お悩み相談、148回目です。
今日の質問です。
ケビ子さんこんにちは。私は38歳(年内に39になります)の会社員です。
2年ほど前から現在も結婚相談所と友人に紹介を頼むなどをしていわゆる婚活をしています。
もともと人とかかわることが好きで仕事も接客が多い仕事を選んでいます。性格的には明るくて人懐こいほうだと思っています。男性との交際も年齢なりにあったと思いますがなかなか結婚にご縁がなくて年齢的にも少し焦りもあって相談所に登録をしました。
現在、相談所で仮交際となった男性がいるんですが、こんなに自分と合う人がいたのか!という相手だと感じています。運よく気に入ってもらえて仮交際に進みましたが悩みがあります。それは家族のことです。私は都内でひとり暮らしをしていますが実家(東北)に住む母が病気療養中です。家のことは父と妹がしていますが、このようなことを相手のかたに何回目のデートで話すのが礼儀なのか考えすぎておかしくなってきました。不利になるのだろうと思うとなかなか言えない自分がいます。でも言わずに進むにはずるいとも思います。家族の話はなかなか言う勇気がありません。また、今後どうなるかわからない人に家族の情報を漏らすのもどうかなとも思います。自分や家族に問題がなくても突然交際終了になったりすることもよくあるのが婚活なのでタイミングがわかりません。
ケビ子さんならどのようにしますか。よろしくお願いします!大好きです!
38歳、仮交際の相手に対してご家族の話をどのタイミングでしたらよいかとのご相談です。相手に好かれたいと望む場合、なかなか自分を出せないのってあるあるでしょうね。
状況を整理します。
・38歳の会社員、2年ほど前から結婚相談所等で婚活中。
・人とかかわることが好きで接客が多い仕事を選ぶ。人懐こいほう。
・こんなに自分に合う人がいたのか!と思える相手と仮交際中。
・家族の病気をどのタイミングで言うか悩み中。
こんなに自分に合う人がいたのか!と思えるかたと仮交際なんてやったね!
日々の連絡が待ち遠しくて、変わった雲の形を探して写真を撮って送るようなそういう恋心が芽生えてきたのでしょう。読んでいて私もとてもうれしいですぞ。
さて、ご家族の話をどのタイミングですべきか、というお悩みです。相手に惹かれているからこそ、嫌われたくない気持ちが高まって自分があまり積極的に話したくない話題をどうすべきか悩んでしまうのでしょう。
ケビ子はまあ無芸大食の木偶の坊だが、ひとつだけ利点があるとすればよくも悪くも「思ったことを言ってしまう」のだ。したがって駆け引きや計算が一切できず、数学もほぼ赤点であった。(話が違う)
何回目のデートに言おうと決めたとしても、「今言いたい」と思ったら口から出てしまう。まあ、それでだめなら仕方ないよねという責任感(責任感なのか)も幸い持ち合わせている。したがってご相談者のお悩みにうまく回答できるか自信はないが真剣に考えた。やはりひとりで抱え込むのはやめたほうがいい。結婚相談所で出会った彼だから、ここはまず仲人に相談してみよう。一般的にこのような場合は仮交際中に言うのか、真剣交際後に言うのか。そして自分はどのタイミングで言いたいのか。なぜ言いたいのか。これも仲人と話をしてみたらいい。
言いにくいことを相手に打ち明けることは一見誠実に思えるが、これは言った内容を相手に背負わせて自分が楽になることでもある。自分が彼の立場だとしたら、を想像してみることがとても大事だと考える。
では言わなくてもいいのか?それは不誠実じゃないのか?そういう意見もあるがふたりの関係性にどの程度影響することなのか、そこも踏まえてセットで話をしないと言われたほうは逆に悩んでしまうだろう。「隠し事はもうありません。安心してください」というのは相手に言っているようで実は自分に言っている。そこを理解してほしい。
したがって、言いにくいことを話題にするのならふたりの関係にどの程度の影響があるかもセットで伝えてイメージできるようにする。金銭的に援助をしているのか否か、頻繁に帰省して世話をするから不在がちなのか否か。サポートは永続的なものなのか否か。まったくふたりの関係に影響ないが一応知っておいてほしいのか。
サポートの必要度合いとお相手の気持ち(ご相談者をどれほど気に入っているか)、このバランスを見ながらいつごろがいいかを仲人と相談してみたらいいね。一般論とご相談者のケースの両方を検討してみるのだよ。
加えて、お相手の人柄は仮交際を深めていく中でだんだんとわかってきていると思うし信頼できる人だからこそ「こんなに自分と合う人がいたのか!」と思っているのではないか。言ったら不利になると思うのは相手への信頼がないようで少し残念な意見だ。
ご相談者が書いている「突然交際終了になるかもしれない人に家族の情報を漏らすのもどうかな」については、私が相手の男性だったらそう思われていると知ったらがっかりする。結婚相談所での出会いを信用しよう。
仮に突然交際終了になったとしてもそれがご縁だとすっぱりと受け入れられるように全力を出してほしい。ああすればよかった、こうすればよかった、こんなはすじゃなかったという後悔は全力を出しきっていないからこそ出る不満じゃよ。
貴女の持前の明るくて人懐こいところを前面に出してみてね!
我々世代の婚活は若いころと比べて少なからず両親の世話や自身の病気等が視野に入ってくる。
自分と同じ感覚でお互いの両親を思いやれる相手を見つけたいね。
カモチ ケビ子
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!
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