お悩み相談、132回目です。
今日の質問です。
ケビ子さん、こんにちは。私は32~35歳ごろまでは、婚活パーティーに行ったり、知人に紹介してもらったりして、婚活をしていました。35歳の時に社内で部署異動があり、忙しくなったのをきっかけに婚活からは遠ざかり、現在に至ります。最近は仕事も落ち着き、また、妹が40歳で結婚をしたこともあり、やっぱり私も結婚をしたいと思うようになりました。そんな中、仕事関係で知り合った35歳のかたと共通の趣味をきっかけに仲よくなり、食事に行ったり、たわいもないLINEのやりとりをしたりするようになりました。彼とは話も合い、会っている時にはお互いに楽しい時間を過ごせていると思います。私としては結婚を視野に入れてお付き合いをしたいとの気持ちがあるため、彼にやんわりと「私たちは付き合う可能性があるのかな?」と聞いてみましたが、「どうでしょうねぇ?」と笑ってはぐらかされました。彼と出会って半年が過ぎましたが、特に変わらない関係が続いています。彼とは進展がないであろうことは、薄々気づいています。ただ、ほかに出会いもなく、ついつい期待してしまう自分もいます。踏ん切りをつけるために、彼にきちんと告白して正式にふられたほうがよいでしょうか……? アラフォーの婚活はスピード重視とおっしゃるケビ子さん、こんな私に活を入れてください!よろしくお願いいたします。
状況の整理です。
・32歳から35歳まで婚活をしていたが部署異動があり多忙になったため婚活から遠ざかったが今は落ち着いた。
・妹が40歳で結婚し、自分も結婚したいと思うようになった。
・仕事関係で知り合った35歳のかたと楽しく過ごしいるが、進展がなさそうに思える一方、期待する自分もいる。
ううむ。
このパターンはやはり年齢差と出会ったタイミングが非常に重要なケースだなあ。
男性の35歳は女性の25歳も選べるし40歳も選べる。ケビ子の感想だがいわゆる教科書に載っているような適齢期だ。仕事も覚えて回せている実感もあり、それなりの収入を得て自分にお金もかけられる。
相手の男性に結婚願望があるのか、あるとしたらいつごろまでどのような家庭像を描いているのかいないのか、彼の青写真が見えるとよいのだがそのあたりはどうだろうか。
女性が年上の年齢差9歳。
44歳と35歳の現在。
出会うのがもう少し早かったら、またはうんと遅かったら、とたらればを考えてしまう現在のタイミング。
正直申し上げると、本件は男性がご相談者にべた惚れしているパターンなら今後の発展もありうるケースではないだろうか。そうでない場合、「どうでしょうねぇ」とのらりくらりの返答でなんとなくごまかされながら時間だけが過ぎていくのではないかと相談文を読んでの率直な感想をもった。
ご相談者が「付き合う可能性はあるのかな?」と聞いた結果「どうでしょうねぇ?」と笑ってはぐらかされた。
イエスかノーか半分か、ケビ子が44歳ならこの時に泣きながら撤退を決める。私の人生は笑ってはぐらかされるようなものではないはずだ。
44歳で結婚を希望するならばやはりスピード重視で結果を出すことにこだわってみてほしいのだ。
恋愛がしたいのか、結婚がしたいのか。ハーフパンツさんはご結婚を望む理由はどうだろうか。
ハーフパンツさんは立派な大人世代なので老婆心ながらおせっかいを焼かせてもらう。
ケビ子の話で恐縮だがなぜ自分は結婚ができないのか悩む日々、好きな人と結婚できなければ意味がないと思いつつ、老後の独り身を案じると熱烈な恋愛感情はなくてもおだやかな人と支え合うのは悪くないはず。こうした考えを何度繰り返しても自分の決断のトリガーとなるのはいったい何なのだろうかとわからないでいた。
何年も同じ悩みを抱えている状態にうんざりしていたし、家族や周囲からなんとなく腫れ物扱いされていることにも嫌気がしていた。結婚の話題を出すにしても出さないにしても気を使われるのはしんどいものだ。
自分の決断に自信がないからこそ友人に紹介を頼み、友人と紹介者を取り巻く人間関係の信用を借りて結婚を決断したという経緯がある。信頼できるこの人の紹介なら間違いないはずだ。間違いがあったとしたら私の判断ミスだろう、と。
結果オーライで現在は自分が思い描く生活をほぼ送れていると言える。パートナーへの愛情もばっちりある。何なら可愛くて仕方がないほどだ。
「踏ん切りをつけるために彼にきちんと告白して正式にふられたほうがよいでしょうか?」 に答えるならば好きにせい。ふられる前提で告白するというのは相手がそのような返事をすると想像している自分への挑戦だし合理化だね。要するに彼を信用していない。
彼との未来を踏み出すための告白なのか自分が楽になるための告白なのかを考えてみることをすすめる。
ほかに出会いもなく話も合って楽しい時間を過ごせる彼との時間をむざむざと捨てるのは非常に惜しいのはよくわかる。だからといって肝心なことを話合えず年を取ってしまった女性にはなってほしくない。
今一度ご自身がどのような人生を送りたいのか、そこに必要なパートナーは彼なのかを掘り下げてみてほしい。掘り下げた結果「やっぱり彼だ」となったら「どうでしょうねぇ?」と笑ってはぐらかしたことをとっちめて誠心誠意気持ちを打ち明けてノーサイドとしよう。
カモチ ケビ子
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!
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