お悩み相談、141回目です。
今日の質問です。
ケビ子さん、彼への伝え方をアドバイスください。よろしくお願いします。
状況を整理します。
・夏前から付き合い始めた彼氏が男女2:2で夏フェスに行く。
・チケットは付き合う前に買ったもので、一緒に行くメンバーは音楽の趣味が合う。
・一度話をしたし蒸し返してうざったいと思われたくないが、今後も続くようならいやだと言いたい。
・今手を打たないと取り返しがつかなくなっても困る。
インドア派のケビ子からしたら、音楽を聴きに山を登るだのビーチに集まるだのとエネルギー満タンな方々を心から尊敬する。“行った人しか知らない風が吹くんだぜ?”“あの日の汗のにおいでご飯いっぱい食べられるぜ!”“あの日、歌い始めたら雨が突然やんで神ってた”などなどライブを伝説の日にしてしまうエネルギー。
隅田川花火大会でさえテレビ中継を見ながら「たまや~」と盛り上がれるケビ子とは生態系が違うのだろう。
何が言いたいか。今回は彼氏を尊重して理解してほしい。これだ。
自分に置き換えても付き合いたての彼氏が女性と一緒にオタノシミに参加するのはやはりおもしろくはない。かといって聞いても知らないグループであれば、ファン同士の気持ちの通じ合いがあるのだろうから楽しいのは想像に難くない。
今回は、と書いたのはやはり交際前にチケットを買って準備していたという一点に尽きる。
今後に関してはふたりの楽しみとしてご相談者も彼の好きなグループの音楽を聴いてみるなど寄り添うのもいいだろうし、お互いの趣味には干渉しないのであれば女性と一緒に行くのは心配だなと可愛く伝えるのもいいだろう。
今後彼との付き合いが深まっていき、ご相談者に夢中になってもらってフェスだなんだと言う前に「君を不安にさせるようなことはしたくない」とか「片時も君と離れていたくない」とか「フェスにふたりで行きたい」「この歌は俺にとって君への気持ちだ」などと彼に思わせるのが大正解である。
いわゆるイソップ物語「北風と太陽」のように彼の主体性で動いてもらうのが理想だ。こちらが「あれして、これして、あれしないで、これしないで」といったことに反応するのではなくてね。
そこを意識して彼をよく知る努力を怠らず、かけがえのない存在になりたいものだね。
人は自由なのだよ。自由に考え、行動できる。そのうえでご相談者が不安にならないように配慮してくれるとしたらそれこそが愛ではないかな。
「彼への伝え方をアドバイスしてほしい」に回答するならば、「楽しみにしていたライブがいよいよやってきたね! 気をつけて行ってきてね。めちゃくちゃ楽しんでストレス解消してね♪ 来年は私も一緒に行きたいから帰ってきたら話をいっぱい聞かせてね~」
このくらいでどうだろうか。
「女とフェスとかありえないんだけど! ギャー! 信じられない! フェスと私とどっちが大事なの! プギャー!」
このようなことを彼女に言われて「フェス」と答える彼だったらなかなか気骨があるから離してはだめだぞ。
カモチ ケビ子
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!
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