お悩み相談、第157回です。
今日のご相談です。
ご相談者
ともぴーさん 41歳 会社員
41歳独身女性です。32歳の時に初めて結婚相談所に登録し、その後38、39歳と違う結婚相談所に登録、最後の婚活として41歳で結婚相談所に再登録して活動しました。また身のまわり、過去の人物等も掘り下げて独身がいないかと同窓会の開催もしました。結果、独身のよい男性にはめぐりあいませんでした。最後の結婚相談所は半年しか活動しないと決めており、180人申込をし、OK返事があったのはたったの6人。私に申込があった件数は8人、そのうち会った人は2人。あまりにもヒット率が悪すぎたため退会しました。
もうやるべきことはすべてやりきりました。結婚はあきらめました。もうご縁がないのだなと。将来の自分の理想図としては「気のおけない異性と他愛もない会話をしながら楽しく暮らしたい」という願望はあります。こんな私でも運命の人はいるのでしょうか? アドバイスいただけると幸いです。
私は結婚相談所やお見合いパーティ、友人の紹介、過去の人物、周りにいる人物以外に、コンパも死ぬほど行きました。それはもう体がヘロヘロになるまで。友人の紹介も片っ端からお願いしてきました。一度は結婚を考えた元彼にも未練タラタラで泣きすがりましたが復縁かなわずでした。ありとあらゆる手段を尽くしました。結婚を考えた彼と別れて16年。何も出会いはありませんでした。こんな私でも本当に運命の相手はいるのでしょうか?
ともぴーさん41歳、婚活迷路を右往左往しているようなご相談です。
結婚はあきらめましたと断言した直後に理想図を語る。絶望と希望のミックスソフトクリームのような感じでしょうか。
●41結婚相談所4回登録したがヒット率悪く退会。同窓会、パーティ、紹介、コンパをやりきった。
●結婚はあきらめたが将来の理想は「気のおけない異性と他愛もない会話をしながら楽しく暮らしたい」。
●結婚を考えた彼と別れて16年、何も出会いはない。
●運命の相手はいるのでしょうか。
16年何も出会いがないってサラっと言っているが
ともぴーさんのご主張を要約すると「私はいろいろと努力をして婚活をしてきたんです!死ぬほどコンパも行って人生の登場人物に片っ端から紹介を頼み、自分で同窓会も開催し、4回も結婚相談所に入ったんです!!!でもだめだったの!ギャー」ということです。
大変な努力をされてきた。行動力と忍耐力がとびぬけています。
結婚を考えた彼と別れて16年、何も出会いがなかった。
41歳➖16年=25歳。
なんということでしょう。16年前の2009年の流行語は「政権交代」「こども店長」「事業仕分け」あのころか。こども店長はすっかり大人の男性になっていますね。
笑いのツボより恥のツボ
16年活動してきて思うような結果が出ない場合、何か自分に原因があるのだと一般的には考える。
出会いの方法が自分に合っていなかったのか。はたまた出会いはあったが決断ができなかったのか。
1〜2回会って「笑いのツボ合わないじゃん。失格!」みたいなことを繰り返してきていないでしょうね?
「運命の人」は自分次第
ともぴーさんはご相談文の中で2度「運命」ということばを使っている。運命の出会いに過度な期待(びびび的なサムシング)を期待してはいなかっただろうか。
婚活が長くなると出会いがあっても決断ができない。「この人はまあいい人だけどもっといい人がいるかもしれない」「ここまで待ったんだから半端な相手では決められない」など。
長期間婚活をしていると日常生活に婚活が入り込み、活動して出会って別れてを繰り返していくうちにひとりに決めることが逆に負担に感じてくる。「本当に彼でいいの?」と。
向き合った相手を運命の人にするのは自分次第だと心得て決断の責任を取るつもりで、自分の人生を主体的に楽しむのじゃよ。
アラフォー婚活は数打っても当たらない
180人申し込んで6人からOK。8人の男性からの申し込みでうち2人と会った。ヒット率が低いと嘆いているが、果たしてそうだろうか。アラフォーが婚活をしてヒット率に言及し始めたら不戦敗だろう。婚活を始めた25歳の気持ちのままでいるのではなかろうか。
婚活は選びながら選ばれるのだ。自分ばかりに選択権があると思うのはいささか傲慢だろう。貴重なマッチングに感謝して「今の自分に申し込みをしてくれる人はどんな人だろうか」とじっくり知り合う努力はできないだろうか。
結婚はたったひとりと出会えればいいのだ。運命かどうかは自分次第。ともぴーさんは行動力が抜群なので、感謝と謙虚さを取り戻せばきっと良縁に恵まれると思うのじゃよ。結果を出すことにこだわりを持ちつつ、ともぴーさんはある程度第三者がともぴーさんをフォローしてくれるような紹介かサークル、習い事等の出会い方を検討してみたらいいと思う。減点法でジャッジするのはもうおしまいじゃよ。

出会う人に感謝の気持ちで向き合おうぜ!

カモチ ケビ子
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!
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