お悩み相談は1回お休みして、今回は先日開催したアラフォー婚活セミナーについてレポートします。
セミナー概要
【開催日時】
2025年5月31日(土)東京会場 参加者31名
2025年6月7日(土)大阪会場 参加者26名
【セミナー目的】
日ごろの孤独な婚活を癒すチアアップの場
【セミナー目次】
・人生100年時代といわれているけど
・結婚はしたほうがいいのか、なんなのか
・私たちはなぜ結婚できないのか
・アラフォー女性の強みとは
・婚活中にあれほどこだわったのに結婚したらどうでもよかったこと
セミナー開催の経緯
アラフォー婚活の相談数が過去半年と比較して増加傾向にあることと平日毎日発信中の音声配信Voicyに具体的に教えてほしいポイントについてリクエストがあることから、セミナーを実施することにした。
早速インスタのストーリーズで婚活セミナーについてアンケートを実施したところ、約300名から参加希望との回答。日程や場所等の現実問題を考慮して実際に参加できるのは1割前後と見積もり、ケビ子のフォロワー所在地の多さから場所を選定し、東京と大阪で開催することに決めた。
セミナーの目的はチアアップ
アラフォー以上の婚活は孤独でかつ苦労の連続だ。自分自身の経験からも「私が悪いんじゃない、条件が合わないだけだ」とわかっていても落ち込み、婚活をすればするほど自分には価値がないと思う日々があった。
おそらく現在婚活中のかたも思いどおりに進まないことから多かれ少なかれ同じような気持ちでおっかなびっくり手探りしながらの活動となっていることが想像できる。
お節介ながらこのセミナーを通じて少しでも元気になってくれたらと願いを込めて客観的なデータと市場の傾向を伝える内容にした。
60代の参加希望者も
婚活セミナーと銘打ったが、これから婚活をするので話を聞きたい、今は婚活をしていないが話を聞いてみたい、既婚だけどケビ子の夫婦関係の話が聞きたいという申込みもあった。
結果としてアラフォーばかりではなく、中には50代の参加者も複数いた。
申込はなかったが60代からも参加希望のメッセージをいただいた。大人世代の婚活、みんな悩んでいる!
発信の向こう側にいる女性像
アラフォー婚活を発信する中で、スピードがとても大事だと伝えている。それほどに女性の年齢はいわゆる婚活というプロフィールやデータありきの出会いでは不利になるのが現実だからだ。
経験に伴い苦労を知って意見を持つ女性が生涯のパートナーを選ぼうと思ったらやはり簡単ではないが、考え方のヒントをひとつでも提供できたらあとは自分なりに咀嚼できるかたが多いだろう。
東京セミナー
当日は土砂降りの雨。それでも時間どおりに開始でき、設営や受付も手伝っていただきながらスムーズに進んだ。
質疑応答が活発で、手をあげてくださるかたが多く積極的な印象。
申込時に「婚活を開始したいが何をしたらいいのかわからない」「婚活をしたいが仕事と趣味に追われて何も行動できていない」等、自分なりの課題を記載して申し込みをされるかたがほとんでした。

主な質問:
・婚活で会った人に言いにくいことを伝えるタイミングと言い方
・プロフィールに自分で優しいと書いている人とどう接したらいいか
・どう婚活を始めたらいいかわからない
・パートナーはいるが結婚したほうがいいのかわからない 等
大阪セミナー
実家暮らしのかたも多く、日常に不便を感じずらいことから年を重ねてしまったかたが多い印象でした。
大阪セミナーには大阪、京都、奈良、兵庫、三重、福岡!からご参加いただいた。
しかし写真を撮りながら1対1でお話しすると想いがあふれるという「どやさ」とは真逆の皆さまに大変新鮮な驚きとともに感動があった。またセミナーが終わった後にDMで質問やご意見を個別に寄せてくださった。
「皆さんの前で恥ずかしくて手をあげられなかった」と。
ケビ子「……怖かった!」

私のイメージする大阪の女性像
コシノ三姉妹、上沼恵美子、吉本新喜劇のやすえ姉さん。
こうしたあっけらかんとした明るくはっきりと意見を言うタイプの参加者が集まるだろうと想像していたが、まったく違った。
婚活の地域差を知る
居住環境や年収、成婚者の出会い方、関西の男性が求める女性像等のデータを調べてみたところ、東京とは明確な差があった。
実家暮らしが多く、求めるパートナー像が家庭重視の男性が多いといったデータが出てきた。
逆に言えばこのあたりが十分アピール材料にもなるわけだから、話し方を工夫した。
またアラフォー以上の成婚率の高さが大阪では全国平均と比較して突出しており、ただしく婚活すればチャンスはあるぞとうれしい気持ちで励まし合った。
東京・大阪セミナー受講者の感想
☺「話を聞けてよかったです。気持ちを前向きに自分を労わりながら頑張っていきたいと思います」
☺「婚活に限らずとにかくいろいろやる気が出ました」
☺「パートナーとの関係構築と維持の考え方について新たな視点が追加されました」
☺「行動を起こすことが大事と言われて、人見知りの自分が勇気をもって参加申し込みをしたことがこれからの折り返しの人生によい影響を与えるような気がしてワクワクしています」
☺「前向きな気持ちになれました」
☺「自分にあてはめて考えるきっかけになった」
☺「人にはなかなか聞けない話が聞けた」
☺「アラフォー女子にもいいところがたくさんあってうれしかった」
☺「大充実のセミナーだった」 等
アラフォー婚活セミナーを開催しての学び
アラフォー婚活セミナーと銘打って開催したものの、実際はアラフィフ、既婚者もコミュニケーションを学びたいというご意見が多かった。なかには離婚協議中で今の自分を変えるきっかけが欲しいと参加してくださったかたもいる。
次回以降の開催では年齢と属性をきっちりわけて参加者プロフィールに応じた内容に絞るか、広く募集してチアアップできる内容にするかを検討していきたい。
内容については、昨今のコンプライアンスに厳しい社会でSNSでの発信では言いにくいことをオフラインのセミナーだからこそ率直に話をした。女性や男性といった役割の話から福祉としての結婚等、思いきって話をしたが参加者も共感してくれた様子がフリートーク等でうかがえた。
ケビ子自身が婚活をしていた約10年前は40代で婚活をしていると「まだ結婚したいの?」と言われたものだが、ここ数年ではそうしたムードも緩和されているしアラフォー婚活という言葉も定着していると感じる。だからこそ駆け込み寺的な相談場所の需要はますます高まっている。
マリソルオンラインのお悩み相談もさらなる積極的活用を推進したいのと、過去のお悩み相談も自分の悩みに似たケースをすぐに探せるようなエンジンがあってもよさそうだ。またご相談者が後日成婚した等の報告をくださることがあるが、ご本人の了解が得られたら追記したい。
今回は第1回として孤独な婚活の息抜きとチアアップを主眼に気持ちの切り替え方や市場の傾向をお伝えした。さらには行動することで人生に風を吹かせてみよう、風が吹くと何かが作用するから自分の影響力を信じてみよう。そのようなメッセージでセミナーを閉じた。
そういう思いを強く感じたセミナーとなった。

カモチ ケビ子
仕事で培ったフットワークと屁理屈と知恵をフル活用してゴールイン。奴さん(夫)は夢見る世話焼きロマンチスト。Instagram(@kbandkbandkb)音声配信アプリVoicy でもアラフォー婚活に役立つ情報を配信しています!
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