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vol.134 「付き合っていたのは既婚男でした」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第134回「付き合っていたのは既婚男でした」ゲリラ豪雨に遭遇しましたね。
ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、134回目です。
今日の質問です。


ご相談者:ヤマさん 45歳 会社員
ケビ子さん、はじめまして。婚活中の45歳です。周囲でアプリで結婚した話を聞きアプリでの活動を始めたところ半年ほど前に海外赴任もある立派なお仕事をされている同い年の彼と出会いました。笑顔に惹かれ、2度目に会った際に公園で告白をしていただき交際が始まりました。大人になってからは何となくお付き合いが始まることが多く、きちんとした告白を、しかも公園というシチュエーションで!とすっかり舞い上がっていましたし、結婚に関しては親が元気なうちにしたいこと、子供も年齢的に難しいけれど努力はしたい点は最初に会った時にお話しして、彼もアプリの自己紹介に結婚を考えられる人を。と書いていたため、改めて確認することはしませんでした。しかし、お付き合いを進める中で不審な言動が重なり既婚を疑い始め、先日その証拠を掴みました。加えて交際後もアプリを継続していたことが発覚。本人に事実を突きつけたところ認めましたが謝罪はありませんでした。これまでの言葉がすべて嘘だったと思うと愕然とすると同時に何故先に気づけなかったのか、仕返しがしたい等、どうしようもないことばかりが頭の中を駆けめぐって何もやる気が起きません。書くことで自分の頭の中も整理したく、今回メッセージさせていただく事にしました。見た目や職業で誠実だと判断した自分の甘さを反省し、今後に生かすしかないことはわかっているのですが、ケビ子さんからも早く前向きになれるアドバイスいただければ幸いです。


45歳のヤマさんからのご相談です。
年齢的なものか、ヤマさんと聞けば「太陽にほえろ!」の山さんを思い出す。太陽にほえろの刑事のニックネームは今でも顔と名前が一致するくらい印象的だったなあ。特に殿下とマカロニとロッキーと……。


閑話休題。
ヤマさんからのご相談内容を整理します。
・45歳。同じ歳の立派な仕事をされている男性とアプリで出会う。
・2度目に会った際公園できちんと告白されて交際開始。
・結婚に関する要望を予め伝えて交際を進めていたが不審な言動が重なり既婚者の証拠を掴む。
・事実を突きつけた後もホシはアプリを継続しており、特に謝罪もなし。


これは読んでいるだけで怒りの炎がめらめらと燃えてくる思いだ。
45歳の女性の時間を何だと思っているのだ!既婚者が何しに来たんだ!きっちりと公園で告白までしてきたくせに!でも、でも笑顔が素敵だった。あああああ!そのような案件ですね。


ご相談者はがっかりや悲しい気持ちを通り越して「愕然として仕返しがしたい」と何もやる気が起きない状況。
それはそうでしょう。アプリには既婚者がいるとは聞いていたがまさか自分がめぐり合うとは思うはずもない。


煮え切らない思い、仕返ししたい気持ちはとても共感できるが、実行に移すには時間が必要だしはっきり言って不毛だ。ぎゃふんと言わせたい、スカッとジャパン!みたいな出来事カモンという気持ちにもなるのだがその男はゲリラ豪雨だったと思うことにしよう。


リハビリとして提案するのは、落ち込むことに短期集中してみること。
なぜ気づけなかったのかと自分を責める必要は一切なく相手のことを集中して考えるのだ。「あいつめ!嘘つき既婚者め!ちょっと笑顔が素敵だからって私を騙して!許さん!」などと短期集中でそのことばかり考える。ごはんも食べられない、なかなか眠れない、それも結構。どん底ってもしかしたらここのこと?と思えるほどにとにかく頭の中をそのことでいっぱいにして考え尽くす。結論は出ないがそれでいいのだ。とにかく考える。


すると割と近いうちにパッと気持ちが浮上して「ま、いっか」と思える。ご縁がなかった、必要な経験だった、などといろんな思いがやってくるがとにかく「ま、いっか。黒歴史のネタが増えたわ」と思える日がくる。そうなったらリセット完了。美容院にでも行って髪の毛をきれいにしてもらって気持ちを上げていこう。こういう時に仕事が自分を保ってくれるので、仕事もいつも以上に楽しもう。


消化できていない時点で、無理して笑ったり明るくふるまう必要はない。こういうことをすると恨みは募るし余計にひきずるものなので、短期集中で男のことを考え尽くす時間が必要なのだ。ヤマさんより前にケビ子が婚活時代に実験しましたよ。数年ムダにしたことがありましたのでね。


幸いなのが半年のロスタイムですんだということ。これが数年既婚者にのらりくらりともてあそばれたのであれば話は別だが、我々世代の半年は1週間くらいの肌感覚だ。「え?この前お雑煮食べたと思ったのにもうゴールデンウイーク?」みたいなもので。「え?公園男?誰だっけ?」とゲリラ豪雨のような男を洗い流そう。


前回、アプリ婚活を始めてみたいというご相談に回答したばかりで今回のこのご相談。いささか居心地悪いケビ子だが、ヤマさんとしてはチェックポイントを実体験で理解されたので、利用時の注意点を整理してかつアプリ婚活以外の出会いも模索するなどご自身の出会い方も工夫してみたらどうだろうか。
プロフィールはアテにならない場合もあるから初回で名刺をもらうとか、今回不審だと思った言動を次回以降に生かす会話術など、自分でできることを工夫しながら婚活をあきらめないでほしいと心から願う。


大きく飛ぶ前には一度しゃがむ。今回の男はゲリラ豪雨であり跳び箱前のロイター板。そう思って思いっきり踏んで次回以降高く高く飛んで見下ろしてやろうぜ!


vol.134  「付き合っていたのは既婚男でした」【ケビ子のアラフォー婚活Q&A】_1_1
本日の結論:前向きになるにはどん底まで落ち込み考え尽くす。それでもダメだったらまたお便りしてくださいね!
カモチ ケビ子

カモチ ケビ子

43歳で(やっと)結婚。
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!

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