欲しいと思うのは自然なこと。
40歳の節目を強く意識してスピード重視で結果を出すことにこだわってほしい。
一口にアラフォー婚活と言っても39歳と40歳では行動のしやすさ、出会いの多さが全然違う。39歳は30代と言える最後の年。実際40歳になると婚活においては今以上に思いどおりにならないことが増えていく。書き方が厳しいようだがそのくらいの意識をもってとにかくスピード重視で臨んでほしい。
現在の相手はご相談文を読む限り、男性側ははっきりと割り切っている。彼にこだわる理由が条件のよさかもしれないが、彼と2カ月ペースを維持しつつほかの男性にもぜひ目を向けてほしい。
自分に自信がありませんとタマコさんは書いているが、自分に自信がある人なんてほとんどいない。できる努力を積み重ねて小さな成功体験を肥やしにしていこう。
ケビ子がおすすめするのは仕事と美容をがんばること。
男は裏切っても仕事と美容はまず裏切らない。一時的にあれ?と肌荒れすることはあるかもしれないが基本的には裏切らない。これまでより時間と手間をかけて肌を磨く。なりたい女性像があればそこを目ざして食事を変えてみたり運動をする。自分にひと手間かけることを継続する。毎日朝晩だ。
そうして手間ひまかけて鏡を見るたびに「今日はちょっとイケてる」と笑顔が増え、そのうち誰かから「今日はすごくキマッてますね」とほめられる日がある。こうしたことの積み重ねで自信はついてくるのだと思う。
いきなり何か大きな偉業を達成するようなことを自信の裏付けと考える必要はない。ケビ子はそう考えている。
自分に手間ひまをかけて好きなことをしていると他人と比べることのむなしさもわかってくる。理想の状況から遠いほど人と比べて「あー自分なんて」と思うものだが(ケビ子もかつてそうだった)自分が社会生活を通じて得たい気持ちってなんだろうかとふと思うことがあり、シンプルに考えてみた。それまでは正直「人から羨ましいと思われたい」そのようなことを思いうかべていたのだが、仮にSNSがない社会を生きて同じような欲求になるかと考えたらノーであった。ケビ子の場合は「ケビ子と一緒にいるとなんか笑える」これが今のところの結論となっている。少なくとも以前のように素敵だと思われたい気持ちはだいぶ減って(少しある)かなり楽になっている。
これは極端な例としても、タマコさんはどうだろうか。自分軸で自分はどういう人生を送りたいのか、そこに必要なパートナーはどのようなタイプなのか今一度考えてみてはどうだろうか。
相手の条件も自分の希望なのか周囲を喜ばせるためのものではないのか、点検してみたことはあるだろうか。親を安心させたいからこの条件で、など自分主体を忘れていないだろうか。
40歳の節目を迎えるにあたって心の持ちようを、ということに回答するならば結果を出すことにこだわりをもって積極的に自分の時間を過ごしてほしいと願う。
正直申しあげて卑下している時間がもったいない。
結果を出すことにこだわってみると、今まで実施してきていないことに挑戦するのもおすすめじゃ。
さあ、笑顔の練習をして明日は少し明るい口紅を塗って外に出てみてほしい。できることから一歩ずつ確実に実践あるのみじゃよ。
カモチ ケビ子
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!
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