2025年5月18日

vol.160 「うまくいきそうになると逆に不安になる」【ケビ子のアラフォー婚活Q＆A】

迷えるアラフォー女子のための婚活お悩み相談。第160回「うまくいきそうになると逆に不安になる」安心して！

【目次】

アラフォー婚活のイメージと現実のギャップ
合言葉はビリーブ
マリッジ以前のブルー
素直な女が最強

ハローと書いてこんにちは。どうも、ケビ子です。

お悩み相談、第160回です。
今日のご相談です。

ご相談者：こつぶっこ　39歳　会社員

Q婚活歴・および婚活の手段について教えてください

マッチングアプリ、紹介等２年ほど継続中です。

Q結婚相手に求める条件・理想を教えてください
優しくて私のことを大事にしてくれる人、話し合いができる人。感情的な人は苦手です

Qケビ子さんに相談したいお悩みをお書きください
ケビ子さんこんにちは。本格的に婚活を始めて約２年です。現在はアプリで出会ったかたと交際を始めて２カ月たったところです。まだ30代だからなのか、世間でいわれているほどアラフォーでも出会いに苦労はしていなくて、今回の彼もわりとすんなりマッチングして交際を始めました。

とくに面食いではないですが、見ための爽やかさと学歴や会社など希望どおりの相手です。彼には姉と妹がいるようで、そのせいか女性への過度な期待はないし現実的なところもあって今のところ何も不満はありません。このまま結婚まで進んだらいいのかな、と思っています。

ですが、アプリでの出会いだからか、今回の人はわりと当たりかなと思いつつ本当に裏はないのか、こんなに簡単にうまくいくわけない、もっといい人もいるのではないか、とどうも疑心暗鬼になっています。

贅沢な悩みだといわれてしまうかもしれませんが、うまくいきそうになると逆に不安になって粗探しをしてしまうような感じです。一応会社の名刺をもらって嘘がないことは確認しています。家にも遊びにいっていますので、嘘はないと思います。

ひとりでマリッジブルーのような状態になっていますが、マリッジも何も決まっていません。ただのブルーです。自分に自信がないからなのでしょうか？ 彼と会っている時も気持ちを試すようなことを聞いてしまったりして後悔します。

ケビ子さんが現在の旦那さんと交際を始めた時はこのような気持ちになりましたか？気持ちの切り替え方を教えてください。

こつぶっこさん39歳、こつぶっこ！これは新潟の人気菓子じゃないか？期間限定のハニーバター風味、食べてみたいんだよね。ちょっと口の中で味わってからかむ、みたいなあれ。最高じゃん。

状況を整理します

●39歳、会社員。本格的な婚活を始めて約２年。現在はアプリで出会った彼と交際中。

●アラフォーだがそれほど出会いに苦労はしておらず、現在の彼もわりとすんなりマッチング。

●今の彼は見ため、学歴、女姉妹がいるせいか女性への過度な期待もなく何も不満はない。

●うまくいきそうになると裏があるのではないか、など疑心暗鬼になって粗探しをしてしまう。

●気持ちの切り替え方を知りたい。

こつぶっこ！悩みは小粒じゃなくて大粒っこじゃないか！
それにしても素敵な彼と出会って交際を始めたようで、よかった。おめでとう。

アラフォー婚活のイメージと現実のギャップ

やはりアラフォー婚活がいばらの道だという情報が過剰に流布しすぎているのだと感じる。

普通に出会えるし普通に結婚ができる人も一定数いるのに、情報が欲しくて調べると成婚率２％！まず無理！などの情報を目にしてしまう。これだとダメ元感ばかり醸成されてしまい、潜在的にうまくいくわけないという気持ちが大きくなってしまうケースがとても多い。

そこにご相談者は「あれ？激戦区だと聞いていたのに意外とスムーズで、むしろ何かあった？」と状況を享受しきれず疑ってしまうパターンだね。

例えて言うならばケビ子が学生時代にはオリエンタルランドの就職説明会の席をゲットするのに人気すぎて電話がつながらないという事象が起こった。友人の話だが、何度かけてもつながらないという情報があふれていて「無理かな」と思って電話をかけてみたら一発でつながって説明会の予約がすんなりできてしまい、逆に怖くなってキャンセルしてしまった、みたいなことだろう。世間ではそれを「ＭＯＴＴＡＩＮＡＩ（もったいない）」と呼びます。

合言葉はビリーブ

あまりにもスムーズに事が進むとむしろ疑ってしまうのは、年齢なりの経験を積んで自分自身が傷つかないように未然にガードを張ってしまう鎧のようなものだろう。今回の彼もわりとすんなりマッチングしたとはいえ、恋愛に限らず思いどおりに進んできたことばかりではないからこその防御力ともいえる。

しかしデートするたびになんとなく疑いの目を向けてくる女を彼氏がどう思うのかは明白だ。気持ちを試されても白けるだけ。知恵がついたアラフォーだからこそむしろ素直に目の前の事柄と彼を信じて余計な詮索をしない努力をしてみてほしい。

疑えば切りがないのだよ。彼を信じる自分を信じる、合言葉はビリーブだ。

マリッジ以前のブルー

この人で本当にいいのかな、このまま結婚しても大丈夫かな、仕事や趣味に影響ないかな、などと起きてもいないことに漠然としかもひとりで悩むのは非効率だ。

もっといい人がいるかもしれないと考えるのはそれほど苦労なく交際が始まったことと現状不満がないことが退屈に感じるからかもしれないが、それは気のせいでご縁と受け取ってみて。せっかく彼がいるのだから今の気持ちや疑心暗鬼になってしまうこと、すべて共有して話をしてみたらどうだろうか。

「すんなりあなたのような素敵な益荒男（ますらお）とマッチングしてしまって逆になんかあるのではないかと思っちゃう。むしろ足くらい臭くあってほしいくらい」と。

ひとりで抱え込むことをやめて些細な気持ちの揺れを彼と共有して軽くなる。

パートナーの存在ってそういうものだと思うぞ。

素直な女が最強

こういう時はこう、と経験を積んで知恵のついたアラフォー女はとにかく賢い。傷つかないように先回りしてあれこれ気をもむことも得意だが、そういうのは長期間続くとしんどいものだから、素直な自分を意識してみてほしい。

うれしい、おいしい、たのしい。素直に感情を出して、思ったのと違うようなことが起きたらそれを素直に表現する。気持ちを試して「そんなことないよ」待ちの問答は息苦しいだけだ。

ちなみにケビ子は猪突猛進で夫に突進し、「ゴールポストが動いてきた」と言われるほど積極的だったので、ブルーになる暇がなかったっす。