2025年3月2日

vol.155 「婚活５年目、相手の好意を感じると引いてしまう」【ケビ子のアラフォー婚活Q＆A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第155回「婚活５年目、相手の好意を感じると引いてしまう」先が見えちゃうのかな？

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、第155回です。
今日のご相談です。

ケビ子さん初めまして。現在婚活中の39歳です。

35歳から婚活を始めて今年で５年目になります。その間、食事に行く人はいても交際まで進む人はいませんでした。現在はマッチングアプリで知り合った同じ年の男性と２回ほど食事しました。３回目の約束も一応しています。毎日の連絡は相手のかたがとてもマメで日に数回連絡が来ます。このままいくと交際を申し込まれるのかなとなんとなく思いますが、今ひとつ気持ちがついていきません。

まだ２回しか会っていない男性から交際したら行きたい場所や結婚後の生活をにおわせるような内容の連絡が来たりして、正直引いてしまっています。結婚前提のアプリでの出会いなので当たり前と言えばそうなのですが、私の相手はこの人なのかなあと考えると少し残念に思ってしまいます。

振り返ってみると今までも男性の好意を感じると引いてしまう自分がいて交際まで進まずにこの年になってしまったんだと思います。40歳になる前に自分を変えたいと思っています。彼からのアプローチはありがたいと思いますが、少し嫌な気持ちになったらそれも伝えたいと思いつつ失礼かなと思って我慢してしまい最後に爆発してしまいます。関係を築くことが苦手なんだと思います。

何かアドバイスをいただければ幸いです。よろしくお願いします。

39歳、婚活５年目のかたからのお悩みです。

日常生活を送りながら婚活をしているとあっという間に５年たってしまう。それにしても５年はなかなかの期間です。おぎゃーと生まれた赤ん坊が自分の名前を書いたりできるくらいの年数ですぞ！ 40歳までになんとか結果を出して婚活の悩みから自由になりましょうね！

状況を整理します。

●現在39歳。35歳から婚活を始めて今年で５年目。

●婚活を始めて５年間、交際まで進む人がいなかった。

●現在アプリで出会った男性と２回食事に行き、３回目も約束。

●男性の好意を感じると引いてしまう。

●40歳になる前に自分を変えたい。関係構築が苦手。

自分の思考パターンを把握して変えたいと望んでいるのですね。

自己分析、しっかりされていて立派じゃよ！

ご自身で書いているとおり、相手の好意を感じると引いてしまうのはよくあることで、少し前に流行った「蛙化（かえるか）現象」に近いね。

自分も少なからず好意をもったからこそ食事の約束をしていたのだと思うのだが、相手のあるべき姿を高めに見積もってしまっていたり、相手からぐいぐい来られると受け止める準備ができていなかったり、自分に自信がなかったり、いくつかの要因がからみあって冷めてしまう。冷めるというか現実逃避ね。

ご相談者は５年間婚活して交際まで進む人がいなかったとのこと。「交際する相手＝結婚相手」と位置づけて必要以上に高い理想をあてはめていないか点検してみたらどうだろうか。

40歳になる前に自分を変えたいと本気で思っているならば、今回のお相手との状況はとてもいいきっかけになる。流れに乗って交際をしてみたらいいね。交際とはどんなものか実践してみよう。

必ず結婚しなければならないと考えず、気楽に「どんな人なのか知り合いたいと希望し合うふたり」と定義づけて練習してみたらどうだろうか。

急に冷めてしまう、言いたいことを言えずに爆発してしまうのは相手の反応を想像して、想像と異なる反応が返ってきた時にうまくコミュニケーションがとれず「違うな」と判断してしまうからでは？

そこをグッとこらえて「こういう考えもあるのか、新しい視点だ」と未知との遭遇を楽しむ気持ちでひとりの人間を知っていく努力をしてみたい。自分と異なる意見を主張されると否定されたと思ってしまう人がいるが、それは否定ではなく違う意見なだけ。いろんな人がいて世の中だなあと思えるよう意識を持ってみよう。すごくラクになりますぞ！

それが一度できると相手を知りたい探求心に加え、ふたりの関係性に個が及ぼす影響を探求したくなり、こういう時にこんなふうに言ってみたらどう反応するか、など自分なりの関係性構築のコツを覚えていけると思うぞ。生理的に無理！となったらそこで撤退を決めたらいい。もっと気楽にね。

表面をさらった会話はあとくされなく楽しいが、この人はどういう人なんだろうか、なぜこういう考えになるのだろうかと出会いに感謝しながら目の前の人の歴史をひも解いていく意識をまず持ってみる。そういう意識を持つことで、自分自身をさらに知ることにもつながる。自分がどういう人生を送りたいのか、婚活の原点に立ち返ってみてほしい。

かっこつけなくていい。いろんな気持ちになる自己を受容しながら相手との関係を築く。